感染性胃腸炎

息子がまず感染しまして、続いて娘も感染しました。
娘を迎えに行ったら、クラスの園児がとても少なかったので、流行ってるな~、とは思いましたが、なかなか強烈なヤツですね。
名前は強そうじゃないのにね。
「ノロウィルス」なんてー。

週末はお祭りでした。

一昨日・昨日と近所の神社のお祭りでした。
ここらへんのお祭りは不思議なことに鬼が出ます。
それも、べろんべろんに酔っぱらった鬼が。
今は家の中までは上がってこないのですが、以前は家の中までやってきたそうです。鬼が。
ということで、子供たちにとっては、爆竹ばんばんも怖いし、鬼も怖いので、お祭りって言ってもちっとも楽しくないのですが、
……しかし、「餅投げ」があるのですよ。
いっぱい餅が投げられて、それをみんなで奪い合うように拾うのです。
一昨日の餅投げには結局行けなかったのですが、昨日の夕方、そろそろ餅投げの時間なんだけどなー、と子供たちを誘ってみたら、
「おに、でないよねー。」
「いないよねー。」
と、なんでか兄妹で勝手にそーゆー話になってて、
「おもち、いこう!」
「いこう!」
と、これまた2人で勝手に盛り上がってたので、これは幸いとばかりに連れ出しました。
が。
もちろん、神社には鬼がいました。
べろんべろんになってる赤鬼、青鬼、黄鬼と、獅子。
そして、これでもかってくらいの爆竹。
もー、娘は怖くて怖くて、私にしがみついてました。
息子は、私にしがみつくことができないので、低い石垣の上に座り込んで、がくがく震えてました。
ほんとに震えてたんですよ。
よっぽど怖かったんでしょうねぇ…。
小学校のおにーちゃんたちが声をかけてくれてもダメなんですよ。
もう怖くて怖くてー。
んでもって、怖さのピークは鬼に小麦粉を頭にぐりぐりされた時ですね。
そりゃ、怖かろうに~~、とは思うんですが、これをやってもらうと縁起がいいとされてるので、親はラッキーってなもんなんですがね。
てな阿鼻叫喚の待ち時間(←毎年これが長い)の後、
餅投げの直前に、仕事から帰ってきたお父ちゃんも合流してくれて、子供たちも少し落ち着き、そしてメインイベントの餅投げでは、すごーく嬉しそうに喜んで拾っていました。
もちろんそんなに拾えないんですよ。こんな小さい子たちでは。
でも、私やお父ちゃんが拾った餅をもらって、自分のレジ袋に入れることで、「自分で拾った!」って気になってたようです。
帰る時には、「あー、おもしろかったねー。」とニコニコ顔でした。2人とも。
さっきの恐怖はどっかに飛んでったようですわ~。
そうそう。
一昨日の夜には、手筒花火の奉納があったんですが、去年までは最後のはぜる音をすごく怖がってた2人ですが、今年は「おっ。びっくりしたー。」と言いつつも、キレイな手筒花火をずーっと見てました。
(最後にちゃんと拍手してたくらいだし。)
ふるまってもらった甘酒をしっかりいただいて、キレイな花火を見て、子供たちもすごく楽しそうでした。
1年でいろいろ成長するもんだなー、子供って、ってこんなところでも確認できちゃいますわ~。
来年はどうかなーー?
まだ鬼は怖いかなーーー?

正解は「田植地蔵」

息子は妹と一緒に「ごっこ遊び」をよくするんだけど、今は「今年の春から我が家で解禁となったアンパンマン」ごっこがそれらの8割くらいを占めてるんですなー。
そんな息子ちゃんが、今日は学校から帰ってきた途端、今まで私が見たことのない何かの真似をし始めたのですよ。
親の私でも、息子の言葉は理解しにくいんですよ。
早口で且つ本人の意図するように発音できないことが多いため、どうしても伝わりにくい……と。
しかし、どうやら学校の授業でビデオを見たというのはすぐに分かったのですわ。
「べでお、みたの。がっこで。」
と、嬉しそうに話してくれましたから。
ただ、その内容がさっぱり分からんかったのですわ。
「ぉじょーさん。」
と言うので、象さんか、お嬢さんか……と思ったんですが、違うと否定されまくり。
そのうち、お祈りの格好をし始めたので、お地蔵さんだ!と判明。
でも、その後すぐに「うま。」と言い出し、大きいキリンのぬいぐるみを馬に見立てて餌を食べさせてる様子。
「くさ。」と言うので、どうやら草を食べさせてるつもりらしい。
なんだなんだ????
どんな話なんだ????
すると、息子が歌いだしたのですよ。
最初はさっぱり検討がつかなかったのですが、ハタと気づいたんです。
「まんが日本昔話の歌だ!」
というわけで、一緒に歌ってあげたら息子も喜んでました。
伝わると嬉しいもんね。
……でも、なんの話かやっぱり分からんのです。
どうも、彼の「ごっこ遊び」を見てると、「笠地蔵」では無さそうなんだけど、お地蔵さんの出てくる話はそれ以外知らんのですよ。私が。
なので、ゆーちゅーぶで検索してみたんですけど、サムネイルの画像を見ながら、「これ?」と聞いても、息子は「ちがう。」の連発。
こりゃ見つからんかなー……と、あきらめかけた頃、
「これー。」と息子が指さすではないですかっ。
http://www.youtube.com/watch?v=ggDklzCcerg
ほんと、コレだったらしいです。
確かに、要所要所の真似が合ってたんですよ!
(そして、3回も見てた。子供たち。)
お母ちゃん、頑張って息子の言動から正解に辿り着けて、すげー満足ですわ~。
むふー。

腕が痛いという妹のために、兄は暗い道を歩いていった。

まー……
お恥ずかしいんですが、私が娘と遊んでるうちに、左腕の肘がハズれたんですよ。
でも、脱臼とは分からんかったんです。私。
てのも、私の弟2号が小さい頃よく脱臼になっとったんですが、そうなると腕が曲げられなくてだらーんとしてたんですね。
なので、自分で腕を曲げられる娘の場合は、脱臼じゃなくて、ちょっとヒネった体勢になっとったんで、スジかなんかを痛めたのかと思ったんですよ。
んでも、ずーっと「なんか痛い」(←激痛ではなさそうなところがこれまた判断に迷った)と言うので、ギリギリ間に合うかもしれんから、いつものクリニックに行こうか……って話になったんですけど、
ちょうどお父ちゃんが帰ってきそうな時間だったので、携帯に連絡入れたんですね。(帰宅して誰も家にいないとビックリするだろうから。)
そしたら、もうすぐ家につくって頃だったので、電話入れてよかったー……と思ったのですが。
手に荷物を持ってて、ばーんと勢いよく玄関の戸をお父ちゃんが開けてしまい、その時にはすでに泣き止んではいたけれど、でもなかなか痛みが取れなくて気弱になってた娘がビックリしていきなり大泣きしてしまったのですよ。
んで、玄関の音にすげービックリしたんだけどいちおー我慢してたらしい様子だったのに、妹の大泣き姿を見てたらとうとう息子までがじわ~~~っと泣きだしてしまい、なんだかどうにもならん状況になってしまいました。
で、すぐに病院には間に合わない時間になってしまいまして。
まぁ、腫れてないから、冷やして様子を見よう、とお父ちゃんが言うので、そうすることにしました。
いや、だから、脱臼だとは思わなかったから~~~~。
しかし。
息子は息子で気持ちが収まらんのですね。うまいこと。
そこでお父ちゃんが、もう外は暗かったけど、妹のために2人でちょっと先にある自販機まで「大きいヤクルト(←ビックル)」を買いに行こう、って言って息子を連れ出してくれました。
目的を作って、気持ちをそっちに向けさせるってことだったんでしょうね。
暗い道だけど、息子は妹のためにビックルを買ってきてくれました。
「かってきたよー!」と、達成感バリバリな顔して帰ってきました。
娘は娘で、兄が自分のために買ってきてくれたビックルを飲んだら、なんだか治ったような気分になったみたいで、笑顔が戻りました。
あんたたち、愛し合ってるねぇ。ほんと。
……とはいえ、治ってないんだよね。脱臼。
なので、湿布してもそりゃ治るわけなく、夜中ももちろん、朝になっても痛いって言うので、お父ちゃんがネットでチラリと調べて、
「それ、多分、脱臼だわー。」
と言ったんですよ。
脱臼なら、近所の接骨院でもいいかなー、と思ったんですが、ほんとに脱臼なのかどうかイマイチまだ疑ってた私は、すこし遠くにはなりましたが整形外科まで行くことにしました。
娘、初めての病院で不安いっぱいになってて、看護婦さんの問診だけでも泣いてました……。とほほ。
レントゲン写真も泣きながら撮り、診察も最初っから泣いてました…。とほほほ。
でも、プロはさすがですねぇ~~。
先生ってば、泣いてる娘の腕をむにむにーと優しく触って確認してるだけかと思ったら、
「はい。もう大丈夫。」
って言うじゃないですかーーー。
ビックリしちゃいました。
もっと「ぐいー」って感じかと勝手に思ってたんで、触っただけやーん、って驚きました。
「外れたら、夜ならすぐに救急に行かないとダメだよ。一晩たつと腫れて(すっとは)入らなくなる子もいるから。」
と、母はしっかりお叱りも受けました。
……ううう。
ごめんなさい。
ほんと、ごめんな。娘。
6歳くらいまではそもそもハズれやすいそうなんですが、一度ハズれると癖になりやすいそうなので、気をつけてね、と教えてもらいました。
(だから弟2号は何度もハズれてたんだなー。)
今から思うと、なんでゆうべのうちに夜間診療所に行かなかったのかなーとか、なんでお父ちゃんも私も脱臼って思わなかったのかなー、とか、いろいろ思うところはあるんですけど、娘には痛い思いを長引かせて悪かったなぁ、娘よ許してくれ~~~って気持ちしかないっす。
で。
小学校に娘も連れて息子を迎えに行ったんですけど、痛いのが治ったよ~、と言う妹に対して、兄は何度も「よかったねー、よかったねー。」と笑って言ってました。
あんたたち、ほんと愛し合ってるねぇ。
そうそう。
そのお迎えの時に、息子と同級生の女の子が、その子の弟と同じ保育園のクラスにいるウチの娘が私と一緒にいるのを見つけて、
「なんで(まだ保育園の時間のハズなのに)一緒に来たの?」
と聞いてきたので、
「腕のココがハズれちゃってねー。今日は病院に行ったから保育園をお休みしたんだよ。」
と説明したら、
「あー。うちの○○くん(←娘と同じクラスの子)もね、4回くらいハズれたよー。すぐハズれるんだよー。おかあさんが病院に連れてったよー。」
と教えてくれました。
やっぱりハズれやすい子はちょっと強く引っ張るだけでハズれちゃうんですねぇ。
ウチもこれから気をつけるっす~~~~。

小学生になって初めての運動会でした。

土曜日は、息子の運動会でした。
小学校の運動会は1日仕事だねー。
朝からお弁当をいっぱい作って、お母ちゃんも頑張ったよ!
でも、もちろん一番頑張ったのは息子。
健常児に混ざっての運動会だから、
当然かけっこはビリだし、
集団の踊りはみんなとズレてるし、
先生や同級生や上級生に何度も何度も手間かけさせてたけど、
でも、頑張ってたよ。
一生懸命、頑張ってたよ。
ほんと、頑張ってたんだよ。
ほんとに、この子はスゴいなぁ~、と思ったです。
てことで。
昨日も疲れてダラダラしてたけど、今朝はさらにダルくて、どうやら風邪ひいちゃったみたい~~。
金曜日からすでに風邪っぽかったんだけど、土曜日は気合でなんとかなったんだよねー。
ホッとするとダメだねー。
さてさて。
今度の土曜日は、娘の保育園の運動会だ~。
こっちは午前中だけだから、お弁当を作らなくてもいいのがありがたいやー。

息子、7歳になりました。

今日、息子が7歳になりました。
早いなー。もう7歳だよー。
でもって、たまたまお父ちゃんも今日はお休みだったので、家族4人で朝から行ってきました。
「名古屋アンパンマンミュージアム」
ってところに、です。
名古屋って名前がついてるけど、三重県です。
長島スパーランドの横っちょです。
そんなに広くもありません。
……しかし、すべてがアンパンマンの世界なのです。
ヤバいです。
今年の春からアンパンマンを解禁にしてやってからこっち、めっちゃアンパンマンにはまってる息子のために、お父ちゃんが誕生日くらいは連れてってやろうよと言い出したので、実はアンパンマンはあまり好きではない私ですが、息子と娘が喜ぶ姿見たさに行ってきましたよ。ええ。
ディズニーも好きじゃないので、ネズミランドももちろん連れてったこともないし、そもそもテーマパークってもんも連れてったことがないので、息子にしたら初めての経験だったんですなぁ~。
こーゆーのって。
……なんかね、テンパってました。息子。
嬉しいって気持ちよりも、キャパオーバーだった様子で、なんだかおかしくなってました。
んでもって、頭だけすげー熱くなってました。
さすがに後半は慣れてきたらしく、ようやくいつもの笑顔が見れましたけどね。
アンパンマンのきぐるみさんと握手してから、ふっきれたみたいだったんですよー。
面白いなぁ~。我が息子。
てことで。
今日は1日、すげー疲れました~。
息子は、今日のことをそのうち忘れちゃうんだろうけど、あのテッパってた顔を私はずーっと忘れないぞー。
ぷぷぷぷ。

それがどんな悪夢だったのかは分からないけれど。

今月末で7歳になる息子はダウン症児なので、もちろん手もかかるんですが、しかし彼は赤ちゃんの頃から育てやすい子でした。
生まれ持った性質が「どっしりしたもの」のようで、少なくとも私よりも成熟した魂を宿した子なんだろうなー、と思います。
それに比べて3歳半の娘は、赤ちゃんの頃から非常に癇の強い子で、この春から保育園に行くようになって、かなり良くなってきましたが、それでもやはり「癇の強さ」は彼女を生きにくくしているように感じます。
いろんなものを背負いこんで生まれてきたんだろうな、と思います。
そして、ものすごい怖がりで、怖い~~と、すぐに泣きます。大声で。
そんな娘が、昨日は朝から高熱を出しました。
扁桃腺が真っ赤っかだそうです。
そんな状態なので、夜もほこほこで、なかなか寝つけない様子でした。
いつもはスコーンと寝てしまう息子も、珍しく夕方寝をしたせいで、これまた全然寝つけない様子でした。
……親の方は疲れて寝ちゃったんですがね。
何度か娘にお水が欲しいとか、トイレ行きたいとかで起こされつつも、うつらうつら寝ていたら、寝ている私の隣で娘が突然仁王立ちしたのに気づきました。
ぷるぷると震えているので、トイレに行きたかったけど漏れちゃったのかな……と、思いました。
しかし、声をかけても娘はぷるぷると震えたまま、無言で立っています。
声をかけながら抱っこすると、身体中が小刻みに震えていて、声も出せない様子でした。
怖い夢を見たのか、とにかくひどくひどく怖かったようでした。
時々、怖い夢を見て大声で泣くことはあるのですが、こんなふうに身体が小刻みに震えたまま声も出ない状態の娘なんて初めてです。
普段の、子供の怖がり方ではないな、と思いました。
尋常じゃないな、と。
お父ちゃんの隣の、部屋の端っこにいた(おそらくウトウトしていた)息子も心配して起きてきました。
ずーっと抱っこをしていてもなかなか震えが止まりませんでしたが、それでもようやく震えが止まってきたので、
「あっち(台所)に行って、麦茶飲もうね。」
と、娘を連れていきました。息子もついてきました。(お父ちゃんは寝てたー。)
電気をつけて、明るい台所で3人で麦茶を飲んでいたら、娘はやっといつもの「意識」状態に戻ってきたらしく、ホッとした様子で笑顔も出てきました。
息子が妹の頭をなでて、いろいろ話しかけていました。
息子も妹がかなり怖がっているということが分かり、彼なりに「だいじょーぶ、ね。ね。」と妹をなだめていたのです。
お兄ちゃんが大好きな娘にとってはすごく嬉しかったようです。
「すごく怖い夢、見たんやねー。」と娘に話しかけると、娘は小さい鬼がどうのこうのと言いましたが、もちろんどんな夢を見たのかは分かりませんでした。
話してる様子を見てると、あれは夢だった、もう怖い夢はどこかに行っちゃった、というのは分かったようなのですが、やはりそれでもまだリラックスしきれなかったようで、その後お布団に戻ってもなかなか寝つけずにいたようです。
あんな怖がり方をするくらいだったんですから、当然っちゃー、当然だろうな、と思います。
なので、「もう大丈夫だよー。お母ちゃんもお兄ちゃんもお父ちゃんも一緒だからね~。」と何度も声をかけました。
そして、ふと思い、こう娘に言いました。
「お母ちゃんのお腹に入ってくるずーっと前に、すごく怖いことがあったんやねぇ。でももうそれは終わったからね。お母ちゃんのところに来たんやからもう大丈夫やでねー。」
もちろん、そんな言葉を娘が理解できるとは思いませんが、そうやって何度か娘に言いました。
息子は、お布団に戻ってからスコンと寝てしまいました。
いつもはそんな時間に起きていない息子が目を覚ましていたというのも、これも愛なのかなー、と思いました。
天真爛漫なお兄ちゃんと一緒にいることで、娘が背負ってきたものを少しずつ手放していけるといいな~、と思います。
……兄妹喧嘩もよくやってるけどねぇ。
そして、寝不足な2人は、お昼ご飯の前だってーのに、仲良く今お昼寝しちゃいました。

そよ風に吹かれて揺れていたら。

ちょっと前のこと。
息子を連れて、娘のお迎えに行った時、
保育園の片隅に咲いていたお花たちがそよ風に吹かれて揺れていました。
それを見た息子が、そのお花たちの前に座り込んで、妹に向かって言いました。
「お花が歌ってるね~。」
そしたら、娘も兄と一緒に座って、
「ほんとだねー。お花、歌ってるね~。」
と嬉しそうに言いました。
誰か教えたんだろう?
散歩の途中で、お父ちゃんが教えたのかな?
それとも、オカンかな?
私は、そんなこと一度も言ったことないんだけどなぁ。

13回忌

今日は祖母の13回忌。
もうそんなに経つのかー。
家の中はキッチリしていないと気になる人だったので、
私のいい加減な家事を見たら、イラっとするだろうなー、と思います。
「あー、おばあちゃんに叱られるなー。」
と思うことが今でもよくあります。
これも愛ってことで。

「どうして?」

今月から、息子にヘルパーさんがつきました。
週に2日くらい、夕方の1時間なんですが、お散歩で公園に連れてってもらいます。
いえね、娘の保育園にお迎えに行く時に、必ず息子も一緒に連れてくことになるんですが、
家から徒歩5分くらいのところなのに、途中で座りこんで歩かなくなる息子に対して、娘が怒ったりするんですよ。
娘にしたら一日保育園で頑張ったんで、早く帰りたいんですなぁ。
で、怒って走り出した娘が、(田舎道の裏道なので)たまーに通る自転車にぶつかりそうになりまして…。
肝を冷やしましたわさーーーー。
私の反射神経もかなり鈍いし、大きくなった息子を抱っこして歩くことはもはや不可能だし、ってことで近場だけど車でのお迎えをすることにしたんですが、
すると、娘は「お散歩で帰りたい~。」とゴネるし…。
それに、息子がいるとほんとーに慌ただしくて、娘の様子を教えようとしてくれる保母さんの話もなかなかちゃんと聞いていられないし…。
そこで、ヘルパーを依頼することにしました。
お父ちゃんの勤め先なんですが、要望数に対してヘルパーの人数が少ないので、毎日というわけにはいきませんが、それでもありがたいですよ。
特に今日みたいな、雨ザーザーな金曜日の夕方は。
大きな布団袋を肩から下げて傘さして、傘をさしてる息子と娘をコントロールして車に乗りこませるというのは、非常に難度が高いんですもん。
それに、今日は息子の同級生のお母さんと数分間の立ち話もできたし~~。
娘はその間じーっと傍らで待ってくれてるけど、息子は絶対に無理!だし~~。
というわけで、昨日と今日とヘルパーさんとおでかけしている間に娘をお迎えに行ったんわけですよ。
そしたら、娘ってば、
「おにーちゃんがいなくて、さみしい。」
を連発。
たしかにありがたいことに仲良し兄妹だけど、いたらいたでケンカになるやんか~、とトホホな気分なお母ちゃん。
「おにーちゃんは、ヘルパーさんと本屋に行ったんだよ。」
と教えてあげたら、娘が
「あたしもヘルパーさんと行きたい。」
と言うんですよ。真似したい年頃がずーっと続いてますよ。ええ。
でも、健常児のあなたにはそのサービスは受けられないのよ。
……と言ってももちろん理解できるわけないので、
「おにーちゃんは、ダウン症って病気だから、ヘルパーさんが助けてくれるんだよ。」
と、とりあえず娘に言ってみました。
体質と言っても分からんだろうから、病気という言葉を使いました。
すると、
「どうして、おにーちゃんは病気なの?」
と聞き返されました。
一瞬の間に、いろんな答えが思い浮かびました。
だって、とっても深い問いなので。
んで、とりあえずこの場合は染色体の突然変異が原因って回答が妥当だなー、と思い至ったんですが、そう言ってももちろん理解できるわけないので、
「おにーちゃんは、お母ちゃんのお腹の中にいた時から病気だったんだよ。ずーっとこの病気は治らないんだよ。」
と答えると、娘は神妙な顔つきになってきたので、
「でもさー、おにーちゃんはいつもニコニコしとるよね?だからおにーちゃんは大丈夫だよ~。」
と言ってやると、娘はニコっと笑いました。
まだ小さな娘に息子のダウン症に関わることを説明するのって、やっぱりちょっと難しいなーー、と思いました。
でも、てきとーに誤魔化すわけにもいかないしね。
しかし、子どもの問いは根源的だなー、としみじみしました。
そして、息子は笑顔で帰ってきましたよ。もちろん!