娘のディスレクシアの記事について、ブログやSNSでいろんな方がご紹介くださいました。
ほんとうにありがとうございました。
ディスレクシアだけでなく、身体を動かすのが苦手なディスプラキシアや、計算が苦手なディスカリキュアなどもあります。
努力をしていない、のではなくて、それが生まれつきちょっと苦手なんだ、ということを、親も学校の先生も認めて、その子に合った指導ができたら、不要な劣等感も持たずに済むと思いますので、いろんな方に知って欲しいなぁ、と思います。
ですので、ブログやSNSでご紹介くださるのはとてもありがたいと感謝しています。
俳優の堺雅人さんがディスカリキュアっぽいという記事もありますが、有名人でも学習障害っぽい人はたくさんいらっしゃいますよね。
そして、私も若干そのケはあるかも、と思います。
計算ができなくはないのですが、子供の頃から苦手というか、人より時間がかかっていました。
そして左右がすぐに分からなくなります。
私も「左」「右」と言われると、一瞬分からなくなるので、「あっち」「こっち」と言ってもらう方がうんと楽なんです。
人に言わないだけど、そういう人ってそこそこ居るような気がします。
(そうそう!以前ツイッターで流れてきたんですけど、左右がパッと分からない人は「エロ」で分かるよ、書いてありました。左右だからエロ。左はエ、右はロ。だからエロ!)
また、のび太は運動がとても苦手ですがあやとりの名人なので、たとえディスプラキシアだとしても「全身運動(粗大運動)」の方の協調がスムーズではないけれども、「微細運動」の方は大丈夫なタイプなんだろうな、と思います。
こういうどっちかだけ苦手だと、ディスプラキシアだと思われないことも多いかもしれません。
「体育が苦手なんだねー。」「縄跳び下手だねー。」「よく転ぶねー。」で、済んでしまうことも多い気がします。
そして、「目」も重要で、視力は良いけれども「視覚機能」が少し弱いと、学習障害になることもあるそうです。
視力が良いと気づきにくいですよねぇぇぇ。
でも、うちの娘もちょっと弱いなー、と感じてるんですが、日常生活で「お前、見えてないだろー。」って思うことが昔からちょいちょいあったのです。
物を探すのが下手なんです。
ざっくり言えば視野が狭いんでしょうね。
視空間認知がちょっと弱そうです。
ちなみに私は視力も弱いですが、動体視力が弱いといいますか、瞬間視が弱いので、それで車の運転が苦手なのです。
(自分が車の運転は苦手だと思っているので、安全運転を心がけております。)
生まれつきお腹がめっちゃ丈夫な人もいれば、お腹がとても弱い人もいますし、
それと同じで、脳と身体の連携でちょっと弱い部分があるというのは、実はよくあることなんじゃないかなー、と思います。
お腹が弱いからこそ健康に気をつけていたら、とても長生きした……ということだってありますし、自分の弱点もひっくり返ることだってありますから、余計な劣等感だけは持つことがないように、と特に子供たちには望みます。
★★★
さて。
話は変わりまして。
月子さんがこんな記事を今朝アップしていました。
http://tsukinohitorigoto922.blog.fc2.com/blog-entry-29.html
へぇぇぇぇ~、と、とても興味深く読んでおりました。
実はアドバイスをした友人というのが私でして、
彼女がこういうのあまりやりたがらないと知っていたのですが、
「私のこの記事みたいなワークをやってみたらー?」と薦めてみたのです。
この記事というのが、コレです。
http://smalltamiel.blog82.fc2.com/blog-entry-545.html
この記事を読んでいただければ分かりますが、私は「インナーチャイルド」とは言っていません。
「インナーセルフ」言っています。
しかし、そこでじぇいど♪さんと、「過去世・上のヒト」の問題を見つけて癒していこうとするだけじゃなくて、
やはり「上」と「下(現実世界の自分)」は等価なので、インナーセルフのワークで「上(過去世)」の自分(の状態や問題)を再発見して癒していくことと同時に、リアルの自分の中にある今生で抱えて隠してしまった傷や感情や想い……を丁寧に見いだしていくことが大切だよね、ということを話し、そのうえでさらなるワークの方法をじぇいど♪さんに教えてもらったので、それに従ってワークをしてみました。
でも、彼女の中では「インナーチャイルド」と変換されていたようなのです。
これがまずとても興味深いなー、と思いました。
でも、無意識にインナーチャイルドだと思いこんで読んでしまう方って、結構いらっしゃるんじゃないかな?とも思いました。
そして、この記事なんですが
http://smalltamiel.blog82.fc2.com/blog-entry-8.html
初めてタミエルと会ったのがこの時のワークだったのですけど、
この時に、守護獣として豹が出てきてるんですが、これも私のインナーセルフの一側面なんじゃないかなぁ、と思っているのです。
なので、インナーセルフに動物が出てくるというのも不思議ではないのですが、
インナーチャイルドの抵抗が強すぎて前に進めない場合に、あえて動物に置き換えるというのもあるのか、と実に興味深く月子さんの記事にあったリンク先を読ませてもらいました。
私のオカンは、おそらくかなり深く傷ついたインナーチャイルドが存在していたと思います。
アレがよく暴れていたんだろうな、と今ではそんなふうに感じます。
そして、暴れるアレにちょいちょい我々子供たちは翻弄されていました。
傷つけられることもありました。
しかし、オカンの母親である祖母が亡くなってから、オカンは「すべて許せた。」と言いました。
かなりの葛藤があったはずなのですが、すべて許せたそうです。
まるで憑き物が落ちたように許せたのだそうです。
そして、その言葉をオカンから聞いた途端に、私の中に残っていた確執もすーっと消えたのでした。
インナーセルフ、その中のインナーチャイルドを癒すためのワークをあえて無理やりする必要は無いと言えば無いです。
人生の何かの大きなイベントの時に、インナーチャイルドが劇的に癒されるように魂が設定しているかもしれないからです。
または、それこそもっともっと深いところの魂の傷とリンクしていて、ちょっとやそっとじゃガチガチになったものを解消できないので、何年も何十年もかけて徐々に順序よくハイヤーセルフの采配によって、そのプロセスを歩ませれてるのかもしれないですしね。
なので、どうするのが正解なのか、なんて分かりませんけど、
生き辛さをずっと感じているとか、よくよく考えてみると同じことを繰り返しているとか、そういうことから抜け出したいと思っているのなら、インナーセルフのイメージワークをしてみるのも悪くないかと思います。
鏡に何が映るのか、を、勇気を出して観てみるといいんじゃないか、と思います。
(もしもまだ準備ができてないなら、当たり障りのない姿しか映らないと思います。)
あ。
ちなみに、なんですが。
私がまだ子供を生む前で、名古屋に住んでた時に初めてヒプノセラピーを受けまして、
その時にインナーチャイルドが出てきたんですが、小さい私は三つ編みをしていて、誰か(←今から思うとアレはタミエル!)に抱っこしてもらって、草原の彼方の地平線をワクワクするような気持ちで指さしていました。
とても子供らしい溌剌とした感じのインナーチャイルドでした。
なので、私のインナーチャイルドには問題がないね、とセラピストさんに言われまして、私もそうなのかと思っていたのですが、
じゃあ、子供の頃の心の傷が全くないのかというと、そんなことは無くて、
以前にも書きましたが、6歳くらいの女の子がお母さんに甘えてる姿を直視できない、というのが、心療内科に通ってる頃に顕著に出ていました。
今から思うとですね、
確かに私のインナーチャイルドは、ヒプノセラピーで出てきたような姿に象徴されるような面も強くあるのです。
けれども、傷ついて怒りやすいオカンのインナーチャイルドの影響も同時に持っていたのだと思います。
ただそれは、ほんとうに「影」のようなもので、私自身のエネルギーではないといいますか、厳密には私自身のものではなかったから、姿を現すことが無かったんじゃないか、と思っています。
だから、オカンの中のインナーチャイルドが癒されたと同時に、私の中からもその影が消えたのだと思います。
と。
今日はゆりえさん(←死んだ祖母)の誕生日だったので、書いてみました。
キムタクと同じ誕生日なのよねん。