先週の土曜日が娘の保育園入園式で、昨日の火曜日が息子の小学校入学式でした。
ものすごーーーーーい内弁慶で、お母ちゃんがいないと夜も日も明けない娘ですが、
みんなと一緒に給食もしっかり食べたりして、保育園でなんとか頑張っているようです。(……もちろん、朝は大泣きですが。)
しかし、息子の方は、「頑張ってる」というよりも、「我慢して座ってる」という感じでした。
30分ほどの入学式の間、他の一年生のように、じっと椅子に座っているとか、起立の号令で立つとか、そういうことはできませんが、
けれども、周囲の雰囲気を感じ取って、彼なりに我慢して座っていました。
1学年30人にも満たない新入生ですから、入学式では1人1人が名前を呼ばれて、校長先生が握手をしてくれたのですが、
息子1人だけ、名前を呼ばれても「えー?」と言ったり、校長先生が握手しようとすると、「やめてー。」と言ったり……。
どこまでも自由な奴です。
今、娘が通ってる保育園から上がってきている子供たちが、息子のクラスメイトに多いのですが、
この保育園は障害児保育の指定園なので、この保育園から上がってきている子供たちは、障害児に対する接し方がかなり自然みたいです。
同じクラスにダウン症児や発達障害児が複数人いるという環境というのは、健常児にとっても良い経験になると思いますし、
そういう経験のある子供たちがクラスメイトに何人もいるというのは、とてもありがたいと思ってます。
(もちろん娘のクラスにも障害児がいます。)
実際、入学式後に子供、先生、保護者の集合写真を撮った時、やはりどうしてもじっと座っていられない息子に対して、
自発的に、隣の男の子が息子が前を向くように手を握って促してくれたり、息子の後ろに並んでいた女の子3人がそれぞれ息子に世話を焼いてくれてたのです。
息子が通っていた保育園は、娘の通ってる保育園とは別のところでしたが、そこでも子供たちは息子のことをちゃんと仲間だと認識し、息子に合わせてくれたり、息子のことを尊重してくれたり、息子と真剣にケンカしたりしてくれていました。
大人よりも、子供の方が本質をよく分かっているんじゃないか?と、よく思わされます。
そんなわけで。
息子と娘、2人とも同時に新しい環境となったわけですが、
もちろん、危ないことをしたら叱るし、最低限の躾けは心がけてますが、我が家の教育方針は、「子供の自然に育つ力の邪魔にならないように気をつける」なので、必要以上に心配しないようにしなきゃ~、と思ってます。
親が心配し過ぎるのって、子供にとってもマイナスですもんね。