先週の月曜日に、息子を児デイに送って行った後、保育園に娘をお迎えに行くまでに30分ほど時間があったので、近所の本屋に行ってきました。
すると、なぜかビジネス書の棚にこんな本がありました。
人生を変える波動の法則 (2010/07/21) ペニー・ピアース |
なーんとなく手にとり、ぱらぱら~と目次を見てみたら、
創造には「引き寄せの法則」以上のものがあります
という節があり、「お。」と思いました。
なので、買ってみました。読んでみました。
実は、「引き寄せの法則」って、ちょっと釈然としないというか、いわゆる「エゴ」の欲求を引き寄せようとするのって、なんかちょっと違うよなー、とか……、まぁ、いろいろ思うことがあるのです。
うまいこと言葉にできないけど、あれ?ってのが、スピ系の日記とか読んでて思うことって多々あるのです。案外。
批判しようとかってわけじゃないけど、そーゆーのを読んでて違和感を覚えるというのは、自分にとっても指標となるものだと思うのです。
てことで、買ったのですが。
全10章のうちの9章にある節ですから、どんどん読み進めないといけません。
もー、これがねーー、なかなか読み進められなかったのですよ!
特に前半の内容は、ある程度「情報として知ってること」ばかりだったのですが、なんともじわりじわりと私の中に入り込んでくるような感じで、そしてすぐに眠くなってしまうのです。
前半は特にまとめて章を読めなくて、少し読んでは10分ほと眠る……というパターンでした。
ほんのちょっと前なんですが、なんでか急に本棚にあった「money & beyond」という本を再び読みたくなって、久々に読み直していたのです。
その本を読み直しているうちに、「すべてはエネルギーだ」ということが、今まで以上にじわ~~っと自分の中に広がっていったのですが、この「人生を変える波動の法則」はさらにそのあたりを深く丁寧に示してくれているような感覚になりました。
我々は、エネルギーでもあり、粒子でもある……ということは、量子力学では当たり前のことですが、本当にそうなのだということを、読み進めながら頭だけじゃなくて感覚的に「あー、そうだった。」と少しばかり理解していった、ような感じでした。
なので、眠くて眠くて仕方がなかったのかもしれません。
ある意味、それこそ波動が一時的にせよ上がった状態になってたんじゃないかなー、と思います。
多分、1年前に読んでも、頭で理解するところで終わってたと思います。
「今」だから、良かったのかな。
でも、もちろんそれまでの「頭で理解する」ということもすごく大切で、それらの「貯蓄」があればこそ、感覚の理解をすみやかに押し進めることにもなりますからね。
そして、私の場合はやはり五井先生と西園寺先生の言葉の「貯蓄」がとても大切な働きをしてくれてるなー、としみじみ感じました。
さて。
そして、「引き寄せの法則」についてですが。
例の節の最初は、こんなふうに書かれていました。
社会の変容が第三段階(潜在意識のフタを開ける)、第四段階(再び収縮し、抵抗し、無意識の怖れを抑圧する)、第五段階(古い構造が崩壊し消滅する)を経るとき、私たちはその変化によって生じる混乱を避けるために、自分の人生をコントロールしたいと思い、お金や所有物がその答えだと考えます。
そして本当は霊的な成長の原則であるはずの「引き寄せの法則」は、物質的、社会的な成功によって不安を克服する方向へと、歪められてきました。
怖れから、この法則が使われているのです。
変容の次の段階に進むためには、「引き寄せの法則」の下にある「波動の法則」にまで理解を深める必要があります。
「あー、そうだよねーー!」と膝をぽんぽん打ちたくなりました。
そうなんです。
怖れから、この法則が使われてる、というのが、なんとも「むむむ?」っていう違和感の原因だったんだ、とスッキリしました。
もちろん、その「怖れからこの法則を使ってる人」の中に私自身も入ります。
でもってね、そーゆー場合は上手く行かなくて、びみょーーに悶々としたりするんですよね。
分かってるんです。
「こーゆー感じでこの法則を使ってもダメだろうな。」って。
というのは、「こーゆー感じ」じゃない時にするする~っとコトが運んで、するする~っと引き寄せられるというのを体験していたからです。
でも「こーゆー感じ」をどうしたらいいのか、が頭で理解できていても、ほんとうには分かっていなかったので、どうしてもびみょーーに悶々としたり、人さまの日記を読んで「あれ?」と違和感を感じたりし続けてたんだなぁ~、とよく分かりました。
分かれば当然のことなのに、それがなんともハッキリ掴めない。
そーゆーことって、たくさんありますよね。
そんなわけで。
頭の理解というより、感覚で理解するという感じの読書体験だったので、ほんとにうまいこと表現できないのですが、もう一回最初から読み直してみたいと思います。