一昨日は動物園日和のいいお天気でした。
お父ちゃんのお仕事がお休みだったので、みんなで動物園に行き楽しんできました。
その終盤。
同じ敷地内にある遊園地にも行き、観覧車に乗ることになりました。
私は高いところが苦手なので、できれば観覧車には乗りたくありませんでしたが、
子供たちがノリノリになってしまい、仕方がなく乗りました。
観覧車に乗り込むと、外から係員さんが扉が開かないように外からガチャンと金具を下ろしました。
よく分かりました。
確かに高所はダメなんですが、足元がしっかりしているところでは大丈夫なのです。
だから、景色そのものは楽しめました。
けれど、あの、ガチャンという音と、脱出できない状況というのが、どうにも苦手だったのです。
観覧車から降りると、それまで大丈夫だった体調が少しイマイチになってきました。
帰りの車の中で、「何が反応してるんかなー?」とぼーっとしつつもそんなことを思っていました。
すると、突然、石で囲まれた部屋と、重い扉のイメージが出てきました。
扉は、外側に閂があり、中から開けられないようになっています。
寒い寒い部屋。
私は幽閉され続けている女の子でした。
双子そのものが忌み嫌われたのか、男女の双子というのが忌み嫌われたのか、
私はその存在を隠されるかのように幽閉され続けていました。
衛生環境も良くありません。
そーゆー状況じゃ、そんなに長生きしてないだろうなー、病死しちゃっただろうなー、と肉体意識の私が思った途端、
女の子が剣で刺されて殺されるイメージが浮かびました。
片割れの男の子が成長し、彼女の存在を知った時に、殺すように命令したのでした。
なんでこんなイメージが見えるんだー??と、ぼけーっとしつつも不思議に思っていたら、
彼は、ファウの魂の片割れなんだ、とハッとしました。
マルデックでのことなのか、それよりうんと前なのか……。
とにかく、ファウの魂の片割れが、どんな理由かは分かりませんが、生まれながらに捕らえられ閉じ込められていたと。
最も近い人が、最も遠い。
そんな物語を立場を入れ換えて何度もなぞっているのか……。
さすがにちょっと切なくなりました。
そして、とにかく、彼女にむかって
「ありがとうね。あなたがそんな辛い人生をひきうけてくれて、ほんとうにありがとうね。」と伝え続けました。
すると、ちょっと調子が悪かった体調が、少し良くなってきました。
不思議なもんです。
どこかで、ファウのルーツである魂も大きく傷ついたんだろうなぁ…。
だから、やはり大きく傷ついた「ツインに刺された天使」の魂(タミエルの魂)と合わせて1つにしないと再生しなかったんだろうなぁ。
そして、まだ両方とも、魂の傷は癒えきってないように感じます。
なんとなくね。
タミエルは上でここんとこ引きこもりになってるしー。
ファウは仕事をガンガンしてるけど、たまに泣いてるしー。