熱中症に気を付けよう、と、息子も申しております。
日本中暑いので、みなさんもきを付けて~。
「蒸し暑さ」が「虫あつさ」になってるところが好きです。
あ、それから目玉おやじに毛が生えてるようなヤツは太陽だそうです。
会話はどんどんあらぬ方向へ
民絵屋プレゼント企画にご応募くださったみなさま、ありがうございます!
今夜にでもくじびきをしたいと思います♪
さて。
昨日のことなのですが。
昨日は朝からお腹が痛くてゴロゴロしてたのです。
娘が帰宅した時なんてウトウト寝てました。
でも、友達が3人遊びに来るというので、お母さんは居間で横になってるから隣の部屋で勝手に遊んでてねー、って娘に言ったわけです。
そしたらですね、遊びに来た友達の中のAちゃんが、私の様子を見て、
「あ、じゃあ、外の公園とかで遊んだ方がいいんじゃない?」と、娘に言ったんです。
なので、
「ああ、いいよいいよ~。おばちゃん、お腹がちょっと痛くて横になってるけど、勝手に遊んでくれればいいから~。」とAちゃんに言いました。
娘が体調不良で困った時もAちゃんは「いいよいいよ。私がやっておくから保健室に行っておいで。」と言ってくれるそうなのです。
ですから、昨日のお風呂の中で娘に、
「Aちゃんはほんとにいい子だねぇ。お母さんがそう言ってたと伝えてね。」
と、言うと、娘はあらぬ方向に話を持って行きました。
「うん。Aちゃんいい子でしょ?なのにBちゃんが『Aちゃんの好きな人を探ってみんなにバラしたいから手伝え。』って言ってきたんだよ。私に。」
Bちゃんは気の強い子で、以前は正義感の強いAちゃんとぶつかることもちょいちょいあったようなのです。
「でも、イヤだって言っても、Bちゃんは聞いてくれなくて、『もう決まったことだから。』とか言うんだよ~。もうほんっとに困る~。もちろんそんな仲間には入らんけどさ…。」
と、娘が言うので、
「じゃあさ、今度また同じようなことになったら、Bちゃんに、『私はBちゃんの良いところも知ってて、そこは尊敬してるけど、そんなこと言うとBちゃんを嫌いになっちゃうよ?私にBちゃんを嫌いにさせないでよ。』って言ってみれば?」
と、アドバイスしました。
「あー……なるほど~。」と、娘も納得。
これでお話はおしまい…かと思ったら、娘はまたあらぬ方向に話を持って行きました。
「それ、Bちゃんには通用すると思うけど、Cちゃんには通用しないと思う。」
あーーー……、と思いました。
Cちゃんはちょっと拗れちゃってる子なのです。
「私、悪いけどCちゃんとは関わりたくないんだよね…。」
と言う娘に、
「うん。いいんだよ。関わらなくて。班が一緒になったりして、一緒に何かしなくちゃいけないなら、それだけ協力してやって、後は関わらなくていいんだよ。みんなと無理して仲良くする必要はないんだからね。」
と答えました。
「なんでCちゃんはあんなふうになっちゃったのかなー?」
と、娘。
「うーん…。まぁ、やっぱりお母さんがCちゃんのことを本当には理解してないからじゃないかねぇ?だってCちゃん、学校でお母さんのことを『あのクソババァ、私の気持ちなんて全然分かってない。大嫌い。』って〇〇先生に言ってたのを、近くで遊んでた娘ちゃんと△ちゃんで聞いちゃったんでしょ?一緒に同じようなことを言ってたDちゃんは本当はお母さんのことを好きだと思うけど、Cちゃんは本当にお母さんが嫌いなんだと思う、って娘ちゃん、言ってたやん?」
と答えると、
「でも、Cちゃんのお母さん、すごくキッチリしてそうじゃない?」
と娘が言うので、
「やー、キッチリしすぎてるからアカンのかもよ?ちゃんと育てようキチンと育てようとし過ぎて、子育てを楽しんでなかったのかもしれんね。余裕が無かったのかもよ?余裕が無いと、子供の気持ちを見逃しやすいと思うしなぁ~。お母さんだって体調悪い時は余裕が無くて笑えんし、すぐ叱ったりしちゃうやん?」
と答えると、
「あーーー。なるほどなぁぁぁ。だってお母さん、体調が悪い時はすぐ怒るけど、体調が良い時は軽いもんね!ぴょんぴょん跳ねるみたいな感じだもん。面白いし楽しいし。」
と娘。
……反省させられました。
娘がわんわんと大声出して泣いた母の日
母の日ということで、娘からもらいました。
そんな娘のことですが。
昨日の夕飯を作ってる時に、娘が台所にやってきたので、なんやかんやと普通に会話していたのですが、
何だったかなー……何かの私の問いかけから、ちょっと様子がおかしくなりました。
あれ?と思っていると、娘が
「こんなことお母さんに言っちゃいけないと思ってたんだけど…。」と話し始めました。
お兄ちゃんが時々自分を睨むこと。
それをとてもイヤだと思っていること。
お兄ちゃんのことは大好きだけど、お兄ちゃんをイヤだと思ってしまう自分がイヤなこと。
お母さんはお兄ちゃんのことが大好きだから、私がそんなふうに思っていると知ったら絶対に悲しい顔をすると思って言えなかった、と娘は言いました。
知的障害のある息子にしたら、妹の方が何でもできるという事実に葛藤があるのかもしれません。
そして、そんな妹と意見が食い違うと、上手く言えなくてムッとした顔で睨んでしまうことも増えてきたようなのです。
息子が中学生になってからそんなことが増えてきたようです。
健常の子でも中学生というのは不安定さが増す時期だと思いますが、ダウン症児でも同じなのでしょう。
料理の手を止めて、私は椅子に座り、娘を抱っこしてやりました。
娘はわんわんと泣き出しました。
「そんなのね~、普通だよ~。大好きな人に対してもイヤだと思うところがあって、そこは嫌いだ~、イヤだ~、と思うのなんて普通だよ~。大丈夫だよ~。」
と、背中をぽんぽんしながら泣いてる娘に話しかけました。
「それに、お母さんが悲しむからって言えなかったなんて、娘ちゃんは優しいねぇぇぇ。大丈夫やよ~。そんなことくらいで悲しくならへんよ~。普通のことやからね~。」
と、さらに続けると、娘はもっと大きな声で泣きました。
彼女なりにいっぱい考えて、ずーっと溜め込んでいたんだなぁ、と思うと、私までホロリと涙が出ました。
そんな母の日でありました。
反省せず後悔と悲しみに逃げるから同じこと繰り返す、は名言。
先日、数年ぶりに子供たちと餃子を作りました。
餃子を前回作った時も息子はパチンと挟むヤツを使ったのですが、これがもぉぉぉカオスでした。
娘は娘で手包みが上手にできずにカオスその2。
それが今回、2人とも手先の動きに明らかな発達を認められまして、上手に包むことができました!
かーさん感動しました!
さて。
昨日、こんなツイートが回ってきました。
こういうひと、せっかく妥当な指摘をもらっても「反省」をせず「後悔と悲しみ」に逃げちゃうので、延々と同じことを繰り返すハメになるんだよなぁ… https://t.co/QwqAcX21X8
— わかり手 (@ganbare_zinrui) 2017年4月3日
(上記ツイートがRTした元ツイートは以下です。)
嫉妬ちゃんと彼氏くん④
感情にまかせてもろくな言葉は出てこない pic.twitter.com/c0Vque6Imv— いつまちゃん(大体23時に漫画更新) (@1256hima) 2017年3月10日
反省せず後悔と悲しみに逃げるから同じこと繰り返す、は名言だ。
と、すぐにツイートしました。
自分自身にもガッツリ思い当たるからです。
反省することと、後悔や悲しみや卑下などに逃げてしまうことは全く違うことなのに、後者に流れる人の方が圧倒的に多い気がします。
もちろん私もです。
するとですね。
このようなツイートを読んだ直後に、娘がやらかしました。
もうすぐ新学期が始まるので、小4の一年間で使った教科書やノートやテスト用紙などを段ボール箱に退避させていたのですが、
1月末に学校に提出するように娘に渡しておいた大事な大事な書類が封筒に入ったまま出てきたのです。
お金に関することなので、たみえかーさんは娘を叱りました。
しかし、その後も教頭先生から渡されて、娘がおとーちゃんに渡さなければいけなかったPTAの大事な書類も出てきました。
たみえかーさん更に叱りました。
当然ながら娘は泣きますわな。大泣きです。
泣きながら、私はバカだ~!と言い出しました。
「あー。さっきのツイートそのまんまだなぁぁ~…。」と、泣きまくってる娘を見ながら思いました。
なので私も反省し、叱るのはピタっと止めて、娘に以下のことを(叱るのではなく、理解を促すように)言いました。
・この書類を学校に出さなかったことで、どういうことが発生し、困るのか、ということ。
・今は子供なので責任の取りようがないため、ごめんなさいと謝るしかできないし、それで許されるけれど、大人になって仕事で提出期限を守れないと、責任を取らなければならないし、誰かからも信用されなくなり、自分がとても困ることになる、ということ。
・以上の説明により、自分が今回やらかしたことの意味を理解したことで、泣いて後悔して自分を卑下したくなるのはとてもよく分かるけれどそれをしてしまうと、本当には反省できない、ということ。
・なので、私はバカだと言って自分を責めることは止めて、反省をしなければならない。
・反省するということは、やらかしたことの意味を理解し、申し訳なかったと心から思い謝り、じゃあどうして私はやらかしてしまったのかを自分を客観的に見て分析し、その分析を元にどうしたら今後はそれをやらかすことなくできるかの方法を考える、ということ。(ここで、彼女がディスレクシアだと判明したことで、弱点を知り、対処法を具体的に考えることができて、それを実施したおかげで、漢字テストの点数が上がった、という成功体験があるのも意識させた。)
娘は片付けが苦手だったり、若干パニックになりやすく、慌てると「とりあえず」の行動をしがちです。
そういう弱点がある、ということを娘も自覚していたので、それをしっかり自覚することが大切だと教えました。
それは自分を卑下するために自覚するのではなく、自分の弱点をしっかり把握することで、それをカバーするための手順やシステムを自分自身で工夫し、その工夫した手順等をキープする努力を続けることができ、結果的に弱点を補完できるのだ、ということを教えました。
去年も同じようなことがあったので、「このファイルフォルダーにプリントは入れるようにしなさい。」と去年の春に私から言ったのですが、言われただけではダメだった、自分でちゃんと反省して意識しないと同じことを繰り返してしまう、ということを娘は泣きながらも理解した様子でした。
すると、数時間後、郵便局に向かう車の中で娘が「自分で考えた手順・方法」を言い出しました。
新学期からそれを続ける努力をして、同じ失敗をしないようにする、と言ったので、「がんばれ!」と励ましました。
夕方、(学校への連絡等について私がLINEで相談してたので、娘のやらかしについては知っていた)おとーちゃんが帰宅した時に、娘はおとーちゃんに謝り、そして自分の弱点をカバーするためにこういう方法を考えた、と説明しました。
すると、おとーちゃんは、
「社会人になると、失敗に対しては始末書というものを書かないといけないんだよ。失敗したこと、失敗が何故起こったかという分析、それに対する対応方法、の3つを書かないといけないんだよ。なので、娘ちゃんもそれをちゃんと紙に書いておこうね。書いたけどまた同じ失敗をしたら、その時はまた叱られて、また始末書を書かないといけないからね。」
と、言いました。
娘も納得していました。
これで本当に提出物を埋もれさす…ということが無くなるのかは分かりませんが、親から「こうしなさい。」と言われるだけじゃなくて、彼女なりに反省して分析して自分で考えたので、見守ろうと思います。
リレンザを上手に吸い込めるか問題
金曜日に支援学校から帰宅した息子がちょっと熱を出しまして、
その上、「今日は(隣の席の)○○くんがインフルエンザでお休み。」と言ったので、ヤバいな~~~~~……と思っていたら案の定でした。
土曜日は祝日だったので、市内の休日夜間診療所におとーちゃんが息子を連れてってくれたんですけど、
「薬はどうする?」とメールが来ましてね。
……小3の時にインフルエンザに罹った時にリレンザを処方されて、初回は吸い込めなくて吹き散らかしたんだよなぁ。
これって知的障害児あるあるらしくって、去年末に支援学校のクラスのママさんたちと『リレンザ吹き散らかし問題』を話してたんだよなぁ……。
でも、もう中学生だし、なんとかなるんじゃないかなぁぁぁ…。
と、思いまして、リレンザでいいよと返しました。
(その診療所では10歳以上はリレンザを処方されるらしいです。)
40℃近い熱でホコホコふらふらの息子に、リレンザを吸い込ませなければなりません。
深呼吸の仕方を見せて、一緒に息を吸ったり吐いたりしてから、いざ!
……1つ目を吹き散らかしました。
あああああ~……。
やっぱりダメだったか~~~~……。
しかし、2つ目は半分は吸えたみたいで、
さらに、「ラーメン食べるみたいにするんだよ!」で、しゅっと吸い込むことができました。
母は「ラーメン食べるみたいにするんだよ」という呪文を獲得しました!
夜はほぼほぼ吸い込めました。
やったね息子よ。
というわけで。
ラーメンを食べるみたいに吸い込んだリレンザのおかげで、今朝は平熱……いや平熱以下に下がっていました。
しかし、水曜日まで学校に行けないので、学校大好き息子は「治ったのにー。」と納得できずにおります。
熱が下がったら治ったと思うよねぇぇぇ…。
でもまだまだウィルス撒き散らしてるんから、おとなしくしててねぇぇぇぇ。
心底驚いた娘は、こんな顔になっていた。
息子がダウン症だと分かってから、虫歯になりやすい&知的障害のある子の歯科治療は難儀とダウン症についてアレコレ書かれた本を読んだため、虫歯にはとても気をつけておったのです。
小さい頃、泣こうがわめこうが、我が家の子供たちは私に羽交締めにされながらも歯磨きを毎晩されてましたし、
そもそも息子なんて6歳までほとんっど甘いものを食べさせませんでした。
保育園も食に対してとても気を配ってくれるところだったのでありがたかったです。
そのおかげで、今でも甘いものはそんなに好きではありませんし、清涼飲料水も飲みません。
好きなのはお水とカゴメの野菜生活(緑のオリジナル)です。
しかし娘は、3歳から近所の公立保育園に行くようになり、おやつに甘いお菓子も時々出ますんで、どうしても甘いものにも嗜好性を示すようになりました。
それでも2人ともずーーーっと虫歯ゼロだったので、どこかちょっと安心してたんだと思います……
おにーちゃんが学校の歯科検診で噛み合わせを指摘されましたので、ついでに娘の噛み合わせ(←上顎がちょっと前に出てるんです)のことも相談しようと本日子供たちを連れてお世話になってる歯医者さんに行ってきたのです。
私はよくお世話になってますが、子供たちは3年ぶりくらいでした。
おにーちゃんはもちろん虫歯ゼロで、とても上手に磨けていると褒められました。
歯科衛生士さんに丁寧に歯磨きをしてもらってフッ素塗布してもらっておしまい。
噛み合わせについては、今はこのまま観察するしかないとのことでした。(←先生は障害児のこともよく分かってくれてての判断でした。)
しかし娘は、乳歯に小さい虫歯が2つ見つかりました……。
その時の娘の表情は、こんな感じでした。
今年の一カ月くらい前の学校での歯科検診でも虫歯って言われなかったんですけど~、と言うと、
学校の歯科検診ではこれくらいの小さいのは見逃すことが多いんですよ、とのことでした。
で。
すぐに1本は治療してもらいました。
キレイにして樹脂詰めてライトで固めておしまい。
生まれて初めての歯科治療が全く痛くなくて、娘はすごくホッとしていました。
もう1本はまた来週で、その時にお掃除とフッ素塗布みたいです。
あ、噛み合わせについては、現状で歯並びがちっとも悪くないから永久歯に生えかわった後がいいとのことで、中学生になってからお願いすることになりました。
娘の友達が下顎が前に出ていて今のうちから矯正した方がいいとのことで矯正歯科に通ってたため、もしかしたらうちの子も近所の歯科じゃなくて矯正歯科行きかなー?と思ったりもしてたんですが、近所でやってもらえる程度なので良かったです~。
虫歯になってしまったことに娘はかなりブルーになっとりましたが、
「お兄ちゃんのおかげで歯医者に行って小さいうちに虫歯が見つかってラッキーやったやん。これからは甘いものはもう少し控えようね。それからもっとしっかり歯磨きしようね~。歯医者の検診もこれから家族みんなで半年に一回行こうね。お母さんだけじゃなくて。大人の歯は虫歯無しで頑張ろうねっ。」
と言ってやると、強く頷いていました。
そして、一番仲良しのCちゃんもずーっと虫歯が無かったのに、最近虫歯が見つかって同じ歯医者さんで治療したばかりだったそうで、「どれだけ仲良しなんだろうね~。」なんて言いながら笑っていました。
オーラルケアはとても大事なので、お互い手を抜かずに頑張りましょう~♪
(私も毎日手を抜かずにやってるけど、先月また1本虫歯治療しました…。神経抜いたの3本目です…。とほほほ。更年期になると唾液が減って虫歯になりやすいそうです……。とほほほほ。詰め物の横ってどうしても虫歯になりやすいんですって…。とほほほほほほ。)
タイミングばっちり……と言うべきか?
今日のこの辺りは午後過ぎから雨が降り出してきました。
昨日は息子が放課後デイサービスを利用していまして、そこで相談員さんと面接をしようとしたそうなんですが、高等部の先輩たちと一緒で息子がなかなかのハイテンションだったので面接が思う通りに行かなかったそうで、
それで今日のスクールバスお迎えの後に、例のお店で相談員さんと待ち合わせということになりました。
ええ、相談員さんとは友達なので、両者都合のいい時間に都合のいい場所で、となりました。
都合のいい場所の店主さんも仲良しだしね。
そした本日は娘の帰りが学校都合で早めの日だったので、小学校まで車でまずお迎えに。
すると、雨なのに傘を持ってない娘の同級生男子を発見。
息子のお迎えに通るルート上に彼の家があるから彼も乗せて送ってあげました。
で、
バス停となってるコンビニ駐車場に車を停めたんですね。いつものように。
遠慮がちに道路脇に。
そしてバスから降りてきた息子を受け取って、息子を後ろの席に乗せて、さて私も運転席に乗ろうとドアを開けたら……
ばっしゃーーーん!
トラックが大量の水を私の背面と車のドア内面にぶっかけて走り去って行きました………。
頭から足まで背面びちゃびちゃですよ……。車のドアの内面からハンドル付近までもびちゃびちゃですよ……。
こんなマンガみたいなことってあるんですね……。
「おかーさん、今日は○○くんを送ってあげて、良いことしたのに、なんでこんなことになるの??」と娘も目をまんまるにしながら、自分のハンカチで濡れた車の中を拭いてくれました。
私も持ってたタオルハンカチで濡れた車の内部をとりあえず拭いて、服は濡れたまま待ち合わせの例のお店まで行き、子供たちをお願いっと託しました。
その時に娘には本日届いた私の友人からのお手紙を渡し、一旦私は帰宅しました。
服を着替えて、車を掃除して、再びお店へ。
するとですね、
店主さんが、「娘ちゃんにお手紙のこと聞いたら、実は…って、自分からお手紙をもらうことになった経緯を話してくれたんですよ。」と教えてくれました。
この件のことを知った友人が、娘に伝えたいことがあるからとお手紙を書いてくれたのです。
小さい時から可愛がってくれている人が、自分のことを心配してお手紙をくれると知って、娘は楽しみに待っていました。
郵便屋さんの説明では昨日届く予定だったらしいのですが、遅延して今日となりました。
友人が自分の子供の頃の体験を丁寧に書いてくれていて、励ましてくれたことが娘はとても嬉しかったようです。
そして、経緯を娘から聞いた店主さんが「私もね、こんなことが子供の頃にあったんだよ~。」と話してくれたのも、娘にはグッときたようでした。
帰宅してから、
「優しくてちゃんとした大人の人達でも、子供の頃に友達とのことで悩むことがあったんだね…。私だけじゃないんだなって分かってすごくホッとしたよ。」と、娘が照れたような笑顔で言いました。
昨日の面接が不発に終わったこと。
昨日届くはずだった手紙が届かなかったこと。
絶妙な(!)タイミングで背面に水をばっしゃーんとかけられたこと。
なんだかちゃんと意味があったのかしらねぇ……って思わずにいられませんでした。
親の励ましだけじゃなく、「自分を可愛がってくれている親以外の大人」からの愛情ある言葉というのは、親のそれとはまた別にとてもパワフルなものだと、娘を見ていてあらためて感じました。
(そうなんですよ!子供には親以外の信頼できる大人の存在ってすごく大切なんですよ!)
娘、幸せ者です。
あ。
ちなみに息子の面談はしっかりできたそうです♪
良かった良かった♪♪
娘と自分の違いを考えてみると。
娘のクラスメイトの1人に、とっても天真爛漫で人気者な子がいます。
優しいところももちろんあるし、娘の兄が知的障害児であることについても、子供なりにすごく理解を示してくれています。
でも、その天真爛漫さという長所がネガティブな方向に表出することもあるのが、おばちゃんはちょっと気になっていました。
ざっくり言えば、気分でコロコロ言うことが変わり、その場にいない子の悪口を言うことが少なくない、と。
いえ、悪口を言ってるという意識はあまり無く、思ったことをそのまま言ってるだけのような部分が多いように感じます。
で、ちょっと彼女について考えさせられる案件(うちの娘とは全く関係ないところでなんですが)が発生しまして、残念ながらどうやらその部分が以前より助長されてるように感じました。
それで娘に訊いてみました。
「○○ちゃんに、人の悪口を言っちゃダメだよ、って娘ちゃんは(意を決して)注意したことがあったやんね?」
「うん。でもアカンよ。あの後何回もダメだよって言ったけど、直らんもん。もうあきらめた。」
「直らんかー…。」
「うん。直らんよ。一緒にいる時は仲良くしてるけど、ちょっと離れるとすぐに悪口言うもん。2人だけで遊んでる時はすっごく楽しいけど、3人4人ってなってくるとアカンわ~。」
「そっかーー…。じゃあ娘ちゃんも○○ちゃんに悪口言われてるんかなぁ~。」
「言われてるに決まってるやん!てか言われてるし!」
「そうなん?」
「そうだよ~。ついこの前も(事情を説明して)…で、後ろで私の名前が聞こえたもん。あー私の悪口を○○ちゃんが他の3人に言ってるなーって分かったし。バレバレ。」
「えー。それはすっごいイヤやったねぇぇぇ。」
「確かにイヤだけどさ~、でも気にせん。」
「ほんとに?」
「うん。だってそんなこと気にしてたって仕方ないやん?どうせいつも誰かの悪口言ってんだしさ。あの子たち。」
「そっかー……。すごいなぁ。娘ちゃんは。」
「そうかなー????」
「それにそうやってイヤなところがある子たちとも普通に仲良くしてるやん?」
「うん。それはそれやし。」
「すごいなぁぁぁ。娘ちゃんは。」
「そうかーーーーー?????」
本気で我が子ながら尊敬してしまいました。
観察と分析ができるだけでなく、自分の感情のコントロールもできています。
小さい頃の娘は癇が強くて、泣き始めるとなかなか自分の気持ちをおさめられなくて、泣きながら「自分の気持ちをおさめられないの~。」とずーっと言ってるような子でした。
それが、この変わりようですからね。
よく育ってくれました。
ひるがえって。
私はというと、頭では分かっているのにイヤな気持ちに引きずられてどよーんとするというのが、40代後半になっても改善できずにいます。
それなりにいろいろ試したんですけどね、どうにも難しいのです。
頭では切り替えができても、感情の方が切り替えることができなくて片隅に残り、いつの間にかまたイヤな気持ちに支配されて、気づいたらまた考えている……ということの繰り返しで、正直とても疲れます。
これ、ほんとに弱点です。私の。
ウィーク・ポイントですのん。
豊かさについて考える時、今までどうにももやーんとしたひっかかりがあったのですが、
どうもそれはこの「イヤな気持ちの切り替えが下手すぎる」ということが大きな原因なんだろうな…と、思ったのでした。
どのような経路でもって豊かになっていくのかは人それぞれですが、経済的豊かさについて考えてみると、どうしても人とのやりとりは増える方向になり、イヤな気持ちになるような出来事が起こる確率も増えるだろう……と、なると、イヤな気持ちの切り替えが下手くそすぎる私には辛いから、本気で豊かになりたいとはいま一つ真剣に思い切れないんだろうなぁぁぁぁぁ……というところまでは、最近ようやく自覚したのです。
そして、娘との会話の後に、「なんで娘ちゃんと私はこんなに違うんだろう?」とふと思ったのでした。
すると、娘との会話の前日に弟2号から送られてきた写真が頭に浮かびました。
(オカンだけ正面向きなので、オカンのプライバシー保護のためにちょいと消しておきました。)
………んー。
やはり、土台の一部がどこかちゃんとしてへんのかなぁ。
どっか部分的に不具合が残ってんのかなぁ。
バグがあるんやろうなぁ。
と思いました。
こんな記事
http://smalltamiel.blog82.fc2.com/blog-entry-1051.html
を以前に書いてますけど、自分の中の怒りを再発見しただけでは、まだまだアカンようです。
でも、だからといって実際にどうしたらいいのか、イマイチよく分からんのです。
インナーチャイルドと向き合えばいい……んでしょうけど、何故かそれがピンポイントでは無いような気もしますし。
その辺りなのは間違いないと思うんですが。
いや、ウィーク・ポイントってのは長所のひっくり返し………って、この場合は違うかなぁ~~~。
分からんなぁぁぁぁ。
(オチが無くてごめんなさい。)
娘が真実に気づいてしまった。
妊娠してお腹が目立ってくると、我が家にエサをねだりに来る野良猫がいます。
ご近所でも野良猫たちにエサをあげてるお宅があるので、そこでいつもは食べてるんだと思いますが、妊婦さんになると栄養がもっと欲しくなるんでしょうねぇ。
3月に赤ちゃんを産んで、赤ちゃんにおっぱいをあげてるね、というのが一目瞭然のおっぱいになってたのですが、
最近また来るんですよ。その猫が。
またお腹が目立ってきてるんですよ……。
おそらく、3月に生まれた子猫たちはすぐに死んだか行方不明になったんじゃないかな、と。
野良の子猫の生存率はかなり低いそうですからね…。
それですぐに発情して妊娠したんじゃないかな、と。
そんなわけで、妊婦に弱い私はちょっとばかし餌をあげてるんですが、先日その野良猫がエサを食べてすぐに吐いたようで、
カリカリのカタチが残ったままのブツが放置されていました。
仕方がないので片づけようと、ブツをよく見てみると………
白い輪ゴムのようなものがウネウネしていました。
はいそうですね。
寄生虫ですね。
さすが野良猫ですね。
こんなにたくさん寄生虫をお腹の中で飼ってるんですね。
というわけで。
すぐに娘を呼びまして、見せました。
これが寄生虫だよ、と。
娘は「うぎゃーーー!」と言いました。
初めて見る寄生虫に『しらすがうねうねしてるみたいで、すごく気持ち悪い』と、とても女の子らしい感想を述べました。
しかし、たみえかーさんはじーっと観察してから、娘に寄生虫はどうやって動物のお腹に住み着くのか、そしてどうして動物のお腹に住み着くのか、を説明してやりました。
娘、ちょっと迷惑そうでした。
そいえば、数カ月前にブ子さんが庭で小さなハタネズミみたいなネズミを捕まえて「わっしょい!わっしょい!」した後、おもむろに頭からバリバリ食べだしたのをたまたま家の中から見学するハメになった時も、一部始終を興味深く観察したのです。私ってば。
高校生の時にユスリカの幼虫の……なんだっけ?唾液腺を取り出して染色体を観察するんだったっけなー?
それを授業でやった時も、実験前は「いやや~気持ち悪い~。」と他のクラスメイトと同じような反応をしていたのに、やり始めたら、染色体を実際に観察できるというのが面白くて何匹も観察しちゃいましたし、
大学時代のカエルの解剖も同じでした。やり始めたら興味深すぎてもぉ。
昆虫は大嫌いなので、ホルマリン漬けにした川虫を実態顕微鏡で観察・スケッチするという課題は苦行でしかありませんでしたが、基本的には好きなんでしょうね。理科の実験や生態観察全般が。
そんなことがあったせいか、その夜に娘に言われました。
「言いづらいことなんやけどね……お母さんってちょっとおかしいよね。よくこんなお母さんと結婚したよね。お父さんは。」
……そこに気づいてしまったか、娘よ。
なので、娘に答えました。
「そうなんだよ。おとーちゃんはチャレンジャーなんだよ~。ちょっと変わった人を嫁にもらうというチャレンジを成し遂げた偉大な人なんだよ!」
と。
真実に気づいてしまった娘のこれからの成長が楽しみです。
ケケケケ(Ψ`∀´)Ψ
あらためて素晴らしかったのだと知った。
豆苗を調理してから、水につけておいたら、1本だけひょろ~っと伸びてきました。
植物ってすごいですねぇぇぇぇ。
(ちなみに丁度いい器が無かったので、カゴメの野菜ジュースのペットボトルの一面だけを切り取って器にしてみました。細長い形がピッタリでした♪)
14日(木)は、支援学校での個人懇談でした。
一年間の指導目標を親にヒアリングしながら決める、ということでした。
地域の小学校からの転入である息子本人についても、親の我々についても、学校側は情報がほとんどありませんから、細かいことまで質問を受けまして、懇談時間は予定より10分オーバーとなりました。
(次の人が遅れて来てくれて良かった~。)
担任の先生も副担任の先生も印象が良かったのでありがたかったです。
和やに、そしてアッと言う間に時間が過ぎました。
いろんなお話をしていただけたし、いろんなお話をさせてもらいましたが、とても印象的なお話を1つしてもらいました。
地域の小学校の支援クラスから支援学校の中学部に進学した子というのは、多かれ少なかれどこか心を閉ざしている子がとても多いのだそうです。
からかわれたりいじめれたりした経験がそうさせているのだろう、とのことでした。
(それがたとえたった1人や2人のいじわるな子にされただけだとしても、心に傷はざっくりつきますもんね…。)
しかし、息子はそのような心を閉ざしている部分というのが全く無くて、良い意味で先生方も驚いたそうです。
本当にありがたいことに、あの小学校の児童は息子の同級生だけでなく、上級生たちも下級生たちも息子のことをからかったりすることが皆無だったのです。
同じ仲間として自然に受け入れてくれていたのでした。
ですから、知的障害のある兄を持つ娘も、そのことでからかわれるなんてことも皆無で、逆に「みんなお兄ちゃんはお兄ちゃんなりにすごく頑張ってるね、と言ってくれる。」と娘はよく言っていたくらいです。
と、そんな学校でしたから~、と先生方に言うと、「素晴らしい小学校ですね!」と驚嘆されていました。
ああ。
そうかー。
やっぱりそうなんやなー。
いい学校だと分かってはいたけど、ほんとにいい小学校なんだなぁ。
て言うか、子供たちが素晴らしいんだよなぁぁぁ。
と、あらためて分かったので、支援学校からの帰りに小学校に寄ってみました。
丁度あの日は退任式があったので、息子を5年間担任してくれた先生もいらっしゃったので、
先生にももちろん、教頭先生や教務の先生にも、支援学校での話をしてきました。
すると教務の先生が新しい校長先生にもこの話をしてください、とおっしゃったので、校長先生にも話をしまして、
「何かの機会に、この学校のみんなはとても素晴らしい子供たちなんだよ、と伝えてあげてください。」
と、お願いしてきました。
子供たちはいっぱい褒めてもらえばいいと思うの!
と、そんなことがありまして。
だからこそ、地域の中学校じゃなくて、支援学校の中学部に進学させたのはより良い選択だったんじゃないか、と思いました。
+*+*+*+*+*+*+*+
そんなことがあった日の夜。
熊本で大きな地震が起こったわけです。
家族や親戚、友達も熊本にはいない私ですが、それでももちろん一日も早く余震と混乱が収束していくことを願っております。
でもですね、私は私の生活が第一と考えている……といいますか、そう願っている自分と日常の自分を別にしています。
なので、「無用にひっぱられる」みたいなことがありません。
それはもしかしたら「冷たい」ことなのかもしれませんが、「ひっぱられて気持ちがどよーんとしている」ことが良いこととも思えないので、これでいいと考えてます。
これはこれ。それはそれ。
そんなふうに線をしっかり引くことって、少なくとも私にとってはとても大切なことだと感じています。