ペーパードライバーであります。

大学生の時に車の免許を取り、死んだお父さんの社用車を時々借りて大学に行ったり家庭教師に行ったりしてましたが、社会人になってからはほとんど運転してませんでした。
名古屋に戻ってからは特にね。
しかーーし。
田舎では車の運転は必須です。
買い物にも車じゃないと行けないからね。
というわけで、今日の午後は私の練習がてら、旦那さんもアキオも一緒に豊橋までお買い物に行きました。
緊張しましたわーー。
それに、やっぱり私は運転が下手です…。もともと空間認識力の欠如が著しい私。運転が上手いわけありません。
車両の感覚がなかなか掴めなくて、旦那さんに何度も注意されました。
一番苦手なバックからの車庫入れなんて、情けないくらいダメダメでした。
「運転は慣れだから。」と旦那さんは言いますが、1人でさっさと運転して何処にでも行けるようになるまで、どれくらいの時間が必要なのでしょうか……。
「これから買い物は全部お母ちゃんの運転だからね。」と、旦那さんに言い渡されました。
きゃーっ。
せめて1か月は助手席に座っててね。お願いだよ。お父ちゃん。
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今晩の『福祉ネットワーク』は『シリーズ うつ病社会・日本 第4回 うつ社会への処方せん ~心理学者 河合隼雄さん~』でした。
私、河合のオッサンが大好きでして、今晩の番組ももちろん見ました。
いや~、面白かったですわ。
精神科の先生が説明するのとは一味違うんですよね。
お医者さんがよく言うのは、「うつ病の人は、心のエネルギーが枯渇している。」ってことです。
だいたい真面目な人が頑張り過ぎて、心のガス欠が起こり、気力が失われてしまうという説明ですね。
でも、河合のオッサンは、もちょっと深く説明してくれました。
「心のエネルギーの行き場を失った状態」だと言うのです。
行き場を失ったから、患者さんが使うことのできるエネルギーが非常に少なくなる、というのです。
でも、もともとエネルギーはたくさんあって、何処か深いところで渦巻いてるわけです。
だから、それがマイナスの方向にちょろんと出てしまうと、わ~~っと自殺に向いてしまうんですね。
オッサンは、「うつ病はクリエイティブ・イルネスだ。」と言うんです。
実直に真っ直ぐ1本道を生きてきた人が、「はい。ここで行き止まりです。」となると、違う道を見つけようとするんじゃなくて、その行き止まりからなんとか前に進もうとします。
でも、その人の人生では、その道はそこでストップなんですよ。どうしても。
本人は苦しいですよね。エネルギーの行き場が無くなりますから。
でも、その苦しみから少し浮上した時、膨大なエネルギーが何かしらを創造する力となることが多いんだそうです。
芸術家や作家などは、クリエイティブ・イルネスになることが多い…というか、クリエイティブ・イルネスになるからこそ、新たなものを生み出せるとまで言えるようなのです。
深い深いところまで沈んで、どろどろになるまでエネルギーを溜め込んだら、そりゃ誰でも何かしらの創造をせずにはいられないですよね。
「うつになって良かった。」とさえ言う元・うつ病患者さんたちも多いそうなのです。
そう考えると、そういう経験の無い人のほうがアンラッキーかも、って思いました。
生みの苦しみって言うけれど、苦しまずには何か『ホンモノ』を創造することは難しい…ってことなのかもしれませんね。
そして、オッサンは言いました。
人生をクリエイトするんだ、って。
みんな、クリエイターなんだって。
別に絵画や音楽や俳句をクリエイトしなくても、人生をクリエイトしてるんですもんね。
みんなアーティストなわけですな。

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