当たり前なんだけど当たり前じゃない。

24時間テレビはチラっと見るくらいで、ほとんど見ないんですけど、
今年の夏ので、障害児たちが演奏をするというのがあったんですね。
たまたま動画サイトで見つけたんですが。
http://www.youtube.com/watch?v=hG780gnvRJE&feature=player_embedded
これを見てみたら、何人かダウンちゃんが映ってました。
障害が重そうな子が何人かいて、言葉が出てないかもなー、と思いました。
ダウン症の多くは21番染色体が3本あるために発症するものだけれど、
同じように3本持ってるのに、障害の重さはさまざまなんですよね…。
ほんとーにさまざま。
だいたい半分の子は心臓に欠陥があって赤ちゃんの時に手術しないといけないし、
白血病になる子もいるし、
消化器官が細くて手術をいっぱいしないといけない子もいるし…。
ウチの息子みたいに入院経験がないダウン症児というのはかなり少数派みたいです。
そして、知的障害の度合いもさまざまです。
ウチの息子の場合は、ダウン症児の知的障害レベルで言えば平均的なところにいると思うんですが、意味のある言葉を発するようになったのは3歳頃だったと思います。
しかし、障害が重い子の中にはずっと言葉が出ない子もたくさんいます。
言葉が出るか出ないか、は大きな分かれ目だよなぁ、と思います。
言葉でコミュニケーションが取れるということのありがたさ、というのは、息子が成長するにしたがって、ものすごくものすごく感じます。
なので、私にとってはは当たり前のことなんだけど当たり前のことじゃないんです。
息子が、ニコっと笑って、「おかーしゃん、ありがとね。」と言ってくれることって。
息子たちが「できてあたりまえ」というものは無いんだよ、ということを教えてくれているのは、すごい恩恵だよなぁー、と思います。
ほんとに。

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