先輩の奥さんが少々自虐的になっていました。
初めての子育てをしながら、主婦の仕事もして、お仕事にも復帰して……となれば、そりゃ上手く行かない方が普通じゃないか?と、私なんぞは思うんだけど、そこはなかなか客観的にはなれんものなんでしょう。
こうあるべき、という観念だけが先走るんですな。
と、かく言う私も、よくひろころさんに『ほどよく適当にやっていればいいよ。いろんな人の手を素直に借りるといいよ。』と、掲示板などで励ましてもらっていました。
みんなそれぞれの形で通る道なんだなぁ、と思いました。
それまでは、全て自分に返ってくるだけだったのに、子育てがスタートすると、自分の不甲斐ない部分の多くが子どもへ反映されてしまうような感覚を持ってしまいました。
今だから言えるけど、アキオがダウン症だってことも多かれ少なかれ負荷となっていました。
アキオがかわいそうだとか、自分や家族がかわいそうだとかは少しも思わなかったけれど、ちっとも葛藤が無かったかと言えば、そんなわけはなく、それ相応の葛藤と日々向き合わなくてはなりませんでした。
かと言って、早期療育に熱心な親にはなれませんでした。
自分の葛藤を、「この子のためにできることを精一杯してあげよう。」という方向へ振り替えることは、何か自分自身を誤魔化しているような気がしたからです。
そうなんです。
自分をすっ飛ばして、『この子のため』とはなれなかったのです。
(それは、アキオに重篤な合併症もなく、元気に成長していってくれていたから、という大前提ありき、なのですが。)
それが良かったのか悪かったのかは、正直分かりません。
そんなわけで、自分のことがなかなか解決できずにいた私は、どこかで自分を不甲斐ないと感じていました。
その延長で「こんなお母ちゃんで、すまん。」と、つい思ってしまってました。
身体の調子を崩した20歳の頃からずーーーっと自分に対する不甲斐なさは感じていたので、「ああ、不甲斐ない。」とすぐに感じてしまう癖もついてはいましたけどね。
でも、やはり親としての不甲斐なさ、というのは初体験ですから、ちょっとたまらんなぁ、といった具合でした。
でも、自分を100点満点の親だと思ってる人なんて、ほとんどいないだろうし。
「あーあ。私ってダメ母…。」と、何度も落ち込むのが普通なんでしょうし。
親としての責任を感じているからこそ、のものなんでしょうし。(てことは、育児放棄するような親は自分をダメ親だとも思っていないのかな?)
こうやって親も成長していくってことなんですね。
それでもやっぱり、できれば自分を責めるのは止めた方がいいですね。
自分を責めるのは簡単だけど、自分を責める人は必ず自分以外の人も同じ強さで責めるから。
(海より深く反省……。)
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本文とは関係ないけど、運転中の息子。
お父ちゃんの軽トラの運転席に座るのが大好きなのですよ。
いやぁ。。。照れるなぁ。。。(@^^@)
って、誰も褒めてないよ。
(x_x)☆\(^^;)パコ!
私もね、『こんなお母ちゃんでゴメン』って、思うときもあるんだけどねぇ。。。結局は、『こんな母ちゃんだよ。ま、いいよね。よろしく!』って感じかな。
自分では、深~く悩んでるつもりなんだけど、どうも悩んでないような気もするのよねぇ。。。
ハードルが低いのかも。。。それに、誰かと比較するのも好きじゃないから、結局は、『私は私』で納得してしまうのだ。
そうそう、体調はどうですか?
そうなんですよね。『私は私』なんですよね。結局。
どうにもならんことも多々ありますしね。
体調は……本格的つわり突入となりました。
うえーん。