ちょっと前に、かさねーさんが自身の日記のコメント欄で
私宛てに以下のコメントを書いてくれました。
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たみえる
日記読んでると実は分かってるな。と感じます。
根拠はない!
たみえるはスピ系じゃなかったんでしょうね、遠足までは。
大事なことは分かってるんだけど、スピ系の人が知ってたりやってきたりってことに少し疎いのかも。
そこもかわいかったりします。
けれどその目線がスピ慣れしたわたしたちにはない目線でいろんな人にも必要な目線なんですよ。
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確かにそうかもしれんです。
全然スピ系本を読んでなかったわけじゃないんですけど、30歳の頃までは、養老さんや河合のオッチャンの本を読む方が圧倒的に多かったし。
実家のオカンと弟1号は、昔から霊感が強くて、霊障もあったんで、「見えない世界」のことはある意味身近ではあったんですけど、スピ系かと言うとちょっと違うんでしょうなぁ。
…オカルト系?
というか、やっぱり「信心」とか「信仰」とか、そっち系ですね。
それに、スピリチュアリズムって言うと、やはり「シルバーバーチの霊言」だな、と私は思うんですね。
シルバーバーチの霊言を読んでると、五井先生の言ってることと表現が違うだけで、同じだよなー、って思います。
なので、結局は同じところを目指してるんだなー、と、ありきたりな結論に至ります。
でも、やっぱり私は「信仰」が芯にある道の方が、しっくりきます。
いろいろ思い出した過去世によると、何度も「宗教に対して少しハスに構えた人生」というのを経験してるんですが、それもまたここにやって来るための経験でもあったんでしょうね。
たとえば、スピ的な本やらブログに、よく「引き寄せの法則」が取り上げられてますが、あれについても、スピ的なアプローチだけでは消化不良になるんです。私は。
けれど、「信仰」が芯にある道では、すーっと納得できるんですね。
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◆果因説について◆ 西園寺 由佳
今回は、果因説について書かせていただきます。世の中の多くの人が因縁因果律を唱える中で、なぜ私たちは果因説を唱え、それを実行に移すことが出来るのでしょうか。
私が思うに、それは私たちが歩んできた真理のプロセスの中に、果因説が存在しているからなのです。
・真理へのプロセス
この世の中に、因縁因果や業生が存在することは確かなことであります。五井先生が「人間と真実の生き方」の中で書かれているように、「この世のなかのすべての苦悩は、人間の過去世から現在にいたる誤てる想念が、その運命と現われて消えてゆく時に起る姿」なのです。過去の思いが、結果となって現在に現われてくるのです。それをまず、事実として理解することから始まるのです。
しかし、それだけですと、消えてゆく姿が現われるたびに自分は業が多いのだとか、罪深いのだと、自分を責めがちになってしまいます。そこで五井先生は、もっと大きな真実を掴むよう、教えてくださいました。それは、私たちは本来、神と一つであるという真実です。だからこそ、五井先生は目の前に現われてくる苦悩はすべて消えてゆく姿であることを理解しなさい、それらは必ず消えてゆくのだ、と説かれたのです。そしていかなる思いも世界平和の祈りの中に入れてしまえば神と一つになるのだから、そこに身を委(ゆだ)ねなさいと。すると、自分の心が神の光やみ心と一つになり、自分の中から絶対なる愛や平和が現われ、神心が……自分の本心が開発されていくのです。そうすることによって、因縁因果の法則から離れていくことが出来るのです。神を掴み、神と一つとなり、業に把われず、すべては消えてゆく姿と理解した時に、私たちはまた進化を遂げるのです。
そしてこのシリーズでも書かせていただいたように、消えてゆく姿で世界平和の祈りを毎日続けていくことで、自分の意識も進化していくのです。自分の中に現われる苦しみも不安も、真理を掴み、自分自身を信じることによって克服できることを知るのです。そしてそのプロセスを経ることによって、我即神也、人類即神也の宣言文も印も、素直に受け入れることが出来、改めて確信をもって、私たちは神そのものであると宣言することが出来るようになるのです。
真理をまずは概念として理解する。次に、真理を体得するための実践法(祈り、印、マンダラ)をこなしていく。そのステップを通して自分の本心で真理を体感していくことが大切になってくるのです。そうすることによって、私たちはまた一歩、進化を遂げることが出来るのです。
そうすると、概念で愛や平和を掴むのではなく、概念で神の光やみ心と一つになるのではなく、自分自身の中で確かに鳴り響く真理を感じることが出来るようになります。自分は愛であり、平和であり、絶対なる神の光やみ心と一つであると感じるようになるのです。そのプロセスを経ることによって、初めて果因説の概念を知り、実践することが出来るのだと私は思います。
因縁因果の法則の中だけで生きつづけると、現在現われているものはすべて過去によって作られているという、その繰り返しのみです。そこから解脱(げだつ)できないと、いつまでも自らの過去を生きることになってしまいます。しかし、真理を掴み、実践していくと、自分は神と一つであるという事実を深く理解することが出来るようになります。消えてゆく姿を行ないつづけることによって、業からも解き放たれていくのです。本来神と一つであるということを掴むことが出来るのです。そして自由と創造力を神様から頂いている私たちは、自らの未来を創造し、現わしていく無限なる力と可能性を持っているということにも気づくようになります。
その力を現わしていくことが果因説であります。これもすべて法則なのです。その法則を理解するためにも、一つ一つのプロセスが重要になってくるのです。
・“より調和した世界へ”という想いが果因説の法則と響き合う
それらのプロセスを何も知らない人が果因説だけを掴み、「それなら自分は、自分の未来を描き求めることによって、それを実現できるのだな」と一生懸命自分の未来の姿を思い描いても、そう簡単には実現しません。なぜなら一連の真理のプロセスを歩んでいないと、自らの望む未来の姿が真理の法則に沿ったものではなく、そこから外れている可能性も大きいからです。
神と一つである姿を現わした時に、初めて自分が心から思い願うことを実現することが出来るのです。自分だけの幸せを望み、楽することを望み、利己的な考えで未来を望んでいても、そこに自らに内在する神の無限なる力は発揮されにくいはずです。
別にお金を望むことがいけないと言っているのではありません。病気を治したいという思いや、成功したいという気持ちを否定しているわけでは決してありません。その願いが世界平和の祈り、神の心と一致しているかどうかが大切なのであります。
大切なことはその人の心の奥底で、真理と神と、全く一つになっているかどうかなのだと思います。そうなるには、自分自身の意識が高まっていることが大切であり、そこまでの真理を体得していることが必要なのです。だからこそ、その意識で想い描いた未来を現実に引き下ろすことが出来るのです。そのような人が果因説を掴めば、必ず、必ずその思いを実現することが出来るのです。(後略)
「白光」2009年10月号より
http://www.byakko.or.jp/article_howa/bno_howa/howa2009_10.html
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ネットなどでチラチラ見かける「引き寄せの法則」には、
「欲望の念で引き寄せてるんじゃない?」と、感じてしまうものもあります。
でも、私達が本当に「物質世界」に顕現させたい世界というのは、エゴの欲望が描いたものではない、と思うのです。
エゴにはエゴの存在理由もあるし、働く理由もあるけれど、エゴの念で引き寄せたものだけでは、多分腹の底から満足することはできないんじゃないかな、と思うのです。
「なにみえ遠足」に参加したり、「珠会」をしたり、天使の絵を描かせてもらっておきながら、こんなこと言うのもオカシイかもしれませんが、
おそらく私にとっては、スピ的なことは『二の次』なんだと思います。
だから、サイキック能力を高めたいとか、チャネリング能力を高めたいとかも、ことさら思わないし、
マイドラの時環とはもっとコミュニケーションを取りたいとは思うけど、それすら「時環への愛情」とは別モノであって、心底そう思ってるわけでもなさそうだし、
エネルギー的なものをもっとしっかり感知できたらいいなー、とも思うけど、それも自分から頑張ってその能力を獲得しようなんてことも、やっぱりしてないし。
(あ。SVFはアチューンメントしてもらった!でもやっぱり体感がほとんどなーい。)
そもそも、スピ的ワークとかって、お値段がけっこうするものも多いし、スカイプ等で会話式ってのも小さい子がいるから難しいし~~。
やはり、ちびちびお祈りをして、ちびちび印を組んで、少しずつでも「我即神也」にどんどん近づいていけば、それらは自然と自分のものになっていくものだろう、というのが、自分の中で厳然と在るから、心から真剣にスピ的アプローチでなんとかしたい、という気持にはなかなかならないのだと思います。
もう、自分の中に「王道」があるからね。
そーゆー意味では、呑気なもんです。
(つづく)