今、我が家でヘビロテされております。
「たすけてドラえもん」
http://www.youtube.com/watch?v=VM_nAa5j3jw
ぜひとも聴いてください。
私はのび太が好きじゃありませんでした。
子供の頃からずーっと。
すぐに「ドラえもーーん!」と泣きつくところがほんっとにイライラしちゃって、なんだこの男子は?ってなもんです。
この歌の中でものび太は、自分は何もできない、自分をどんどんキライになっちゃう、と言ってますが、
それを聞いていて、「のび太だからな。」と子供の頃の私なら思ったでしょうけど、今の自分にはちょっとばかり胸がチクっとしました。
まだ20代の頃だったかな。
冗談で弟が私のことを「役立たず~。」と言いました。
もちろんこちらも冗談で「なんだとー?!」と切り返しましたが、妙に「役立たず」という言葉に反応している自分がいました。
「何もできない」
というのは、私にとっては恐ろしいことでもあるような気がします。
どんなことでも「できる」か「できない」かの違いは、ものすご~く大きいと、意識的にも無意識的にも思ってる自分がずっといるのです。
で。
昨日ですが、本屋でつい買ってしまいました。
鏡リュウジさんの2014年の山羊座という占い本です。
その中に、
「どんな小さい部品でもその役割がきちんと機能していて、トータルで見たときに、細部まで完璧に作り上げられているような社会に生きるのが山羊座の夢。」
「だから自分がこの社会の中で、重要な役割を果たせるようになりたいと願うのです。自分を生かせる道をいつも探していて、それが見つかるまでの間は、あらゆるものに興味を示します。」
とあり、正直なところ苦笑いをするしかありませんでした。
そりゃ、のび太が好かんわけだー。
でもね。
「勝ち負けばかりの世界」で、知的障害者である息子を授かったというのは、そんな山羊座の女な私にとっては、ものすごーいインパクトになってます。
人生って面白いもんですなぁ。
そんな息子が先日10歳になりました。
息子、今日も19時からのドラえもんを楽しみにしております。
ドラえもーーーーん!
二十年ほど前に、「役立たず」と言ってたみえさんの心に傷を負わせてしまい、申し訳ありませんでした。[絵文字:v-12]
お詫びのしようもございません……。
このブログを読んで、母親譲りの『無意識のうちに発した言葉で、悪気なく人を傷つける』という、わたくしの特徴(欠点?)が暴発・暴走しないよう、心がけていこうと、今更ながら、思いました。
すぐに忘れてしまうかもしれませんが……。
いや、傷ついたわけじゃないんだよ。
冗談だって分かってるし、私も冗談で「なんだとー?」って返してたくらいだし。
ただ、傷ついたのとは違って、なにかひっかかっりがあったのさ。その言葉に。
で、なんでかなー?と思ったら……会社に入って仕事してるうちに、ああなるほどね…って自分の中の模様が見えてきた、ってワケなのだ。
だから、気にすることないよー。
けど、その心がけはとても大切だよね。私のことは関係なく、さ。
> 二十年ほど前に、「役立たず」と言ってたみえさんの心に傷を負わせてしまい、申し訳ありませんでした。[絵文字:v-12]
> お詫びのしようもございません……。
> このブログを読んで、母親譲りの『無意識のうちに発した言葉で、悪気なく人を傷つける』という、わたくしの特徴(欠点?)が暴発・暴走しないよう、心がけていこうと、今更ながら、思いました。
> すぐに忘れてしまうかもしれませんが……。