アキオが『ごっこ遊び』を突然するようになった、と書きましたが、今度は突然『絵』が変わってきました。
大学時代に児童心理学か何かの授業で習った覚えがあります。
子どもが丸を描くようになるというのは、かなりの成長なんだそうです。
細かい話は忘れましたが、言語の発達ともリンクしてたような気がします。
とにもかくにも、丸を描くようになったら、それはとても大きな進歩なのであります。
で、ウチの息子くんですが、2日前から急に丸に近い絵を描くようになりました。
そして、「ごあん。」(ご飯のこと)または「ぱん、ぱぱん。」(パンのこと)と言ったりもするのです。
線の描きなぐり風なのは、「めん、めめん。」(麺類のこと)と言ったりしますので、おそらく彼の中で描き分けがされているのでしょう。
(そして、食べる真似をする。そしてそして父にも母にも食べる真似をしろと催促をするんだなぁ。)
これは実に大きな成長であります。
母、嬉しいなぁ。
もちろん、デイサービスのスタッフさんもすぐに気がつきまして、報告してくれました。
健常児の2歳程度の発達ということになるみたいです。
こんなふうにぐんぐん成長している息子くんですが、昨日は実に楽しいことがありました。
昨日の夜、いつもお世話になっているクリニックの先生とマッサージの先生がウチに来てくれました。
夕食後、大人4人で会話をしていると、息子が先生の周りをぐるぐるしながら、先生の髪をつんつんとひっぱったり触ったりし始めました。
先生はウチのオカンと同じくらいの年齢だと思うのですが、髪は赤オレンジ色に染めています。
ヘナで染めているので、そーゆーちょっと派手な色なのですが、私達はとっくに見慣れてしまってますし、息子だって1年以上前から先生とは時々会っているので、こーゆーもんだと分かっていると、母は思うんですが、息子はなにやらしげしげと見て触っている様子。
しかし、そのうち飽きたのか、先生から離れて、またクレヨンで何かを描き始めてました。
そして、お父ちゃんが発見しました。
チビタにもらった犬の頭が赤くなってるではありませんか!
息子くん、今までクレヨンで紙以外のところに落書きをしたことはありません。
(紙からはみ出して机に描いちゃった、というのはアリアリだけど。)
なので、これは確実に明確な意図があっての行動だったと思われます。
先生の髪の色が赤いってーのが、みんなと違うって気がついたんだねぇ。
それがなんだか不思議だったんだねぇ。
そして、近くにあった犬ちゃんの頭を赤くしてみたんだねぇ。
息子の成長っぷりに笑いが止まらない母でありました。
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【私信です】
チビタくん。
君が手伝ってくれた『栗の渋皮煮』だが、とっても上手にできあがったよ。
どうもありがとう。
先生も褒めてくれたよ~。