朝日に照らされた富士山と、輝く一番星と。

21日と23日に愛知県の東の端っこの方から名古屋までライブに行き、
そしてまた中1日で、クリスマスの今日は家族4人で、川崎市の藤子・F・不二雄ミュージアムに行ってきました。
(私も元気になったもんだ!ひゃっほー。)
……車で、です。
片道3時間の移動です。
長距離ドライブです。
おとーちゃんがそんなに長距離運転が苦じゃない人なので、当然のごとく全部お任せでした。
それも日帰りです。
うはー。
息子が3年生になってからずーっとドラえもんが好きで、4年生になってさらに理解力がついてきて、マンガもアニメもしっかり内容を理解して楽しんでいるんですね。
そんな息子が、ずっと行きたい行きたいと言っていたので、とうとうおとーちゃんが連れてってやるよ、と予約をしてチケットを購入したのでした。
おとーちゃんのこういう親馬鹿なところはとても素晴らしいと思っております。おかーちゃんは。
てのも、
うちのオヤジさんは仕事が忙しかったのもあるんですが、あまり子供とどこかに出かけるということが得意ではなかったんです。
いえね、我々子供たちのことはしっかり愛していてくれていたんですけどね、ただまぁ、昔の男性ですしね、育った環境とかも考えますとね、仕方がないよね、って思います。
なので、お盆に琵琶湖の近くのおじーちゃんのお家に行くくらいなものでして、
そんなもんだったので、私は中3の修学旅行で初めて富士山や海を見たくらいでした。
ですから、
中3で初めて富士山を見た時の感動は忘れられません。
真っ青な快晴の中の富士山は、それはそれは大きくて美しくて、圧倒されました。
大人になってから、
初めて富士山の近くに行った時に、キレイに富士山が見れたなら、それは富士山に歓迎されてるんだよ、
という話を耳にして、
じゃあ私は富士山に歓迎されてんるだ~、とすごく喜んでいたら……新入社員の時に沼津に転勤になり、5年半も富士山の近くで暮らすことになっちゃいましたからねぇぇ。
1カ月前に、友人たちと東京に行った時は、おしゃべりに夢中だったので新幹線の中から富士山を見ていなかったんですが、
今日は車なので、ばっちり見えました。
朝のまだ暗いうちから出発したので、少しずつ空が明るくなって行き、富士山が見える頃は朝日に照らされていました。
富士山
何年かぶりに見た富士山も、快晴の中の、美しい姿でした。
そして、
子供たちは今日初めて富士山を見ました。
子供たちも富士山に歓迎されているんだなぁ、と嬉しくなりました。
さて。
ミュージアムで楽しんでお買い物もして、
午後になって割とすぐに岐路につきました。
家で猫が待ってるのでね、なるべく早く帰ってあげたかったのです。
でも、日没も早い時期ですから、静岡の西の方まで来た頃にはどんどん空が暗さを増してきました。
すると、西に向かっているので、一番星がよく見えたのです。
雲の少ない空に、これまた美しい一番星が輝いていました。
子供たちはずーっと車内でもドラえもんのDVDを見ていたのですが、
私は関ジャニ∞の歌をイヤフォンでずーっと聴いていました。
かなり空の色が濃くなってきた頃、
それに比例して、一番星の輝きが増していった時、
「涙の答え」という歌になりました。
この歌の中に、「一番星」が出てきます。
一番星のような大切な人がこの世界からいなくなったけれど、そんな世界でもぼくは生きていくよ、という歌です。
これがですねぇ…。
なんともまぁ、私の上のヒトのエピソードにもばっちり当てはまるのです。
なので、美しい一番星を見ながら、この歌を聴いていたら、そりゃもー自動的にぐっときてしまいます。
と、胸にぐっとくるものを抱えながら、ふと、
「ああ、あれって金星だよねぇ…。金星って今、逆行を始めたところなんだよねぇ。」
と思い出しました。
それで、なにげに音楽を聴いていたスマホの中にある天文のアプリを起動し、真ん前の一番星に向けてみたところ、
山羊座の近くにあると表示されました。
あ。
そうだった。
山羊座にいたんだ。
ちなみに、占いの「星座」は厳密には黄道を12分割にした○○宮というものなので、夜空に見える星座の位置と今はズレてきているんですが、山羊座の後ろの度数に現在いる金星はたまたま夜空の山羊座の近くにいたのです。
太陽が山羊座の私。
太陽が冬至から山羊座に戻ってきたばかりです。
お誕生月です。
石井ゆかりさんの週報でもこんなこと書かれいます。
http://st.sakura.ne.jp/~iyukari/week/weekly20131223.html#capricorn
目の前の一番星は、山羊座で逆行している「美や愛の星」金星だったのです。
耳には「涙の答え」がずっと流れてきています。
長い間ずっと失われていた愛が、あなたのところに戻ってきたんだよ
と、言われてるように思えました。
ファウのパートナーを感知できるようになったのは……もう4~5年前のことです。
それから、2年ほど前からやっとタミエルの親友と星の名前を持つ弟のような人が分かるようになり、
今年の後半になってから、ファウを大切に育ててくれた人が分かるようになりました。
彼らは、魂としての私だけじゃなく、この肉体の私をも深く愛してくれているんだ、ということが、さまざまなことを通して、ようやく……ほんとにようやく実感できるようになってきました。
なので、ほんとにやっと「愛が戻ってきた」と言えるのかもしれないなぁ……と、思ったら、ぽろぽろと涙が零れました。
そんなわけで。
美しい富士山に久しぶりにご挨拶することができ、
美しい金星には大切なことを教えてもらい、
おかーちゃん的にはなんだか、子供たちのドラえもん祭りとは別のところで、ある種のお祭みたいになった1日でした。

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