ホロスコープから感じる私の「女性性」と「アニムス」のイメージ

ちょっと前に月子さんに貸してもらった本をようやく読破しました。

星占いのしくみ 運勢の「いい」「悪い」はどうやって決まるのか (平凡社新書) 星占いのしくみ 運勢の「いい」「悪い」はどうやって決まるのか (平凡社新書)
(2009/11/14)
石井 ゆかり、鏡 リュウジ 他

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今のアナタなら、この本の意味がすごくよく分かって面白いと思うわよ!>じぇいど♪さん
ええ。
面白かったです。
さすが月子さんオススメの本です。
さて。
この本の中で、占星術をユング心理学と合わせて解釈するというものを少しばかり説明されていました。
特に「お。」と思ったのが以下です。
P160-161

このペルソナの内側に、意識の上にのぼりにくい「心」があります。簡単にいいますと、男性の中にも女性的な部分が、女性の中にも男性的な部分がそれぞれ、存在するのです。そんなペルソナによって体現されていない部分が、「心」として隠されます。いかにも男性的な男性の中に、女性的な心、すなわち「アニマ」が具わっています。女性にも同じことがいえます。男性的な側面が「アニムス」として、彼女の中に内在しています。このアニマやアニムスのイメージを誰かに投影したとき、その人に対する恋愛感情が生まれる、ということになるのです。
男性の中にいるアニマ、女性の中にいるアニムス。1組の男女が恋愛すると、いわば計4人の人間関係が生じる、というのは、こういうことです。

アニマ、アニムスのことは知ってましたが、そのイメージを誰かに投影したときに、その人に対して恋愛感情が生まれる…というのは知らなかったので、なるほど~~と膝ポンになりました。
で。
石井ゆかりさんは、その人の出生チャートの中でもアニマ・アニムスを探すようになったそうで、
女性の場合、太陽と火星がアニムスを、月と金星がその人本来の女性としてのありかたを、
男性の場合、月と金星がアニマを、太陽と火星がその人本来の男性としてのありかたを表すと読むようになったのだそうです。
実に興味深いなぁ、と思いました。
というわけで、自分のチャートをごそごそと出して見てみました。
太陽は山羊座で10ハウスでカルミネート。
木星・天王星とトライン、海王星・ドラゴンヘッドとセキスタイルです。
火星は蠍座で6ハウス。
金星とトライン、水星とスクエアです。
……なんだかねぇ、「つえええ!」ってイメージしか出てこないです……。
あたしのアニムスってば……。
えっと……このイメージを天使にたとえると、
美しく精悍(で案外緻密)なミカエルと
冷静な表情の奥に深い情熱を内包しているカマエルが
並んで上から見下ろしてニヤリと笑ってる

って感じがします……。
しかし、私の男性性をある意味体現してるのがタミエルだと思っているので、そこそこ当たってるのかなー、と思います。
というのも、今でこそ目撃者さんたちによると「心底優しい」とか「おっとりしてる」とか「癒し系」とか言われますけど、
最近になってむかーしむかしのタミエルを感じることができまして、その頃は今の「熟成されたタミエル」または「ラファエル味がかなり加味されたタミエル」とはやはり違っていたんです。
核となってるものは、表面に出てる彼とはちょっと違うのかもしれません。
それで、月と金星なんですが、これが前々からちょっと気になっていたことでもあるんです。
は水瓶座で11ハウス。
海王星とスクエアです。
金星は魚座で11ハウス。
火星とトラインです。
どうやって解釈するのがいいのかは分からないままに、ずーっと月が海王星とクスエアというのか気になっていたんです。
そりゃ気になって当然かもしれません。
だってなんだか、
せっかくの「聡明な女性性」が、
無意識からのじゃぶじゃぶ攻撃にあっぷあっぷしてる

ってイメージになっちゃうんですもん……。
そして、それってけっこーセルフイメージに重なるんだよね…。あっぷあっぷ。
そしてそして、たしかにそれってちょっと前までのファウでもあるんですよね…。
ふ……。
でもいいやー。
蠍座の火星と魚座の金星がトラインだから~。
これってなんかいい感じっぽくね?と自星自賛しております。
それにハードアスペクトは「悪い・凶」って意味じゃないって、月子さんが教えてくれたし。
このハードアスペクトがあるからこそ、そこから多くを学んでバネにして跳躍できるんですって。
無意識からのじゃぶじゃぶ高波にもすいすいうまいこと乗れて、いつか聡明な女性性を取り戻せる日が来るかもしれないってわけです。
なにみえのゆるゆる占星術講座ではまだまだアスペクト(惑星と惑星の角度)の説明もハウスの説明も先になりますから、この日記を読んでもなんのこっちゃ?という人が多いとは思いますが、
占星術の基礎の基礎を知るだけでも、こうやって自分の女性性・男性性・アニマ・アニムスをイメージとしてだけでもとらえることができて、面白いと思います。
「自分自身」を知ることにもつながりますからね。

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