オカンから聞いた話です。
オカンの知り合いに膠原病の人がいました。
症状はずーっと良くなかったそうです。
そんな状態なのに、ある時、その人は「もう、私はどうなったっていいんやで、働きに出る!」と、パートに出ることにしました。
何故かと言うと、同居しているお姑さんがキツいとか、そーゆー諸々のストレスが強いままの状況にとうとう耐えられなくなったからだそうです。
死んだっていい!くらいの気持ちだったんでしょう。
そしたらなんと!
その方の膠原病はナリを潜めてしまったのです。
とっても元気になっちゃったんだそうです。
人間っていかにストレスで健康を害するか、またストレスを手放すと健康を取り戻すことができるか、という話ですよねぇ。
自分で気がついていようがいまいが、長年溜め続けたストレスは、様々な病気となって「膿み出し」のように出てきてしまうんですね。
さて。
そんな話を聞いた後に、安保徹先生の免疫学の本を読みました。
先生の免疫学の主体は、白血球である「顆粒球」と「リンパ球」のバランスは、自律神経支配のものである、というものです。
この2種類の白血球がどのような働きをしているか、ストレスによっていかに増減するか、バランスが乱れ続けるといかにしてガンや膠原病、アトピーや喘息…といった、様々な病気が生まれてしまうのか、という説明は、先生の本を読んでいただくとして、とにかく、『無理せず楽せず』が一番だよ、という結論になります。
「だって忙しいから無理もしないと。」ってのも、会社勤めをしていたのでよく分かりますが、だからって無理ばっかりして50台過ぎてからガンになっちゃっても良いわけないですよね。
読んだ本は対談形式ものでしたが、対談相手の方の知り合いの方が、50台でガンになり、余命宣告されたそうなのです。
そしたらその方は、「どうせ死ぬなら。」と、抗ガン剤治療や放射線治療もせず、退職して田舎での生活を始めたんだそうです。
すると、余命数カ月だったのに、何十年も生き続けることになったんだそうです。
やはり、病気というのは『自分で生み出している』ものなんだなぁ、と思いました。
子どもの頃からの考え方の癖はなかなか修正できるものではないと思うんですが、想いの歪みが溜まりに溜まって『病気』という形で発現した時、今までの自分の生活や考え方を変えることができるかどうかが、大切な選択になるんでしょう。
自分自身を省みず変えることなく、病気だけを敵視して薬などで治療しようとしても、それでは完治に至らないことも多くなってしまうのかもしれません。
…と書きつつ、昨日の夜から頭が重痛いなので、こめかみに『おきゅ膏D』を貼ってるワタシ。
てへ。