今朝は、珠乃さんがとても興味深い記事をリツイートで紹介してくれたので、
それを私もリツイートしたんですけど、
ツイッターやってない友人にも読ませてやれ、と、mixiのつぶやきにもURLを貼り付けておいたんです。
そしたら、案外コメントがつきまして、
それを読んでたら、あー、とアレコレ思ったので、忘れてしまわないうちにこっちにまとめておこうと思いまして、こうやって書いております。
まず、その記事というのがコレです。
「反社会性人格障害について」
http://miraimirai.blog.jp/archives/1032857946.html
人間ってのは森や海で1人っきりで生きてる動物ではなく、群れて生きてますよね。
この種にとっては、その方が生き残りやすかったからそうなったんだと思うんですが、
そういう生き方をしていくのに必要な能力が「社会性」で、それらは進化していくうちに獲得していったものだと思います。
それが、さまざまな感情や共感する力や想像力、そして言葉なんだろうと思います。
しかし、それらとて「脳」の機能であることには変わりなくて、
獲得してきた能力のうち、何かの拍子にそれの一部が欠落してしまった個体が生まれることもあって当然だと思うんです。
生まれつき腕が無いとか、そーゆーのと同じです。
もう少し言えば、その能力が欠落はしていないけど、一部の働きが弱い個体となると、欠落している個体より数は多くなるでしょうし、そういう場合は「個性」という範疇に納まるものなんだと思います。
ところで。
スピ的には、人間は「全なるもの」が「さまざまな経験をしたくて生み出した二元性の世界」の中で「さまざまな経験をしているキャラクター」みたいなものだ、と言われることが多いと思うのですが、
そうだとすると、もともとはなにもかもが満たされた存在だけれども、わざと欠落させて矮小化させた存在が人間…とも言えると思うのです。
でも、いろいろ制限をいっぱいかけた存在として生まれてきて、わざと「愛が足りない」とか「あれができない」「これができない」という状態にしておいて、それを経験してる……のだけど、
ある程度「これが普通の人間だよね」という平均値みたいなものもできあがっていますよね。
平均値内にある人でも、このいろいろな経験というのはえらいこっちゃなのに、社会性を形作ってる機能の一部が欠落してるとなると、人間として生きていくのが難しいに決まってますし、周囲の人も大変に決まってます。
ですから、当事者がこのような記事を書いてくれているというのは、とても意味のあることだと思います。
そいういう人を理解するという意味でも、欠落しているということの意味を考える上でも、そして大きな制限をかけて生まれてきた自分自身というもの捉え直す意味でも。
最近ですね、
人間なんでもアリなんだな、とすごーーーく思うんです。
近視眼的には「困った人の困った言動」はめっちゃ困るしイヤなんですけど、
なんでもアリで、この人はこーゆーのを選んで経験してるんだから、仕方がないかー……みたいな気持ちも同時に湧いてくるんです。
や、もちろんイヤなんで、そーゆー人のことは避けようとしますがね。
でもやっぱり、なんでもアリなんだと思います。
なんでもアリだからこそ、バリバリ制限つきの自分とがっつり向き合って、その時にベストだと思う選択をし続けるしか無いんだと思うのです。
でもって、「ベスト」を選択するためには、何をベストとするか、という基準が必要で、それを真面目に考え続けることができれば、そこそこいい塩梅に自分を育てていけるんじゃないか、と私は信じているんですけどね。
私はアレコレ劣等感を持ってますけど、それも制限だと思えば、逆に自分を面白いやつだと思えるよなー、って最近になって感じるようになりましたし~。
珠乃さんのパートナーは、女性の身体で生まれてきたけれど、心は男性でした。
そして、珠乃さんはそんな彼を愛したのでした。
大多数の在り方とはちょっとズレてるから、きっと2人ともいろんな葛藤を感じたと思うのです。
でもね、なんでもアリだから、それでいいんだろうなー、って思ったりしてます。
それは、セクシャルマイノリティーに対する理解云々ということじゃなくて、ただただ「それでいいんじゃね?」っていう感じです。
https://twitter.com/13tamano/status/615912401511149569
https://twitter.com/13tamano/status/615912566804459521
おっぱい、片乳分でいいから、あたしにも頂戴っ。
この人は「悲しみ」がインストールされていないようだけど、この記事を読むと、なぜ「慈悲」という言葉に「悲」という漢字が入っているのかが分かるよね、というやりとりをmixiのコメント欄でしていたのですが、あらためてしみじみ考えておりました。
そして、mixiのコメント欄での結論は、「お猫は尊い生き物」だということでした♪
これが尊い生き物であります。