11月のTODOリストがカレンダーに色々書かれている。。。
・稲刈り、脱穀、芋堀り、えんどう種まき、空豆種まき、玉ねぎ移植、各種間引き、他にも・・・
が、稲刈り以外まだどれもまともに完了していない。。。
息子の保育園に父子通園したり、突風で小学生たちのハザが倒れたり、いきなり高熱が出て寝込んだり、なんだかんだと理由は色々あるが、結局はいつもの通り見通しが甘いだけ。
しかたがないので、今日は赤目の実習日だったけれどお休み。
まぁなんとかなるよなぁと、たいして焦らずに今日は田圃の草刈りと裸麦のばら播きを楽しんだ。
来年の6月には息子と保育園の子たちでここで穂刈りができると楽しいだろうなぁ。と想像しながら。
地球は温暖化してるそうなので毎年少しづつ作業が遅れても間に合うでしょ。
なんて適当なことを考える右右脳の自分であった。
稲刈り終わりました
手伝ってくれたみなさんありがとうございました。
無事稲刈りがほとんど終わりました。
(超晩生のナガランド米だけはまだ残してありますが、、、)
さて、今回の稲刈りにおける自分的大ニュースは、彼が亡骸の層に加わったことです。
昨年の稲刈りで初めて出会い、今年の麦刈りの時にもお目にかかっていたので、稲刈りの時にもきっと会えると楽しみにしていました。
ですが先月中頃の小学生の稲刈り(うちの田圃の隣では小学生が総合学習で稲作をしています)の時に、腹部に致命傷を負った彼を小学生が見つけてとりかこんでいました。
自分はかなりショックだったのですが、とりあえず平静を装ってそっと彼を抱え自分の田圃に入れて、枯れ草をかけておきました。
今日の稲刈りの時に見つけた彼は骨と化して、田圃の中で巡り始めていました。
通販はしない
通販はしない。
そう決めて始めたんだ。
忘れてたこと今日思い出せたよ。
ありがとう。
戒めのメール記しておきます。
かぎしっぽ仲間の伊藤あつきです。
お世話になります。
返信メールありがとうざいます。
メールを読んでじっくり考えたのですが、今のかぎしっぽ農園では●●さんの期待に応えられないと思います。
まず小麦粉の件ですが今年はもう無理です。ごめんなさい。
××の所で私の方からお話をさせて頂いておきながら、本当に申し訳ないです。今年は自給分についても足りないのです。勘弁してください。
次に近辺で育った野菜+果物についての同梱は行いません。
近辺から調達して手数料を上乗せして同梱販売することは、かぎしっぽ農園が今やるべきことでは無いと考えます。
また、そういったことを行う仲間もまだこの地にはおりません。
このままでは双方にとって不幸なため、今後の代引き販売はストップさせて頂きたいです。
自分は本当の世界がある小さな農園を目指してかぎしっぽ農園を始めました。
その時考えていたことが3つあります。
・基本は自給(その先に仲間の食料生産と販売がある)
・宣伝はしない(必要な人とは必要な時に必ず縁がもらえる)
・通販もしない(自分たちで持って行けたり取りに来れる範囲で消費する)
実は今回、上記の考えを破って代引き販売を試みたのです。
●●さんと直接お話をして断りきれなくなってしまったところもあります。
自分の性格の悪いところです。申し訳ありませんでした。
やると一度約束したからには続けようと思ってましたが、やはり心に何かひっかかっていました。
また、たった1回だけでしたが、通販というものを実際にやらせて頂いて、その無駄や問題点も実際に体験させて頂きました。
●●さん、良い経験を本当にありがとうございます。
実は、先週に一家族、また今日も別の家族の方が野菜を分けて欲しいと言って直接我が家に来てくれました。
今日の方はこれまで縁あって2,3度農園に見学に来てくれた方だったのですが、
『普通の無農薬の野菜ではなく、かぎしっぽ農園の野菜が食べたい。』とまで言ってくれました。
涙が出そうでした。
ですが今の私の農園ではまだそういって頂いた方たちに充分に野菜をお分けすることが出来るだけの収穫を得られていません。そんな自分が不甲斐なくなりました。
そして、自分が最初に考えていた3つの項目の意味を思い出しました。
もっとしっかり本当の農をしなくてはと思い直しました。
自分の考えを言葉にするのは難しいです。
このメールの言葉の先にある私の真意が正しく伝わりますように。
ありがとうございます。
稲穂
田植え後一カ月
なんだか本当に慌ただしく久しぶりの記事になってしまいました。
早速田植え後一カ月の田圃の写真です。
こちらは自然農一年目の田圃。
昨年は小学生が慣行農法で大豊作だった田圃です。
冬に荒起こしをしてあった状態からスタートしました。
田植え後2週間目に一度除草に入ったのですが、もうすでにこの状態です。
一方こちらは自然農二年目の田圃。
何年もトラクターで起こされて草を抑え続けられていた田圃を昨年春から自然農でやっています。
昨年は裏作で裸麦と小麦を作りました。
麦は株を長めに残して刈り取り、田植え時には踏み倒しながら田植えしました。
麦の亡骸が見事に他の夏草を抑えています。
こちらの田圃は田植えの後一回も除草に入っていません。
この先もチョコチョコと草を抑えるだけでどうにかなりそうです。
すごくありがたいです。
で、収穫した小麦なんですが脱穀も済みまして毎日食べています。
小麦はやっぱり粉にひいて使います。
高かったんですがどうしても欲しくてオーストリア製の製粉機を手に入れました。
これでゴリゴリゴリゴリとひたすらひきます。
ひいた小麦はふすま入り全粒粉のままホームベーカリーに放り込み、
塩と水と少しのバターを入れ、ドライイーストをセットしてフランスパンコースで焼きます。
こねが始まるとこんな写真の状態になります。
フランスパンコースは7時間もかかるんですが焼き上がるとこんな感じです。
うちの小麦のメインは農林61号です。うどん向きの中力粉なので膨らみはこの程度です。
思いっきり重たいハードパンです。
切り口はこんな感じ。
このパンをできるだけ薄切りにしてカリカリに焼いて食べるのが最近の我が家の朝の定番になりました。
このホームベーカリー実は頂きものなんです。
大活躍してます。Hさんありがとう。
田植え開始
モンシロ天国
今日は花特集です。
まずはじゃが芋「アンデスレッド」。
芋だけでなく花も赤がかかってます。
クッキングトマト「なつのこま」。
美味しい自家製トマトソースをつくるんですよ。
すごく期待してる品種です。
人参「黒田五寸」。
冬に作った人参で形の気に入ったものを植え直して咲かせています。
種取りをします。
春菊。
これも種取り用です。
名前の通り春の菊の花ですね。
トマト「メニーナ」。
露地栽培向け生食用のトマトです。
自然農法の種子で購入したものです。
交配種のブロッコリー。
交配種ですが種取り用に咲かせています。
たくさん種をとってブロッコリースプラウトでも作ってみようかと思ってます。
最後はコリアンダー(パクチー)。
この花のそばではあの独特の香りがします。
アジアンチックです。
麦秋
久しぶりの太陽を受け麦が色づいてきました。
左から農林61号、岐阜モチ裸麦、鴻巣25号です。
もうそろそろ麦刈りの予定を立てないといけないです。
来週、再来週あたりに晴天が長く続きそうな日があると良いのですが。どうでしょうか。
さて、てゅんてゅん爆撃隊にやられていた苗床ですが、無事発芽しすくすく成長中です。
手前側1/3は噂のナガランド米(松本さんありがとう)です。
今回はこの1m×4m程度の苗床を全部で7つ作成しています。
そのどれもがこんな感じで上手く発芽しました。
あとは去年のように草に飲み込まれないよう気をつけないと。
田植えは6月中旬以降を予定してます。
かぎしっぽ農園営業部長活躍
チュンチュン爆撃隊
先月作ったお米の苗床です。
今年は苗床を作った後に雨が少ないので、まだ発芽していないのは問題ないのですが、、、
苗床が小さな爆弾を落としたように荒れています。
この荒れ方、もみがらの散らかり具合、、、
やつらです。チュンチュン(アキオ語で雀のこと)です。
今年の苗床は見た目を格好良くするのと手間を省くために不織布やネットでの雀対策をやめて、
糸を張っただけで防いでやろうと試してみたのですが見事にやられました。
今日は本当は他の野菜を種まきをしたかったのですが仕方ありません。
結局、苗床のやられた所を直して籾を追加まきし、
くやしいですが不織布やネットによる雀対策を一部施しました。
さらにタップリと水まきして発芽を促しておきました。
無事に苗は育ってくれるでしょうか。