日曜日の夜からお熱が出てた娘ちゃん。
月曜日の午後から39度になり、
けっこー高熱が続き、ようやく昨日の午後から平熱になりました。
(お腹はまだゆるいけど。)
保育園の年中さんでマイコプラズマが流行ってるって聞いてたから,
昔、マイコプラズマ肺炎で入院した経験のあるお母ちゃんとしては、ちょっと心配でしたよ~。
(小児科医は、多分マイコプラズマじゃないと思うよ、って言ってたけど、心配になるのが親っちゅーもんだ。)
息子もちょっとのお熱と下痢で3日間学校をお休みしてたんで、ずーっと気が休まらんお母ちゃんでありました。
でも、お休み中に家庭訪問があって、クラス担任の女の先生と、支援クラス担当の男の先生が順番に来てくれました。
担任の先生は、
「ほんと、かわいいですよね~。」を5回は言ってたです。
息子っては、6年生の女子に大人気らしいとは聞いてたけど、担任の先生のツボにも入ってたのかー、とちょっとオカシかったっす。母。
支援の先生は、今年の春から転任されてきたばかりなんですが、
「この小学校の子どもたちはみんなとても優しいですよ。他の小学校の子どもたちよりほんとに優しいです。だからとてもいい環境だと思いますよ。」
と言ってくれました。
障害児を受け入れてる保育園(娘の通ってる保育園)から上がって来る子が多い小学校なので、障害のある子にどうやって対応していいかがよく分かってる子が多いことと、
田舎のこじんまりしている小学校だということが、きっといい塩梅になってるんだろうなー、と思います。
多分ねー、養護学校よりも、息子にとっては手厚い環境のような気がしました。
去年の夏、養護学校に息子を連れて見学&先生に息子を見てもらったところ、これだけ発達が良いと、他のもっと重度の子たちへの対応が忙しくて、担任の先生にもあまり手をかけてもらえないこと(「ちょっと待っててね。」という状況)が多くなりやすい、と言われたんです。
そうなんですよね…。
養護学校って、今、ほんとーにパンパン状態のところが全国的にみても多いそうなんです。
今の小学校に通い続けて、「自分と同等の友達」ができるかどうかは分かりません。
保育園時代でも、年長さんになって別の障害児が入ってきてから、その子と「対等」にケンカなどもするようになった息子ですが、小学校ではいつまでたっても「ひよこさん」かもしれません。
それでも、近所の地域の小学校に、みんなと歩いて通うというのは、息子にとっては大事な経験かなー、と思ってます。
それに、3年後には妹も一緒に通学するようになるわけで、それが息子にとっても娘にとっても大事なことのような気がするんですよね。
とにかく。
息子には、いつもニコニコしてる人になって欲しいんで、親ができることをするだけですね。
ダウン症の子&人ってすごく繊細で、理解ない人からの冷たい扱いとか、親の離婚とか、そーゆーストレスのせいで(もともと頑固な性格なのにさらに)すご~く頑なになったり、退行したりすることも多いそうなんです。
四六時中、親がガードしてやれるわけじゃないけど、親しかできないことも多いし、そもそも親がニコニコしてなきゃ、子どももニコニコできないもんね。
……これくらいなら怒らなくても済むってことでも、ついイライラっとして怒っちゃうことも多いけどね。
すまんのー。子どもたち。
(でも、そんなお母ちゃんにも「おかーしゃん、しゅきー。」と抱きついてくれるから、ホロっとしてしまう。)
初めてのラブレター……とは言えないけどさ。
昨日、息子のランドセルの中にカワイイお手紙が入ってました。
クラスメイトの女の子からのお手紙でした。
(ダウン症児はみんなそうだけど)背も低いし笑顔がカワイイので、上級生のおねーちゃんたちに
「かーわいいー。」って言われてるのは知ってたけど、クラスメイトの女の子からお手紙もらえるとは思っていなかったです。
母、なんかホロリとしました。
嬉しいなぁ。
……本人は分かってないけどな。
ピンクな娘
3歳2カ月の娘。
ピンクが大好きで、服を買う時も靴を買う時も小物を買う時もピンクを選びたがります。
なんでもピンク。
うーん。
息子のお下がりを着せてることが多くて、茶色とか緑色とかが多かったのに、突然ピンク娘に変身してしまい、
「こいつはすげー女の子女の子してるなー。」と思う今日この頃。
今朝もリルぷりっを見て、自分もなりたーいって何度も言ってるし。
マジンガーZに始まり、二足歩行巨大ロボットアニメばっかり見てた私とは大違いです。
なんで、こんな女の子特性の高い娘が私から生まれたのかしら……。
んでもって、あたしが毎日スワイショウをしながら嵐のPVかけてるうちに、娘もなんだか気に入っちゃって、
「しょうくんがいいー。」
って言ってますよ。ええ。
さっきなんて、
「しょうくんにちゅーするー。」
って言い出すし。
おう。やれるもんならやってくれ。いくらでもやってくれて構わんぞ。
…しかし、なんで翔くんがいいかってゆーと、PVで翔くんがピンクの服を着てたからなんだな。これが。
まぁ、恋なんてそーゆーどーでもいい理由から始まるよな。
毎日のおきまり。
この4月から息子は小学校に、娘は保育園に行っておりますが、どっちもお迎えに行かなければなりません。
いや、ふつーの小学生ならお迎えなんて要らないだろうけど、ほらね、やっぱね、ウチの子はダウン症児だから、ちゃんと行って帰ってってのが難しいのです。
てことで、朝の集団登校にはお父ちゃんが付き添い、帰りは私が門のところまで迎えに行くんですがね、私を見つけるとダーーーーーーっと走り寄ってきて、
「おかーしゃーん、しゅき~~~~~」
と抱きついてきます。みんなの目の前だろうと構やしません。
外人並みの愛情表現です。うはー。
んー。
いつまでこうやって言ってくれるんかなぁー……。
入園式と入学式
先週の土曜日が娘の保育園入園式で、昨日の火曜日が息子の小学校入学式でした。
ものすごーーーーーい内弁慶で、お母ちゃんがいないと夜も日も明けない娘ですが、
みんなと一緒に給食もしっかり食べたりして、保育園でなんとか頑張っているようです。(……もちろん、朝は大泣きですが。)
しかし、息子の方は、「頑張ってる」というよりも、「我慢して座ってる」という感じでした。
30分ほどの入学式の間、他の一年生のように、じっと椅子に座っているとか、起立の号令で立つとか、そういうことはできませんが、
けれども、周囲の雰囲気を感じ取って、彼なりに我慢して座っていました。
1学年30人にも満たない新入生ですから、入学式では1人1人が名前を呼ばれて、校長先生が握手をしてくれたのですが、
息子1人だけ、名前を呼ばれても「えー?」と言ったり、校長先生が握手しようとすると、「やめてー。」と言ったり……。
どこまでも自由な奴です。
今、娘が通ってる保育園から上がってきている子供たちが、息子のクラスメイトに多いのですが、
この保育園は障害児保育の指定園なので、この保育園から上がってきている子供たちは、障害児に対する接し方がかなり自然みたいです。
同じクラスにダウン症児や発達障害児が複数人いるという環境というのは、健常児にとっても良い経験になると思いますし、
そういう経験のある子供たちがクラスメイトに何人もいるというのは、とてもありがたいと思ってます。
(もちろん娘のクラスにも障害児がいます。)
実際、入学式後に子供、先生、保護者の集合写真を撮った時、やはりどうしてもじっと座っていられない息子に対して、
自発的に、隣の男の子が息子が前を向くように手を握って促してくれたり、息子の後ろに並んでいた女の子3人がそれぞれ息子に世話を焼いてくれてたのです。
息子が通っていた保育園は、娘の通ってる保育園とは別のところでしたが、そこでも子供たちは息子のことをちゃんと仲間だと認識し、息子に合わせてくれたり、息子のことを尊重してくれたり、息子と真剣にケンカしたりしてくれていました。
大人よりも、子供の方が本質をよく分かっているんじゃないか?と、よく思わされます。
そんなわけで。
息子と娘、2人とも同時に新しい環境となったわけですが、
もちろん、危ないことをしたら叱るし、最低限の躾けは心がけてますが、我が家の教育方針は、「子供の自然に育つ力の邪魔にならないように気をつける」なので、必要以上に心配しないようにしなきゃ~、と思ってます。
親が心配し過ぎるのって、子供にとってもマイナスですもんね。
そのまま育ってくれたらいいな、と思う。
保育園に息子を迎えに行って、帰る途中の道で、時間が合うとたまーにダウン症のAさんに会うことがあります。
彼女は、お父ちゃんが勤めているNPO法人が運営しているグループホームに住んでいて、授産所まで歩いて通っています。
彼女の帰宅時間と、お迎えの時間が合う時に、彼女を見かけることになるわけですが、
いつ見ても彼女はニコニコしながら歩いているのです。
田舎道をニコニコしながら歩いているAさんは、しょっちゅう農家さんからお野菜をもらってグループホームに帰ってくるそうです。
ニコニコしながら歩いている彼女を見ると、声をかけたくなる気持ちがよく分かります。
私は、息子にもそんなふうな大人になって欲しいなぁ、と思っています。
障害児の親は、子供の自立という問題を抱えています。
これは深刻な問題なんだろうと思います。
働く場所すら無いことが多いのですから。
けれど、私はあまり心配していないのです。
息子は、とってもとってもおいしそうに食事をするし、
とってもとっても嬉しそうに「ありがとう」を言うのです。
だから、誰かがきっと手を貸してくれると思うのです。
すごい単純な親だと言われるかもしれないけど、
本当にそう思うのです。
癒し合うために生まれてきてくれたのかも。
僕アニのこの記事
http://ameblo.jp/dragonest/entry-10400233255.html
を読み始めて、すぐに
「あー、これ、私と娘のことみたい~[emoji:v-12]」
と思いました。
息子は、育てやすい子です。
赤ちゃんの時なんて、ほんとーに育てやすい子でした。
ダウン症児だから、3歳過ぎくらいから、どんどんガンコになってきたし、身体は成長するけどオムツはとれない、とか、すぐに脱走するとか、大変なことは大変です。
でも、不思議とこの子は、
無条件でかわいい
のです。
そう感じるのです。
ガンコな時は真剣に腹も立つけど、それは単純に親の都合と息子の思いがぶつかり合ってる、という感じなのです。
でも、娘は違います。
2歳の娘は、赤ちゃんの時からとても癇が強く、そのくせ、ものすごーい怖がりで、たとえばいつまでたっても、お兄ちゃんの保育園のみんなを怖がったりしてます。
毎日お兄ちゃんのお迎えに行ってるのに、ですよ!
洋服を着替える時も顔が隠れるのがコワイコワイ。
お母ちゃんがちょっとでもいないと泣く泣く。
それにとにかく、お母ちゃんにベッタリで、私以外の大人は、お父ちゃんとオカンくらいにしか心を許していません。
息子は、誰にでもオープンなのに、全く逆なのです。
一時期、この子はアスペか?と疑ったことさえあります。
そこまで泣くか、という泣き方をするので、こっちもイライラします。
かーなーりイライラしてしまうと、怒鳴りつけることもあります。
または、無視しないとやってられない、という時もあります。
そんなことしても仕方がないのにね。
でも、そんな時は、抱きしめても抱きしめても、泣き止まないのです。
オカンも、「かわいそうだけど、この子は育てにくいねぇ。」と言っていました。
うん。
あたし、今から思うと、この子が2歳過ぎるまで、身体も心もちょっとしんどかったよ…。
そして、数カ月前のことです。
ふと、観音様に
「なんで、この子はこんなんなんですか?」
と聞いてみたら、
「この子は、昔、とても怖い目に合ってるんですよ。」
と、脳内会話で言われました。
あー。
じゃあ、仕方がないや。
と思いました。
私は、「娘」を産んで育てている間に、私の中の小さな子が癒されていくような感覚を持つ時があります。
「息子」では無かった感覚です。
そして、私がこの子を癒してあげないといけないんだな。
お互いに癒し合うために、今があるんだろうな。
と、思ったのです。
あー。
それでもそれでも、毎日のことだから、イライラしちゃうんですがねぇ。
言葉がどんどん増えてきて、自分の言いたいことを言葉にできることが増えてきて、少しずつ落ち着いてはきてるんですがねー。
けど、言葉が増えてきて、私が怒ると
「おかあしゃん、怒らないで~。」と泣きながら言うのは反則やと思うっ。
お前が怒らせとるんやないかーーーーー。
だらだら、と。
ここんとこ、mixiの方でも、あまり日記が書けておりません。
書いても、
「オカンがゴキブリをスリッパで叩き殺して、ヒゲを素手で持って、生ゴミのところに捨てたー!」
とか、そんな程度のものばかりです。
扁桃腺が腫れたり、なんやかんやで、だら~~っとしてることが多かったです。はい。
でも、民絵屋のお仕事はぼちぼちとさせてもらっとります!
ありがたいことです。
予言成就
昨日の夜、お父ちゃんの職場(NPO法人)で「懇親会」がありました。
一昨日、お父ちゃんが言いました。
「お母ちゃんの体調が悪くなって、懇親会に行けないとかってなりそーでヤだなー。はっはっはー。」
もー。
そんなこと言うなよーーー。ぷんぷん。
そしたら昨日の夕方、お母ちゃんのお腹が痛くなってきました。
いつもの「しんどい」「気持ち悪い」ってのじゃなくて、腸が痙攣をしてるような痛みに突然襲われました。
んがー。
これは痛い。
でも、子供のお世話(食事とお風呂と寝かしつけ)をせねばならんのだが……。
しかし、痛い。かなり痛い。
自分1人なら「痛い痛い。」と寝ころがって我慢してればいいけれど、子供の世話が……。あううう。
というわけで、実に申し訳なかったんだけど、仕事中のお父ちゃんに電話して、仕事が終わったら懇親会には出ずに帰ってきてもらうことにしました。
もー。
お父ちゃんが変な予言するからだーーー。
マジで「起こって欲しくないこと」は言葉にせんほうがいいと思います。
【mixiより転記】息子とお散歩
【mixiより転記 11月30日】
5歳の子と1歳10カ月の子。
2人の子供と一緒にお母さんがスーパーでお買い物。
なーんてのは、普通の光景だと思うんですが。
ウチでは無理なのです。
何故ならば、ダウン症の息子くんは突然走り出したり、いらんこといっぱいしたり……なので、常にマンツーマン・ディフェンスをしなければならないからです。
もちろん、お散歩もお母ちゃん1人で2人を連れてというのは無理です。
そうなると、息子が保育園に行っている時間に娘と2人でお散歩はできますが、『息子とお母ちゃんだけ』という組み合わせでお散歩というのはほとんど難しくなりました。
お父ちゃんと娘がお留守番するくらいなら、4人でお散歩に行っちゃうんで。
今日の午後、娘がお昼寝した時に、お父ちゃんもウトウトお昼寝をしていました。
そこで、本当に久々に息子と2人だけでお散歩に出かけました。
30分ばかりのお散歩でしたが、息子はとても嬉しそうでした。
途中、たんぽぽの花をつんであげたら、妹に持って帰ると言い出しました。
「たんぽぽ。たんぽぽ。」と何度も言っている姿に、お母ちゃんはきゅーんとなっておりました。
日常の、普通の、それでいてたまらなく幸せな感覚を堪能できた時間でありました。