ソレは霧散してしまいましたが。


庭の草も、一気に春の草になってきています。
あの地震から5年ですね。
いろいろいろいろ思うことはありますが、あえて違うこと書きます。今日は。
と言いますか、メモみたいなものです。今日のは。
このところ、ちょっと今までと違う流れになっておりまして、
まずは、友人が『自分自身の自己評価と、他者の自分への評価に差がありすぎるために起こった話』をしてくれました。
それは、自分自身への評価が辛すぎた場合の話でした。
自分自身への評価が辛すぎるために、他人に褒められても、卑下でもなんでもなく、本心で「そんなわけない。」と否定してしまったり、
自分への評価が辛すぎるために、もっと努力しないといけないと頑張ることが、場合によってはイヤミに受け取られる……という気づきについてでした。
それを聞いて、「なるほど!」だったのです。
その話を聞く直前に、私自身も知り合いのところでヘッドマッサージを受けた時に同じようなことがあったのです。
マッサージをしてくれたセラピストさんが、「お肌のキメが細かくていいですね~♪」と褒めてくれたのでした。
反射的に
「いえいえ、毛穴はぱっかーんだし、シミだらけだし、アカンですよ~。」
と、本心から言いました。
でも、セラピストさんはお世辞じゃなくて、触り心地から私の肌のキメの細かさを感じて、本当に褒めてくれたのでした。
「あれ?このやりとり、前にもあったなー…。」
と、数年前の美容院でのやりとりを思い出しました。
若い美容師さんが洗髪をしてくれたのですが、その時に同じように褒めてくれたのでした。
でも、私は反射的にその言葉を否定してしまいました。
謙遜ではなくて、否定です。
しかしここで、たくさんの人の肌に触ってる人が言うんですから、お世辞も込みだとしても、間違いでも見当違いでもないのかー……、と、気がついたのでした。
私にとって、「綺麗な肌」というのは、横山裕くんのような白くて美しい肌のことを指すので、自分の肌は全然アカンと思っていました。(8TESTライブの時に彼を間近で見たんですけど、ほんっっっとに美しかったの~♪)
加齢に伴って毛穴はぱっこんぱっこん開いてるし、職場のストレスで吹き出物だらけになった時の残骸としてのシミもデカいのが何個もあります。
でも、確かに見た目に比べて触り心地は悪くないのです。私の肌は。
そうかー……。
評価基準があまりに高すぎて、自分への評価が辛口になりすぎてたのかもなー……。
と、思ったばかりだったのです。
なので、この時の正解は、
「ありがとうです~。自分ではアラばっかり気になってしまうんですけどね~。」
だったのかもなー、と考えてたところでした。
目標は高くてもいいのだけど、
評価基準があまりに高過ぎると、自分自身への評価がとても低くなり、他人からの評価とズレてしまう……というのも、やはりバランス的によろしくないのかもなー、と思ったのでした。
そしたらですね。
そこから目にするもの、耳に入るものに次々と「あれ???」となってきたのです。
たくさんありすぎるので具体的なことは割愛しますけど、「あれ???」の連続でした。
するとですよ。
昨日の夜、お風呂上がりの時に、不思議な感覚になったのでした。
不思議な感覚、としか言いようがありません。
ほんとうに体感というか……感覚として、通常の感覚ではない状態になりました。
変性意識状態の一種なのかもしれないですが、なんとも言葉にできない感覚・体感に包まれました。
それと同時に、
自分自身の肉体は完璧なのだ。
この肉体を含む自分自身を【真に】尊敬し愛すれば、【すべて】が正しく機能するんだ。
そしてそれは美しいものなのだ。

という「思考」がばこーーーんと出てきた………と言いますか、
普段の意識状態とは違った意識状態でもって「分かった」のでした。
ええ。
「分かった」のです。
そこに疑いも何もなく、それでしかあり得ないということが「分かる」というアレです。
しかし。
こーゆー「普段と違った感覚で、おそらく高次元の何かを掴んだ」ような体験あるあるなんですが、
その状態が過ぎ去ってしまい、普段の意識状態に戻ってしまうと、霧散するわけです。
「紛れもなくソレだと分かった」という感覚が。
なので、「そうだと分かった自分」を思い返してみても、それはまるで「こういう夢を見たなー。」というのと大差ない状態になってしまうのです。
本当にそうだと分かって、それを体現するにはほど遠く、いつもの自分に戻ってしまうわけです。
も少しキープできるといいなー、とは思うのですが、普段の意識状態じゃないとオカンとしてやってられないというのもありますしねー。
それに、霧散してしまったと言っても、「こんな夢を見たなー。」というのと同じようなうすーーーい感覚でしか残ってないにしても、
それを数秒でも体験して「分かった」だけでも凄いことだと思うので、
ついつい「普段の思考の癖」や「無意識にそうだと思い込んでる状態」でオートマティックに対応している自分自身に対して、
そうじゃないんだよ~、と言い聞かせよう、という気持ちになりました。
この肉体を含む自分自身を【真に】尊敬し愛すれば、【すべて】が正しく機能するんだよ、って。

“ソレは霧散してしまいましたが。” への4件の返信

  1. 私も周囲の方から頂く評価と自己評価が違いすぎて悩んだりしてました。
    正直なところ今も悩み中ではあるんですけど、悩んでも悩んでも答えが出てこなくて『答えなんて出ないもの』な気がしているところで(笑)。
    だいたい春になると毎年のように悩んでますので、花粉症みたいなものかなと(((^_^;)
    あー……でも、自己評価と全く違う評価をしてくださる方って、別の世界へ進むために手を引いてくださっているのかもって思うこともあるんです。
    自己評価と同じような評価をする人達としか付き合いがなかったら、同じ場所にずっといることになりそうで。
    だから、違う評価をしてくださる方と知り合えるってことは新しい世界への扉が開いたってことかなって思います(*^^*)

  2. たみえさん、素敵なお話をありがとうございました(^∇^)
    私事になるのですが、やはりこの気候の急激な変化により、自律神経が乱れたのでしょう、ものすごく体調が悪い日が続いていたんです。
    もう、毎日泣いていました。
    苦しくて、辛くて、悲しくて。
    ですが、このお話を読ませて頂いて、私も考えました。私は自分を大切にしてきたのだろうか?と。
    母親である以上、やはり子供の事に関してはきちんとしてやりたい、妻としても、ちゃんとしたい、また、娘としても年老いてきた両親を助けたい…。
    それは私の望みではあるけれど、体調の悪さをひた隠しにし、とんでもなく無理をしていたことにも気付いたんです。
    真に自分の体を尊敬などしていなかった。そんな風に考えたこともありませんでした。
    泣きながら叫んだ声は、私自身の声だったのだと、心の声だったのだと、思いました。
    たみえさん、今、私は毎日どんなに体調が悪くても自分をほめるようにしました。
    そして、感謝するようになりました。
    家族にも毎日毎日しつこいぐらいに(笑)ありがとうと伝えています。
    このお話を伝えて下さったこと、たみえさんにも本当に感謝しています‼ありがとうございます(*^^*)
    愚痴みたいになってしまってごめんなさい。たみえさんもご自愛くださいね(*^-^*)

  3. > あー……でも、自己評価と全く違う評価をしてくださる方って、別の世界へ進むために手を引いてくださっているのかもって思うこともあるんです。
    > 自己評価と同じような評価をする人達としか付き合いがなかったら、同じ場所にずっといることになりそうで。
    > だから、違う評価をしてくださる方と知り合えるってことは新しい世界への扉が開いたってことかなって思います(*^^*)
    それは前向きな解釈ですよね~♪
    そうやって解釈できれば、その評価を否定するだけに終わりませんよね~。

  4. しんどくて情けなくて辛くて毎日泣いてしまう、というの、分かります。
    私もそういう時ってありましたし、今は(年取って図々しくなって)そこまでじゃなくても、トホホと落ち込むことは多いです。
    さんまちゃんが「生きてるだけで丸儲け」って言ってましたけど、
    きっとそれは本当で、しんどくても生きてるだけで何かが「丸儲け」なんだと思います。
    しんどいのを我慢するのにほとほとつかれたので、それはなんとかしてくれーってよく(上に)文句言いますけどねぇぇぇ。
    なので、しんどくても自分の身体には感謝しようと思っとります。
    紫苑さんもご自愛くださいませ~♪

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