自分をお花にたとえてみる

懇意にしてもらってる(宇宙一の)ヒプノセラピストのP様は、
「世界を知ろうとして悪いニュースばかり見ていると、潜在意識がそういう世界を作っちゃうんだよねー。」
と事あるごとに教えてくれます。
自分を、世界を、変えたかったら、好ましい想像をしましょう、
そしてそれを語りましょう、と、P様は言います。
だから世の中のことは何も知らなくていい、という意味ではないのだけれど、
でも、人間というものは構造上そうなっているんだ、ということは知っておいた方がいいと思うのです。
知った上で、自分はどうするか、なんだと思います。
さて。
ちょっと前にたまたま本屋で見つけた本を、今読んでいます。
読み返してます。3周目です。
これです。

ますますキレイになる人 どんどんブサイクになる人~モデル養成専門学校の校長が教える~ ますますキレイになる人 どんどんブサイクになる人~モデル養成専門学校の校長が教える~
(2014/03/20)
豊川 月乃

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現役モデルでもあり、モデルの学校の先生でもある方が書いた本です。
この本。
単なる美容の本ではありませんでした。
(パラパラっとめくって、「お。」と思って買ったくらいなので当然ですが。)
生まれつきの造詣は、もちろん美しさを左右する大きな要因ではありますが、
でも、美人とブサイクは「思考」が作る、と著者は言っています。
さらに
「潜在意識に何があるか、で美人とブサイクが決まる」
とも言っています。
当たり前ですが、潜在意識を書き替えたからといって、造詣が変わるわけではありません。
しかし、美しくなるのです。
なぜなら、私達は『自分の深いところにあるセルフイメージ』のとおりの人間としてふるまうからです。
思い浮かぶ人はいませんか?
決して造詣は美人顔ではないけれど、キレイで魅力的な人って。
(で、そういう人はたいてい中身も素敵♪ ←ココ重要)
私は何人かパッと思い浮かびます。
仲良くしてくれているママさんたちの中にもいます。
都会のセレブなママさんじゃないですよ?
田舎のふつーの家庭のママさんでも、です。
この本には、ブサイクであろうとする潜在意識を書き替える方法について、アレコレ書かれています。
その中で、すごくカンタンで、すごくいいなー、と思ったものが、
自分を花にたとえると何か?というものです。
まず、今の自分を花にたとえると何か、を考えます。
客観的に考えられなかったら、家族や友達に尋ねてみます。
それから、なりたい自分を花にたとえると何か、と考えます。
こうすることで、『今の自分』と『なりたい自分』をイメージとして捉えるわけです。
そして、なりたい花を意識しながら日常生活をおくるように心がけるのです。
これ、すごくいいです!
オススメです!
現状は好ましくないのかもしれないけれど、それは変わっていくものだと信じて、
好ましい世界をイメージし、
好ましい自分をイメージし、
好ましい世界と人生を創造していくぞー、と決意することは、今すぐできますよね~。
今すぐ、やってみません?
まずは自分をお花にたとえてみましょう~♪


おれはお花より、トカゲの方が好きだにゃー。
庭でトカゲを捕まえて遊ぶのが好きだにゃー。
★★ 横山くん、33歳のお誕生日おめでとう! ★★

身体をゆるゆるとゆるめていこうか。

健康問題をなんとかしたいということで、去年の6月からMAPに取り組んでいるというのはコチラ
http://smalltamiel.blog82.fc2.com/blog-entry-754.html
でも書きましたが、
めっちゃおおまかな表現になりますが、半年以上にわたる週3~週1のMAPセションのおかげで、以下の2点がやはり特筆すべきことだ思われます。
◆ みぞおちあたりのエネルギー管の詰まりを取ってもらえた……らしい。
◆ 第三の目あたりのバージョンアップをしてもらって、五感と再リンクしてもらえた……らしい。
あまりこちらのブログには詳細を報告していないのでアレなんですけど、まぁ…その、いろいろあったんです。はい。
まだまだ問題はあるのですが、
とりあえず、詰まりを抜いてもらったことでボトルネックが一応解消されたらしく、大きめのエネルギーに触れても、私の一番の懸念事項であった「わけのわからん発作」が起こりにくくなったらしいのです。
(完全に解決してないので「起こらない」というわけでは無いようで、ヤバそうな時は緊急MAPのコーニングを開いて調整してもらうことで、発作に至らずに済んでおります。)
また、症状をまとめてすべて「自律神経失調」と思っていたのですが、(外的エネルギー状態の変化に伴う)内的エネルギー攪乱による「独特のしんどさ」というのは、肉体的・精神的問題による自律神経失調の症状の時とは区別すべきだと、セションで教えられました。
そして、まだ1カ月ほど前(←東京出張のすぐ後)のことですが、ガイドに第三の目あたりのバージョンアップと五感との再リンクをしてもらってからなんですが………
いえ、別に何かが視えるようになった、とか、何かが聞こえるようになったとか、っていうわけじゃないんですが……
なんて言えばいいのか困るんですが、
明らかに「それまでとは違う」んです。
まるで、自分の在り方そのものが違うというか、自分の在り方をどう感じるかが違うというか……。
それを境に、ガイドとの距離感がぐっと縮まったといいますか。
うまく表現できなくてすみません。
さて。
昨日のことですが、大倉くんの載ってる雑誌を買いに本屋に行き、ついでにふらふら~としておりましたら、
「愛しあうからだ 感じるからだ」
という本の背表紙が妙な存在感でもってすこーんと目に入ってきました。
健康関係の本棚で、です。
冷え取りの本の隣に並んでいました。
取り出してみたら、

愛しあうからだ 感じるからだ 愛しあうからだ 感じるからだ
(2013/09/28)
高岡英夫

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こんな表紙で、こりゃ買えないでしょー!と思ったんですが、
著者が、「ゆる体操」の高岡先生でした。
まだ娘がチビっこい頃だったので、5年ほど前でしょうか。
高岡先生の本を買って読んで、カンタンなゆる体操をちまちま続けておりました。
そのうち、DVDが欲しくなったので購入し、たまたま家に遊びに来ていたオカンと一緒にDVDを見ながら一通りやってみたのです。
DVD一通りやった直後は、軽い運動を小一時間ほど続けた爽快感があったんですが、
10分もしたらしんどくなって、寝込んでしまったのでした。
(今ならアレは「独特のしんどさ」であって、エネルギー的な問題が発生していたというのが分かりますが、当時は分かりませんでした。)
そんなことがあったので、それ以来ゆる体操からは遠ざかっていましたが、なんとなくこれは読んでみたいと思い、ちょっと恥ずかしい表紙の絵だけれど、大倉くんの雑誌と一緒に買ってきました。
そして、体操の説明部分は知ってるため、とりあえず飛ばしたので、昨日のうちに読み切ることができました。
この本の中で「センター」という言葉がよく出てくるのですが、ここで言われているのは、おそらく昔から「身体の芯」と言われてるものと重なってるのかな、と思いましたし、
なにより、これってエネルギー管とも重なってるよな、と思いました。
ゆる体操で身体がゆるまってくると、センターもだんだん通ってくると書いてありました。
まだエネルギー管にバリバリの詰まりがあり、上下が分断されていた私が、ゆる体操を小一時間しただけで「独特のしんどさ」を感じて寝込んだのも、身体がゆるまることで身体の中をエネルギーが動きやすくなったからだったんだろうな、と5年ほど経ってからですがようやく腑に落ちました。
(なので、それだけ効果的な運動なんでしょうね。)
明治の頃までの庶民は、日常生活で身体をたくさん使っていたので、身体が適度にゆるんでいて、そしてインナーマッスルがしっかりしていたのだそうです。
そういう状態だと、特に女性は毎月の生理と旦那さんとのセックスと出産を通して「センター」がしっかり構築されるのだとか。
そこらへんの説明はとても興味深かったです。
そして、適度にゆるんでいて、筋肉がしっかりついている男女のセックスというのは、現代人のそれとは比べ物にならないものだったという説明も、現代人の性についての諸問題はみんなの身体がかたくなってしまっていることから発生していることが多いという説明も納得でした。
明治生まれの方々がまだ70代の頃に高岡先生は聞き取り調査をされてたそうなんですが、紹介されていたおじいさんの言葉が素晴らしかったです。

「とにかく、かあちゃんの体が可愛くて可愛くて、いつでも触っていたかった。
今(夫婦共に70代後半)でもそうだけど。
かあちゃんも触られるのをとても喜んで、手や足をからめあったりするようなことをものすごく喜ぶんだよ。
挿入してどうこうというのではなく、挿入しないで手足をからめあっているだけでも最高なんだよ。」
(p156-p157)


身体がゆるんでいると「感じる力」も高いのだそうです。
ちなみに、「身体がゆるんでいる」というのは、開脚がすぱーんとできるとかって意味では無いそうです。
この本は、身体がゆるんでいないことによる不具合が性の問題でも発生しているんだよ、ということをメインに説明してありますが、もちろん性の問題だけではないんですね。
かたくなってしまった身体では、精神もゆとりがなくなり、すぐキレたり、「許せない」と思うことが多くなると書いてありました。
これは逆も真なりで、身体をゆるめることで、心の傷やトラウマなどを解消しやすくなるらしいのです。
身体と心は密接な関係にありますから、確かにそうだろうなー、と思うんです。
というか、心に傷を受けるようなことがあれば、身体はかたくなっちゃいますよね。きっと。
なので、まずゆるめてあげて、傷と向き合う、傷を癒す、という取り組みをするというのは効果的なんじゃないかと思いました。
ですから、精神的な取り組みにしても、たとえばロングブレスみたいな肉体的な取り組みにしても、平行してゆる体操を取り入れると、その効果がさらに上がるんじゃないのかなー?と思いました。
というわけで。
今朝、起床時にお布団の上でカンタンな「寝ゆる体操」をひさびさにしました。
これから子供たちと一緒にやっていこうかと思っとります。
「もぞもぞ」とか言いながらやるので、多分、子供たちも笑ってやると思うので。
特に娘は生まれつき癇が強くて、(身体は柔らかいけど)筋緊張が高めなので、一緒にゆるゆるしていきます。
※追記※
パートナーがいるいないに関わらず、女性性の問題があるなーと感じてる人は一読してみるといいかな、と思いました。
身体からのアプローチも大切ですもんね。

「かみさまっているの?」という絵本

ヒプノセラピストのP様ことP.マッシロートニーさんが文章を書いて、
絵描きの☆TOMOKO☆☆さんが絵を描いて、
それを、おんぽたんぽさんが編集して、
絵本が出来上がりました!
かみさまっているの
私自身、発送作業がなかなか忙しかったので、忙しさの上乗せになったら申し訳ないと思い、
注文が落ちついた頃にメールを入れようと思っていたら、TOMOKOさんが送ってきてくれました~。
ありがとぉぉぉぉぉぉー♪
やー。
これは本格的な絵本ですねぇぇぇ。
単価をうんと下げたくてお安く作ったくまえる絵本とはデキが全然違いますっ!
なので、お値段も1500円となっております。
自費出版だもんねー。これでも良心的なお値段だと思います。
大きさは、CDサイズのくまえる絵本より一回り大きいくらいです。
絵本2冊
TOMOKOさんの絵が優しいのと、
P様の言葉が分かりやすいのとで、子供から大人までが読むことができる絵本だと思います。
人間の想いが現実を創る。
これは比喩でもなんでもなくて、ほんとうにそうなのだと私も思います。
もちろん、この絵本の言葉をそのまま素直に受け入れることができない人もいると思いますし、
人間というのは、この言葉をするりと受け入れられるほど心の部屋の中がスッキリと片づいてはいなくて、もっともっと複雑で一筋縄ではいかないようになっているように感じるのですが、
多くの悩みや苦しみの末に、すべての経験を自分の糧とする(または全てうっちゃる!)ことができれば、この絵本の言葉が素直に入ってくるようになるのではないかな、と思いました。
P様の言葉のどこにひっかかるのか、で、自分の心の部屋のどこが片づいていないかが分かるかもな、なんて思ったりしました。
この本をご希望の方は、P.マッシロートニーさん宛の、
faith★kfz.biglobe.ne.jp
(★をアットマークにしてね。)にお問い合わせのメールをしてください。
おススメでーーーす♪

「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる!

これです。

「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる! 「疲れない身体」をいっきに手に入れる本 目・耳・口・鼻の使い方を変えるだけで身体の芯から楽になる!
(2012/07/03)
藤本 靖

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あまぞんでふらふらしていたら、たまたま目にしまして、
「お?」と思ってポチりまして、ちびちびと読んでおりました。
これ、なかなかいいですよ。
感覚器(身体のセンサー)の使い方が悪いと、身体も疲れやすくなり、心も身体もブレやすくなる、というのは納得でした。
ですので、
目をゆるめるとか耳をゆるめるとか、緊張しないですむ視線の合わせ方「ストロー呼吸」などを気づいた時、必要な時にやっております。
お仕事でコンを詰めすぎる傾向のあるお花ちゃんに、この本を送ったところ、この本すごく良いです!と言ってくれたので、どなたが読んでもこの本に書かれていることのどれか1つは役に立つんじゃないかなー、と思います。

『毎日かあさん9 育っちまった編』を買った。

昨日、本屋で見つけたのでゲット。

毎日かあさん9  育っちまった編 毎日かあさん9 育っちまった編
(2012/12/19)
西原 理恵子

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まだ娘が生まれる前に、毎日かあさんを読むたびに、
「男の子と女の子って、こんなに違うものかしらねー?」
と思っていたのだけど、こんなに違いましたよ。
うちは長男がダウン症なので、サイバラんちのおにーちゃんほどではないけれど、
それでも、やっぱり男の子は男の子で、娘とはまったく違うんですよね。
私は赤ちゃんの時からずーっと一緒に育った隣の幼なじみも男の子で、その下も男の子。
私の兄弟も弟2人なので、男の子の中で育ってるため、小さい男の子ってものがどんな感じかというのはよく分かるんですが、
自分自身が女の子だったのに、娘が生まれてみて初めて分かりましたもんね。
女の子は生まれた時から女の子だ!
って。
男の子とはまったち違う生き物なんですよねぇ…。
そして、お母ちゃんになれてほんとに良かった、と思うのは、サイバラとまったく同じ。

役に立つヒント満載?

週一のお楽しみである児童デイサービスに息子を送って行き、
保育園に娘を迎えに行くまでの30分を本屋で一人まったり過ごしておりましたら、
サイバラの本を見つけてしまい、買ってしまいました。

生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868) 生きる悪知恵 正しくないけど役に立つ60のヒント (文春新書 868)
(2012/07/20)
西原 理恵子

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ぱらぱらと中身を見てみたら、
いろんな人からのいろんな相談にサイバラが答えてるというものだったんですが、
彼女のアソコが臭いんです。はっきり言うべきでしょうか。
というページをパッと開いてしまいまして、ついそこだけ読んでしまいました……。
わきがの強い臭いみたいなんですって。アソコが。
で、そういうのって「すそワキガ」と言うそうで、手術で治すんだそうで。
もちろん、これはサイバラのお友達である高須先生に教えてもらったことなんだそうだけど、
素晴らしい本じゃないか!
と、感動しましたね。
だって、こーゆーことって耳にしないことだしー。わかんないことだしー。
(本人も分かんないんだって。自分のアコソが「すそワキガ」かどうかって。)
サイバラの本じゃないと知り得ないな~。
他には、
ある日突然カツラをかぶってきた上司に、どういう態度をとればいいかわかりません。
とか、
結婚して5年。妻がぶくぶく太っていきます。
とか、目次を見るといろんな相談が寄せられておりますよ。
お風呂で読むのが楽しみであります。

「毒になる親」という本について、ちょっと追加。

昨日書いた記事に、これを書こうかどうしようか~、って思ったんですけど、
情報過多になるのもなんだしなー、と思ってやめたんんですよ。
そしたら、ちゃーんと指摘してくれる人が現れるものなんですねぇ。
ああ、やっぱり必要なんだな、と思いまして、ちょっとばかし追加しときます。
この本の著者も言ってますが、この本だけでなんとかしようとするよりも、できるならちゃんとした専門家にカウンセリングしてもらった方がいいと思います。
この本を途中まで読んだお月ちゃん曰く
『感情的になりにくく(情動をきちんとコントロールできる人、という意味で)、かつ、理論傾向の強い人』
でないと、一人で読んで一人で解消していこうとするのは危険かもしれないと私も思うのです。
自分の感情と思考をある程度客観視できる人でないと、どえらい混乱に陥り、さらにややこしい思考パターンを生み出すことにもなりかねないからです。
そして当然ですが、なんらかの精神的な病気や障害、発達障害などを持っている人は専門家の手助けが必須です。
お月ちゃんのマイミクさんが
「この本は、毒にも薬にもなる本」と評してましたが、うまいこと言うなー、と座布団を出しそうになりました。
ほんと、それくらいパワフルな本なんだろうな、と思います。

「今、ここ」

ちょっと前に、茂木健一郎さんと甲野善紀さんの対談本(文庫本)「響きあう脳と身体」という本を読みまして、
実に興味深く示唆に富んだ本であったのですが、
その中で精神科医の名越康文さんのエピソードが紹介されていました。
前々からちょっと気になってた先生なので、これは本を読んでみるかー、と近所の本屋に行って探してみたところ、新書1冊しか私は見つけられませんでしたので、それを買いました。
『心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」』
という本です。

心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」  角川SSC新書 心がフッと軽くなる「瞬間の心理学」 角川SSC新書
(2010/05/10)
名越 康文

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そしたら、読み始めてすぐに思いました。
「こ、これは…スピ本ですか?」
って。
もちろん、スピ本ではありません。
現場でばりばりやってきた精神科医が、生きるのがしんどい人たちに対してどうしたらいいか、ということをアドバイスしている本です。
でも、それがどうしても本質的にはスピなのですよ。
そりゃそうですよね。
人間というもの、人間のマインドというものを深く探求していけば、どんな道でも同じようなところに視線は向かうってなもんですよね。
で、先生はしつこいくらい「今、ここ」に意識するということを言います。
人間のマインドというのは実におしゃべりで、ルーチンワーク的に日常の仕事をこなしていると、過去へ未来へここではないどこかへと思考のおしゃべりを増大させます。
それは、「今、ここ」を十全に生きていないというのです。
言い換えると、私たちは「今、ここ」でないどこかで生きてることの方が多いのかもしれません。
で、先生は、とにかくなんでもいいから、「意識的に行動する」ことを心がけてと言います。
服を着る時でも、ただなんとなく着るのではなくて、着ることに集中してそれだけを考える。
トイレ掃除をする時は、トイレをキレイにすることだけに集中する。
そんな感じです。
少しずつそーゆーことを増やしていくと、勝手にどこかに飛んで行き不安を増大させるマインドを「今、ここ」に取り戻せるというわけです。
んでね、
仕事でも趣味でもいいんだけど、それをやってる間、すげー集中してる…って時間がありますよね。
私は、会社勤めをしてた10年以上、ほんとーにコンピュータのソフト開発がどうしても好きになれなくてそれはそれはすげー苦痛だったんですけど、
好きじゃないにも関わらず、マニュアル書きの仕事をずーっとさせてもらってる間、実際に文章を書いてる時間ってのが、それはそれはめっちゃ集中してたんです。
プログラマーとかってみんなすげー集中力を発揮してるので、マニュアルライティングでがーーーっと集中してる自分なんてふつーだと思ってたんですが、
この業界に来たばかりの外注さんが隣の席でほんとうにビックリしてたんです。
私の集中力に。
ライティングしてる時の集中度合いってーのは、もちろん周りの音が全く聴こえません。
どよーんとする工程のことも、いつまでに書かないといけないという時間のことすら頭から離れます。
ただ、書くべきことを漏らさずに、そして誤解のないように明確に書く、ということだけに集中してたのです。
実は、そーゆー集中力ってーのは、ストレスが溜まった時にがーーっとマンガを3時間くらい続けて読む…というストレス解消をしてる時もそうなんです。
精神的なストレスは、ゆったりのんびりする…というのではなく、私はとにかくがーーーっと集中してマンガを読むことで解消するのが一番だったんですが、それはけっこー的を得てたんだなー、と名越先生の本を読んで納得しました。
そして、私がバカバカしい日記から、けっこーマジメな日記まで、いろんなことをこうやってほぼ毎日書いてますけど、
やっぱりこうして書いてる時って、やはりかなりの度合いで集中してるんですよね。
(今は、そんなに集中度合いは高くないけど。子供たちがいるから~。どしてもある程度、子供たちの気配に心を開いてるんでね。なのでこーゆー時はテレビの音もある程度入ってくるのだー。)
ああ、もちろん、天使の絵を描いてる時も集中してます。
気がつくと「もうこんな時間だー。」ってのばかりですからね。
そうやって、自分が集中できること、「今、ここ」でしか生きていない自分になるスイッチが明確であるということは、すごくラッキーなことなんだなー、と思い至りました。
本を読んで。
ふつーだと思っていたけど、これは一種の恩恵だな、と。
なので、よくよく考えてみると、
めんどくさーいと思ってなかなか取りかかれない庭の草むしりとかでも、30分間とかただただ目の前の草をむしることしか考えてないとか、
そーゆー日常のあれこれでも、やり始めるとけっこー集中してるんですよね。
私。
もちろん、嵐の番組やPV見てる時は、潤くんとニノに集中しとるぞ!
すげー集中力だぞっ!
ただ、集中してる時とだらだらしてる時の落差はすげーがな。
はっはっはー。
というわけで、生きづらいわー、ネガネガしちゃうわー、という方にも分かりやすいアドバイスがされてますので、名越先生の本はオススメであります。

「正義」とか「戦う」とか、そーゆーことを考えさせられる正月休み。

1月2日の夜。
もう寝ようと思ってたのに、なに気にテレビのチャンネルを変えたら、教育テレビでハーバード大学のサンデル教授の講義が映っており、つい見てしまいました。
というのも、テーマが「Justice」だったからです。
眠くなったので、途中で見るのをやめたけど、とても興味深かったです。
政治哲学なんて、ちょっと敬遠したくなる類(←頭がついていかない気がするからね。)のものなのに、さすが有名な教授の講義は違いますね。
もちろん、ちゃんと頭を働かせないと理解する前にす~~~っと進んでしまいそうなのですが、全く頭がついていかないというわけでもないです。
教授の力量ってやつですね。
それに学生さんたちも頭良さそう。さすがですな。
そしたら、3日の中日新聞にサンデル教授のインタビュー記事が載っていて、昨日の今日でゴリ押しされてる気分になりました。
そんなわけで、お正月から「正義」というものを目の前につきつけられたのです。
そうなんです。
どうも昔から「正義」とか、それを語るために必要となる「善」というものに対して、もにょもにょしたものを抱えてしまうのです。
そんな昨日、本屋に行ったら、こんな本が平積みになってました。

ドレの失楽園 ドレの失楽園
(2010/11/12)
ミルトン

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ドレの挿絵だしー。
タミエルは堕天使だったからね、やっぱりルシフェルが主人公の物語って惹かれるですよ。
それに、まったくの翻訳じゃないところも、なんだか読みやすそうだったんですもん。
つい買ってしまいました。
と。
なんだか、いろんな理由がぽこぽこと浮かんで、それこそ浮かれたように買ってしまったわけですが、
買ってから「あ。」と思ったのです。
んなもん、「善」とか「正義」とかってことが話の芯になっとるに決まってるやん……。
でもって、天界の戦争話やったわ…。失楽園って。
って。
あーあ。
なんでかなー。
確かに面白そうなんだけど、わざわざそーゆーを読むことになるんかなー。
そしたら、ゆうべはあんな夢見ちゃうし。
「正義」という概念を扱うと、どうしても「戦う」という選択肢が出てくるんだよなー。
そこらへんもすごくもにょもにょしてしまうのです。私は。
でもって。
いつもチェックしてるシータヒーリングのヒーラーさんのブログに、こんな記事がひょっこりアップされちゃうし。
http://celestie.blog23.fc2.com/blog-entry-932.html
で。
さっき読み終えました。
……と、ここで、何かを書くべきなんでしょうが、まだ言葉にならないので、これにてドロン。

「人生を変える波動の法則」という本を読みました。

先週の月曜日に、息子を児デイに送って行った後、保育園に娘をお迎えに行くまでに30分ほど時間があったので、近所の本屋に行ってきました。
すると、なぜかビジネス書の棚にこんな本がありました。

人生を変える波動の法則 人生を変える波動の法則
(2010/07/21)
ペニー・ピアース

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なーんとなく手にとり、ぱらぱら~と目次を見てみたら、
創造には「引き寄せの法則」以上のものがあります
という節があり、「お。」と思いました。
なので、買ってみました。読んでみました。
実は、「引き寄せの法則」って、ちょっと釈然としないというか、いわゆる「エゴ」の欲求を引き寄せようとするのって、なんかちょっと違うよなー、とか……、まぁ、いろいろ思うことがあるのです。
うまいこと言葉にできないけど、あれ?ってのが、スピ系の日記とか読んでて思うことって多々あるのです。案外。
批判しようとかってわけじゃないけど、そーゆーのを読んでて違和感を覚えるというのは、自分にとっても指標となるものだと思うのです。
てことで、買ったのですが。
全10章のうちの9章にある節ですから、どんどん読み進めないといけません。
もー、これがねーー、なかなか読み進められなかったのですよ!
特に前半の内容は、ある程度「情報として知ってること」ばかりだったのですが、なんともじわりじわりと私の中に入り込んでくるような感じで、そしてすぐに眠くなってしまうのです。
前半は特にまとめて章を読めなくて、少し読んでは10分ほと眠る……というパターンでした。
ほんのちょっと前なんですが、なんでか急に本棚にあった「money & beyond」という本を再び読みたくなって、久々に読み直していたのです。
その本を読み直しているうちに、「すべてはエネルギーだ」ということが、今まで以上にじわ~~っと自分の中に広がっていったのですが、この「人生を変える波動の法則」はさらにそのあたりを深く丁寧に示してくれているような感覚になりました。
我々は、エネルギーでもあり、粒子でもある……ということは、量子力学では当たり前のことですが、本当にそうなのだということを、読み進めながら頭だけじゃなくて感覚的に「あー、そうだった。」と少しばかり理解していった、ような感じでした。
なので、眠くて眠くて仕方がなかったのかもしれません。
ある意味、それこそ波動が一時的にせよ上がった状態になってたんじゃないかなー、と思います。
多分、1年前に読んでも、頭で理解するところで終わってたと思います。
「今」だから、良かったのかな。
でも、もちろんそれまでの「頭で理解する」ということもすごく大切で、それらの「貯蓄」があればこそ、感覚の理解をすみやかに押し進めることにもなりますからね。
そして、私の場合はやはり五井先生と西園寺先生の言葉の「貯蓄」がとても大切な働きをしてくれてるなー、としみじみ感じました。
さて。
そして、「引き寄せの法則」についてですが。
例の節の最初は、こんなふうに書かれていました。

社会の変容が第三段階(潜在意識のフタを開ける)、第四段階(再び収縮し、抵抗し、無意識の怖れを抑圧する)、第五段階(古い構造が崩壊し消滅する)を経るとき、私たちはその変化によって生じる混乱を避けるために、自分の人生をコントロールしたいと思い、お金や所有物がその答えだと考えます。
そして本当は霊的な成長の原則であるはずの「引き寄せの法則」は、物質的、社会的な成功によって不安を克服する方向へと、歪められてきました。
怖れから、この法則が使われているのです。
変容の次の段階に進むためには、「引き寄せの法則」の下にある「波動の法則」にまで理解を深める必要があります。

「あー、そうだよねーー!」と膝をぽんぽん打ちたくなりました。
そうなんです。
怖れから、この法則が使われてる、というのが、なんとも「むむむ?」っていう違和感の原因だったんだ、とスッキリしました。
もちろん、その「怖れからこの法則を使ってる人」の中に私自身も入ります。
でもってね、そーゆー場合は上手く行かなくて、びみょーーに悶々としたりするんですよね。
分かってるんです。
「こーゆー感じでこの法則を使ってもダメだろうな。」って。
というのは、「こーゆー感じ」じゃない時にするする~っとコトが運んで、するする~っと引き寄せられるというのを体験していたからです。
でも「こーゆー感じ」をどうしたらいいのか、が頭で理解できていても、ほんとうには分かっていなかったので、どうしてもびみょーーに悶々としたり、人さまの日記を読んで「あれ?」と違和感を感じたりし続けてたんだなぁ~、とよく分かりました。
分かれば当然のことなのに、それがなんともハッキリ掴めない。
そーゆーことって、たくさんありますよね。
そんなわけで。
頭の理解というより、感覚で理解するという感じの読書体験だったので、ほんとにうまいこと表現できないのですが、もう一回最初から読み直してみたいと思います。