お米の苗床はとても順調です。
思ったより成長も早く、この調子だと6月の前半には田植えを行う必要があります。
いつまでも田んぼを凸凹のままにしておくわけにはいきません。
そこで、今週は田んぼ強化週間として、とにかく田んぼを平らにすることにしました。
朝9時から12時過ぎまで3時間ちょっと頑張った状態です。これで田んぼ全体の1/4です。
手前の凸凹状態のところを草刈りしてスコップと鍬だけで平らにならします。刈った草は平らになった田んぼに後から播きます。
凸凹状態のところには先週土曜に播いておいたオカラとヌカを混ぜたものが見えます。自然農一年目で有機物が少ない田んぼなので投入しています。
長い昼休みをとった後、昼2時すぎからも、ゆっくり、こつこつと平らにしました。
夕方には田んぼの半分(約180㎡)はほぼ平らになりました。
こんな作業を手作業でやっているのでいろんな人が声をかけていってくれます。
また話をしなくても通り掛かった人は顔があったら必ず会釈してくれます。
そんなこんなで体はかなり疲れましたがなんだか気持ちのいい一日でした。
明日は残りの半分を平らにします。
水曜は午後から雨がふりそうなので午前中に隣の休耕田の草刈りをしてその草を平らにした田んぼの中に播きます。
そうして木曜には畦と溝を綺麗にする予定です。
週末のできごと
5/5(木)子供の日。
会社時代の後輩ひとりと妻の大学時代の同級生ひとりが手伝いに来てくれる。田んぼの畦づくりや畑の畝づくりを手伝ってもらった。とてもありがたい。
午後からはスタードームを見て刺激を受けた師匠が考えた『簡単古パイプドーム(上から見ると六方星のような形にハウスのパイプを組む)』を試しに組んでみる。
とても簡単に組めるため、これを小学生グループが自分達で作成する向けに4棟。そしてスタードームを先生と子供たちで1棟作るのが良いだろうという話にまとまる。
5/6(金)久しぶりに名古屋に出かける。名古屋時代にお世話になった方々に挨拶。
5/7,8(土,日)赤目自然農塾。
赤目に作ってあった自分の苗床はオケラと鳥にやられた模様。
4割程度しか発芽してなかった。
荒らされた部分をならして追加で籾を下ろしておいた。
来月には無事に田植えができることを願う。
5/9(月)岐阜でお買い物。悩んだ末に帽子を購入。
5/10(火)中部大学にもぐり込む。スター★ドームを作成するゼミに参加。
無事に2棟のドームが完成する。
竹割りの作業から一通り経験させて頂いた。実際にやってみないと分からない細かなアドバイスも沢山頂けありがたい。
自分たちの畑にも絶対つくるぞ。
5/11(水)本日。
小学生の授業にもぐり込みパイプドームと畑を形づくる。
手前がパイプドーム群(4個のドームを連結)。奥が小学生の畑。
小学生は手慣れたもので、あっと言う間に畝を立てて持ってきた苗を植え付け、種をまいていた。
大人顔負けのトンネルを作ったり、マルチもはったりしていて、関心する程の手際の良さでした。
横から見たパイプドーム。ドーム同士が繋がって通れるようになっている。
パイプドーム下の畝にはヘチマ、ゴーヤ、トマト、とうもろこし、枝豆、小松菜、春菊、ほうれん草、オクラ、等々
ありったけの種や苗をモザイクのように組み合わせて植え付けた。
これからどんな風に成長するかとても楽しみだ。
子供たちの畑の向かい側には自分の田んぼがあります。
こちらの苗床は赤目とは違いとても順調。綺麗に芽が出てきました。
このまま無事に育ってくれることを祈ります。
こんな風になんだか毎日あっと言う間に過ぎていきます。
スター★ドーム
畑に蔓性の棚兼休憩所兼道具置き場として師匠から頂いた鉄パイプを組み始めた。とりあえず基本となる構造の仮組みをしてみて、この後どう仕上げていこうかを考えてる状態。
まぁこの棚はこの方式で組もうと思っているんだけど、会社を辞める前から作ってみたいなぁと思っていた構造物があって、それが尊敬するバックミンスター・フラーの発明したフラードーム。
このドームの基本設計はとても素晴らしいため多くの構造物が作られています。名古屋ドームなんかもそうらしいです。でもそんな巨大建築だけでなく個人レベルでも作成可能なのがフラードームの魅力です。適正技術研究会のページなどでは面白い情報が満載です。
で、さらにこれを手軽に作る方法を研究していた方がおりまして、そのページを久しぶりにチェックしたら綺麗にまとめ直されてました。
スター★ドーム
これですよ。これ。パイプで組んだ小屋もいいけど、やっぱりこれを畑に作りたいぞ。ヘチマやひょうたん、ゴーヤなど蔓性植物をがんがんからませて緑のドームを作りたい。
これを小学生といっしょに畑の真ん中に作るのが楽しそうだな。
師匠と学校の先生に話をしてみよう。
竹も蜂蜜屋のおじいさんに頼んで貰ってこよう。
そうしようそうしよう。
ひさしぶりの雨
四月だというのになんだか暑い日が続いていたので畑も田んぼも乾いた状態でした。
さすがにこう暑くてはと、お米の苗床には一昨日ホースを買ってきて用水の水をかけてやりましたが、畑の方は一部だけ水をかけただけだったので雨が欲しいところでした。
農的生活では天気予報が毎日気になります。週間天気予報に毎朝の天気予報を見ながら作業の予定を決めます。そんな今日は夕方から久しぶりにまとまった雨が降りそうだということで、午前中から播きたかった種などをいっきに播いてきました。
午前中は、春大根、マクワウリ、南瓜。午後からは、とうもろこし(苗)、ウコン、里芋(親芋)、枝豆、オクラ(苗・種)。
予報通り雨は夕方から降り始めました。今も降り続いてます。
今日植えた種や苗は喜んでいるだろうか。
有朋自遠方来
先週末赤目自然農塾で知り合いになった友達4人が泊まりで遊びに来てくれました。
みんな遠く(滋賀、三重、大阪、岐阜)から電車を乗り継いだりして来てくれて嬉しかったです。集まったメンバーも僕が大好きな人たちばかりで、話もはずんで本当に楽しかったです。
土曜は川原の畑に一緒に行きました。
僕は赤目でまだ1年しか自然農の経験がないのですが、今回来てくれた方々はもう何年も自然農をやっているので、僕が思いもつかなかったようないろいろなアドバイスをもらえました。
以下はその時の農的メモ。
・僕が借りた畑は砂質で水はけも良く野菜を育てるには素晴らしい土らしい。
・水はけの良い土でも溝をしっかり掘って畝立てをした方がなぜだか野菜は元気に育つ。綺麗な畝だと野菜がその気になるらしい。
・自然農の場合、耕さない上に混植で次々と作物を育てるので最初に溝を掘って畝を立てたら長い間そのまま使い続けることになる。なので、最初の畝立てが重要だ。
・畝は作物の根を痛めるため足を入れたくないので両側の溝から手を延ばして全体が届く幅(男性なら140㎝程度)以下で作るのが良い。
・ただし、南瓜など大きく広がる作物に関してはこの限りではなく幅広で畝に入りこんでも問題ない。
・畑の土地が変形(長方形でなく、欠けていたり出っ張ったり斜めになっている多角形)でも畝と溝はできるだけ一直線にして途中で曲げない。途中で曲がると情緒不安定になるかも、また、一直線に走り抜けられて気持ちが良い。
・僕の借りた畑は変形型なので、基準の一直線を決めて畝立てをする。端の方は変形にしておいて瓜類を大きく育てる畝にする。
日曜は田んぼで苗床を作りました。自然農で今年作る品種と苗床の大きさは以下です。
・豊里(2合)1.5m×5m
・赤米(2合)1.5m×5m
以下苗床完成時の写真。
最後はこの苗床の上に不織布の鳥除をかぶせて仕上げました。
みんなが来てくれたおかげでとても楽しい苗床作りでした。仕上がりもとても素晴らしいものでして、来月にお米の芽が出てくるのが楽しみです。
ああ、本当に楽しく幸せな週末でした。
ありがとうございます。
小学生と一緒に米づくり
以前一反(300坪)の田んぼを借りたという話を書いたのですが、実はそれ以外にも約三畝(100坪弱)の田んぼを小学校の裏手に借りていました。そこで今年の米づくりは一反の方は師匠の機械を利用して通常農法で、三畝の方は赤目で習った自然農で米作りを行う予定でした。
と、ここまでは決まっていたのですが、今日小学校の先生と師匠と自分との間で話がまとまりまして、その隣にある休耕田(こちらも3畝)も含めて小学生(5年生)と一緒に一年間お米作りを実習しながら勉強しようということになりました。
僕が借りた三畝は当初の予定通り自然農でやるつもりですが、小学生が作る田んぼの方は泥遊びをしての田植えをしたいとのことなので慣行農法でやる予定です。
自分も米作りは川口式の自然農方式しか知らないので(それもたった一年の勉強しかしてないので)、それぞれのお米の作り方の違いも含めて自分もいろいろ勉強できそうな楽しみな一年になりそうです。
里芋植え付け
ここにきて疲れが出たのか一昨日風邪をひいてしまい丸一日寝込んでしまいました。
ただありがたいことに長引かなかったので昨日から畑の方をまた少しずつ手を入れ始めることができました。
赤目で習ってきた方法(気楽に自然農を参照)で里芋を約120個ほど、畑の中でも湿りがちな南側に植え付けました。ただ畑には草がほとんど生えていないため刈り草を被せることはげきませんでした。そのうち水を撒かなくてはならないかもしれません。
種芋については師匠が昨年作った里芋を頂けたため出費なしで沢山植え付けることができました。ほんとにありがたいです。
鯉のぼりですがまだ床の間の箱状態です(竹を師匠からでなく、近くの地主さんから頂けることになったので現在場所の確認中)。早く空を泳がせてやりたいと思いつつ。庭の上に走る電線(やっかいなことに庭のど真ん中)と電話線(こちらもいやらしい位置)、そして庭木(うちの庭にはでかい松とか百日紅とかがあったりします)をかわして鯉のぼりを泳がすにはどの位置に支柱を立てるのが良いか、頭の中でシミュレートしています。
う~んなかなか難しいかも。。。ここの土地は150坪もあるはずなのになぁ。。。
赤目自然農塾
龍神の水
3/29(火)お世話になっている霊能師さんのところに相談に行きました。相談といっても引越しの挨拶をかねた身の回りの雑談っぽい相談なんだけどね。
今回もかなりいろんな話をしたのですが、その中でも百姓としては重要なお水の話になりました。お水といっても霊能師さんの所でのお水の話なのでかなりあっち系だったりします。自分はそういうことを信じるというか、実体験上そういうのはアリと確信してしまっている方なので、未熟な百姓の強力助っ人としてそっち系の力を頂けるお水には興味シンシンです。
自分の畑にはこの霊能師さんとは別ルートで自分たちが縁あって手に入れたお水をふりまくつもりだったんですが、その前に霊能師さんにもその水の力をチェックして貰おうと今回持って行ったんです。すると、
「うん確かにいいお水だね。力で言うと、同程度のお水がここにあるよ」と言って別のお水を見せてくれました。
「確かにそのお水も良さそうだけど、こっちのお水には龍神さまのお力が入っていてね、畑にまくなら土地などに縁のあるこっちの水の方がいいよ。」と教えてくれました。あっち系のお水にもいろんな得意分野があるそうなんです。
「今度たくさん分けてあげるから入れ物をもってきな。」と言ってくれた上、相談後にはちっちゃな化粧水用の霧吹きボトルに入ったそのお水を
「とりあえずこれだけ渡しておくから。使ってみな。」と分けてくれました。
感激です。ありがとうございます。
早速帰りに畑によって土地の角やじゃが芋、ごぼうの畝などにシュッシュッとまいておきました。
さらに家に帰ってからは家の敷地の四隅にもシュッシュとまいておきました。
う~ん。これから更に楽しみが増えました。
未熟百姓なのでこれからもじゃんじゃんそっち系の力に頼っちゃおうと思ってます。
農作物は自然が育ててくれるものだと思ってますから。
ごぼう播種
3/27(日)PMごぼう播種(みとよ白肌20mlを1袋)2列2㎝間隔で10メートル程度点播き。
条播きで適当に播いてもよかったんだけど、畑に初めて播く種なので、なんだか丁寧に一粒ずつ播いてみました。おかげで時間かかりまくり。夕方から始めたので予定の4袋を播けずに日暮れてしまいました。まぁ残りは時期をずらして撒いてみます。
播種後は畑まわりにある草を刈ってきて畝の上に敷きました。前回のじゃが芋とは違い、畑の地肌を見せない自然農流の仕上げ方です。
ごぼう播種時に借りた畑の隣の家の方と初めて顔を合わせたので話を交わしました。最初は軽く挨拶や引越してきた家などの話をしていたのですが、そのうち、
「このあたり何か臭わない?」と聞かれました。こう聞かれて最初は気がつかなかったのですが、更に、
「2,3日前からなんだけど、、、、」と言われてドッキリ。それは自分が畑に手を入れ始めた時。。。
「あっ。それって酸っぱい感じの発酵臭ですか?」
「そうそう。」とのこと。
「あ、それならオカラとヌカを混ぜた肥料の臭いだと思います。すいません。すいません。体に悪いものでないのでその点は問題ないのですが確かに臭いますよね。申し訳ありません。ご迷惑でしたか。すいません。」もう平謝りです。すると隣の方は、
「あぁ、それならいいんだよ気にしないで。近くでハクビシンでも死んでるんじゃないかと話して探してたんだよ。それならいいんだよ気にしないで。」とのこと。
ハクビシンですと。そんなのいるんだ。。。
ちなみにこの臭いは一昨日の雨でおさまりました。
(さらにこの話を師匠にしたら、早速畑の隣の方にお詫びの電話をしておいてくれたそうです。あぁ、なんていい師匠なんだろう)