本日は雨なので、農作業はお休み。
お野菜のパッキングとお届けをした後、みんなで浜松に行きました。
まずは昼食。
ネットで調べてひっかかったイタリアンのお店に行ってみました。
サラダバーが大充実で大満足でした。
でも、旦那さんは自分んちのお野菜と味を比べて「あーだこーだ。」と言ってたので、純粋に食事を楽しめてたのかは不明です。
チビタも、「かぎしっぽ農園の野菜の方が味がシッカリしてるよね。」と唸ってましたが、私はお野菜が水っぽいなぁ、と感じたけれど、お料理としてはウマイウマイだったので、大喜びでサラダバーを行ったり来たりしてました。
ハウスものの野菜は、どうしても水っぽく感じちゃうんですな。かぎしっぽ農園のお野菜に慣れてくると。
息子は、チビタのパスタを半分くらい食べてしまって、ご満悦でした。
お腹いっぱいになってから、次に本日の目的地に行きました。
種屋さんです。
固定種の種をたくさん扱ってる希有なお店なので、秋冬用の種を以前ここでたくさん買ったのですが、春夏用もここで購入することにしました。
夕べはチビタと3人で『種会議』をしました。
旦那さんは、その会議の結果を見ながら、たくさん種をチョイスしていました。
結構、長い時間かかってました。
その間、私とチビタと息子はカウンターでお茶をいただいてました。
が。
息子はじっとしてるわけもなく、チビタがずーーっと相手をしてくれてました。
お母ちゃんは何をしてたかというと、そこの若旦那さんのお話を実に興味深く聞き入っていました。
セラピーガーデンのことや、生体エネルギーのことを教えてもらいました。
生体エネルギーについては、以前ここでパンフレットをどっさりもらって読んでみたのですが、「????」だったんです。
『トンデモ』にも見えるんですよ。
でもね、多分、これは本物だろうな、と思ったんですよ。
それでもね、やっぱりパンフレットだけでは分からんので、機会があったら、もすこし詳しくお話を聞いてみたいな、と思っておったのです。
そしたら、今日は若旦那さんが本当にいろいろ話をしてくださいました。
チビタがアキオを見ててくれたおかげで、こっちも真剣に話しを聞くことができました。
いや~~、本当に面白かったですよ。
この生体エネルギーの理論ってのは、哲学だなぁ、と思いました。
モノの在り方、その存在そのものとは何か、を突き詰めて研究されてるんですもん。
そして、『無形より有形が生まれる』という所に辿り着いたそうなんです。
それって、『空即是色』ですがな。
スゴいなぁ~。
ただ。
生体エネルギーについての理論も構築されたそうなんですが、俗に言う『科学的』な検証に、その理論が耐えられるか、というと、現在は多分難しいんじゃないのかなー、と感じました。
その理論をしっかり学んでみないと分からないけど、多分、ちょっと進み過ぎ。
それは、五井先生の『宇宙子科学』と同じニオイがするのであります。
なので、とても『トンデモ』ちっくなニオイがするけれど、それに対する『戸惑い』は経験済みなのであります。
若旦那さんも言ってました。
「自分が今まで学んできたこと、常識だと思っていたことを、一回壊して再構築しなくてはならなかったから、しんどかった。」って。
そうなんですよ。
五井先生の教えにしたって、既存の宗教の枠内に納まることはスーっと入ってきたんですが、宇宙人の話となると戸惑いが大きくて、ハッキリ言って非常にしんどかったんです。
それこそ自分の中の固定概念を壊して、再構築をしなければならなかったんですから。
未知のものに対して、それが『真』であるかどうか、を判断するのに、過去の知識はとても必要なのですが、知識だけでは見抜けないのも分かっているので、そこがとても苦しいのです。
そこには『智慧』が必要なのです。
(『智慧』がないと、『真』を『偽』だと判断しちゃうってだけでなく、『真』でないものを『真』だと判断しちゃうこともあるしね。)
そして、若旦那さんは生体エネルギーの理論に基づいた製品もお店で取り扱っているのですが、
「ただのユーザーなら楽なのに、発信する側になるっていうことは『イバラの道』だって分かってるんですけどね。それでもやらなきゃ、って。」とも言ってました。
ウチの旦那さんがやりたい『農』については、そこそこ時代に乗っているような気がするのです。
だから、私達の進む道は既にイバラが非常に少なくなっていると感じられるのです。
しかし、若旦那さんの道には、まだイバラが生えてそうだよなぁ、と思いました。
それでも、それが『真』であると、気づいてしまったんですから仕方がありませんね。
『気』とか『プラーナ』とか『波動』とか『生体エネルギー』とか『生命力』とか、名前はそれぞれですが、そういう宇宙に遍満する『生命が生命体として存在できるための仕組み』への感性を鈍らせてはアカンなぁ、と思いました。
「私達みーんな、どこかチューニングが狂ってますよね。」
「ほんと、そうですよね。自分が狂ってるってことがなかなか分からないし、どれだけ狂ってるのかも分からないんですよね。」
と、2人でニコニコしながらそんな会話をしてました。
五井先生風に言えば、業想念が消えて、神様と一直線に繋がった状態が本来の『人間』です。
そんな『本来の自分』に還る道が、宗教であったり、自然農であったりするのですが、生体エネルギーや野口整体やヴォイスヒーリングや気功など、さまざまな道も開けていて、縁によって『その道』の前に連れてこられるわけです。
ただ、その時に『知識』だけで判断していたら、多分その道に入れません。
だから、常に『智慧』が必要となるのですね。
そして、『智慧』により導かれた先には、『喜び』があるのです。
『喜び』については、種屋さんの帰りの車の中で、チビタと旦那さんと3人で話したのですが、これまた非常に深い会話でありました。
長くなっちゃうので、今日はここまでにしときます。
春夏まき種購入
以前、秋冬まき種購入した浜松の種屋さんに行ってがっつり買いこんできました。 前