人間はすぐに囚われてしまうものなんだけど。

去年の11月から息子が保育園に通うようになったわけですが、それからというもの、お父ちゃんと私の間では保育園のことがとてもよく話題になります。
もちろん、基本的には良い保育園だと思ってます。
おかげさまで、息子も以前より喜んでたくさんお野菜を食べるようになりましたし、テレビをほとんどつけない生活にもなり、テレビっ子だった私までなんだか『時間』というものへの感覚が変わってきたし、なにより息子がいろんな面で刺激を受けてるねぇ~、という感じの成長っぷりを見せてくれてますし。
それでもですね。
やっぱりいろいろ「ん?」と思うことはあるんですね。
特に感じるのが『発達』に対しての考え方の違いです。
確かに、子供の発達において、なるべく良い環境で良い刺激を与え、好ましくないものは遠ざける……というのは大切なことだと思いますし、特に障害児については『できることがたくさん増える』というのは、その子自身にとっても『生き易さ』につながるであろう、ということは明白なことだと思います。
思うんです、が。
そこに囚われてしまうと、今ここにいるこの子が、ここにいるだけで『完全』であることを忘れちゃうと思うんです。
違う意味での早期教育になっちゃってるんじゃない?と感じることが多々ある、というわけです。
そんな時、五井先生の言葉を思い出します。
光りに住して、光りに囚われず。
真理だなぁ、と思いますね。

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