一昨日・昨日と近所の神社のお祭りでした。
ここらへんのお祭りは不思議なことに鬼が出ます。
それも、べろんべろんに酔っぱらった鬼が。
今は家の中までは上がってこないのですが、以前は家の中までやってきたそうです。鬼が。
ということで、子供たちにとっては、爆竹ばんばんも怖いし、鬼も怖いので、お祭りって言ってもちっとも楽しくないのですが、
……しかし、「餅投げ」があるのですよ。
いっぱい餅が投げられて、それをみんなで奪い合うように拾うのです。
一昨日の餅投げには結局行けなかったのですが、昨日の夕方、そろそろ餅投げの時間なんだけどなー、と子供たちを誘ってみたら、
「おに、でないよねー。」
「いないよねー。」
と、なんでか兄妹で勝手にそーゆー話になってて、
「おもち、いこう!」
「いこう!」
と、これまた2人で勝手に盛り上がってたので、これは幸いとばかりに連れ出しました。
が。
もちろん、神社には鬼がいました。
べろんべろんになってる赤鬼、青鬼、黄鬼と、獅子。
そして、これでもかってくらいの爆竹。
もー、娘は怖くて怖くて、私にしがみついてました。
息子は、私にしがみつくことができないので、低い石垣の上に座り込んで、がくがく震えてました。
ほんとに震えてたんですよ。
よっぽど怖かったんでしょうねぇ…。
小学校のおにーちゃんたちが声をかけてくれてもダメなんですよ。
もう怖くて怖くてー。
んでもって、怖さのピークは鬼に小麦粉を頭にぐりぐりされた時ですね。
そりゃ、怖かろうに~~、とは思うんですが、これをやってもらうと縁起がいいとされてるので、親はラッキーってなもんなんですがね。
てな阿鼻叫喚の待ち時間(←毎年これが長い)の後、
餅投げの直前に、仕事から帰ってきたお父ちゃんも合流してくれて、子供たちも少し落ち着き、そしてメインイベントの餅投げでは、すごーく嬉しそうに喜んで拾っていました。
もちろんそんなに拾えないんですよ。こんな小さい子たちでは。
でも、私やお父ちゃんが拾った餅をもらって、自分のレジ袋に入れることで、「自分で拾った!」って気になってたようです。
帰る時には、「あー、おもしろかったねー。」とニコニコ顔でした。2人とも。
さっきの恐怖はどっかに飛んでったようですわ~。
そうそう。
一昨日の夜には、手筒花火の奉納があったんですが、去年までは最後のはぜる音をすごく怖がってた2人ですが、今年は「おっ。びっくりしたー。」と言いつつも、キレイな手筒花火をずーっと見てました。
(最後にちゃんと拍手してたくらいだし。)
ふるまってもらった甘酒をしっかりいただいて、キレイな花火を見て、子供たちもすごく楽しそうでした。
1年でいろいろ成長するもんだなー、子供って、ってこんなところでも確認できちゃいますわ~。
来年はどうかなーー?
まだ鬼は怖いかなーーー?