先日、数年ぶりに子供たちと餃子を作りました。
餃子を前回作った時も息子はパチンと挟むヤツを使ったのですが、これがもぉぉぉカオスでした。
娘は娘で手包みが上手にできずにカオスその2。
それが今回、2人とも手先の動きに明らかな発達を認められまして、上手に包むことができました!
かーさん感動しました!
さて。
昨日、こんなツイートが回ってきました。
こういうひと、せっかく妥当な指摘をもらっても「反省」をせず「後悔と悲しみ」に逃げちゃうので、延々と同じことを繰り返すハメになるんだよなぁ… https://t.co/QwqAcX21X8
— わかり手 (@ganbare_zinrui) 2017年4月3日
(上記ツイートがRTした元ツイートは以下です。)
嫉妬ちゃんと彼氏くん④
感情にまかせてもろくな言葉は出てこない pic.twitter.com/c0Vque6Imv— いつまちゃん(大体23時に漫画更新) (@1256hima) 2017年3月10日
反省せず後悔と悲しみに逃げるから同じこと繰り返す、は名言だ。
と、すぐにツイートしました。
自分自身にもガッツリ思い当たるからです。
反省することと、後悔や悲しみや卑下などに逃げてしまうことは全く違うことなのに、後者に流れる人の方が圧倒的に多い気がします。
もちろん私もです。
するとですね。
このようなツイートを読んだ直後に、娘がやらかしました。
もうすぐ新学期が始まるので、小4の一年間で使った教科書やノートやテスト用紙などを段ボール箱に退避させていたのですが、
1月末に学校に提出するように娘に渡しておいた大事な大事な書類が封筒に入ったまま出てきたのです。
お金に関することなので、たみえかーさんは娘を叱りました。
しかし、その後も教頭先生から渡されて、娘がおとーちゃんに渡さなければいけなかったPTAの大事な書類も出てきました。
たみえかーさん更に叱りました。
当然ながら娘は泣きますわな。大泣きです。
泣きながら、私はバカだ~!と言い出しました。
「あー。さっきのツイートそのまんまだなぁぁ~…。」と、泣きまくってる娘を見ながら思いました。
なので私も反省し、叱るのはピタっと止めて、娘に以下のことを(叱るのではなく、理解を促すように)言いました。
・この書類を学校に出さなかったことで、どういうことが発生し、困るのか、ということ。
・今は子供なので責任の取りようがないため、ごめんなさいと謝るしかできないし、それで許されるけれど、大人になって仕事で提出期限を守れないと、責任を取らなければならないし、誰かからも信用されなくなり、自分がとても困ることになる、ということ。
・以上の説明により、自分が今回やらかしたことの意味を理解したことで、泣いて後悔して自分を卑下したくなるのはとてもよく分かるけれどそれをしてしまうと、本当には反省できない、ということ。
・なので、私はバカだと言って自分を責めることは止めて、反省をしなければならない。
・反省するということは、やらかしたことの意味を理解し、申し訳なかったと心から思い謝り、じゃあどうして私はやらかしてしまったのかを自分を客観的に見て分析し、その分析を元にどうしたら今後はそれをやらかすことなくできるかの方法を考える、ということ。(ここで、彼女がディスレクシアだと判明したことで、弱点を知り、対処法を具体的に考えることができて、それを実施したおかげで、漢字テストの点数が上がった、という成功体験があるのも意識させた。)
娘は片付けが苦手だったり、若干パニックになりやすく、慌てると「とりあえず」の行動をしがちです。
そういう弱点がある、ということを娘も自覚していたので、それをしっかり自覚することが大切だと教えました。
それは自分を卑下するために自覚するのではなく、自分の弱点をしっかり把握することで、それをカバーするための手順やシステムを自分自身で工夫し、その工夫した手順等をキープする努力を続けることができ、結果的に弱点を補完できるのだ、ということを教えました。
去年も同じようなことがあったので、「このファイルフォルダーにプリントは入れるようにしなさい。」と去年の春に私から言ったのですが、言われただけではダメだった、自分でちゃんと反省して意識しないと同じことを繰り返してしまう、ということを娘は泣きながらも理解した様子でした。
すると、数時間後、郵便局に向かう車の中で娘が「自分で考えた手順・方法」を言い出しました。
新学期からそれを続ける努力をして、同じ失敗をしないようにする、と言ったので、「がんばれ!」と励ましました。
夕方、(学校への連絡等について私がLINEで相談してたので、娘のやらかしについては知っていた)おとーちゃんが帰宅した時に、娘はおとーちゃんに謝り、そして自分の弱点をカバーするためにこういう方法を考えた、と説明しました。
すると、おとーちゃんは、
「社会人になると、失敗に対しては始末書というものを書かないといけないんだよ。失敗したこと、失敗が何故起こったかという分析、それに対する対応方法、の3つを書かないといけないんだよ。なので、娘ちゃんもそれをちゃんと紙に書いておこうね。書いたけどまた同じ失敗をしたら、その時はまた叱られて、また始末書を書かないといけないからね。」
と、言いました。
娘も納得していました。
これで本当に提出物を埋もれさす…ということが無くなるのかは分かりませんが、親から「こうしなさい。」と言われるだけじゃなくて、彼女なりに反省して分析して自分で考えたので、見守ろうと思います。