11日に帰ってきてから、一回もお外に出してもらえていないブ子兄さんです。
イライラした時は黒丸に猫パンチを炸裂させています。
八つ当たりされて黒丸がかわいそうですが、相変わらず黒丸は隙あらばシンク内の三角コーナーのゴミを漁るので、そーゆー時に兄さんの指導を入れてくれたらいいのになぁ~、と思うたみえかーさんです。
リードをつけて外を散歩させようか、という案も出ておりますが、まだ家族内での意見が統一されておりません。
豆苗はわさ~っと伸びてきまして、
わさわさ~っとなってきたので、
昨日の夕飯に使いました。
今日もまた豆苗を買ってきたので、使ったら再び育ててみようと思います。
植物ってすごいですねぇぇぇ。ほんとに。
さてさて。
先週の話なんですが。
詳細は割愛しますけど、PTA絡みでちょっとしたことがありました。
ざっくり言えば、「ちょっとキツく文句言われちゃいました…。」「これとこれの問題提起についてどうしましょう~。」ということを相談された、ってことで、その提起された「問題」は(今年度PTA役員のおとーちゃんの代わりに)私がちゃんと解決できることだったのでいいのですが、
「ちょっとキツく文句言ってきた」方の人というのが、私はほとんど知らない人だったので、信頼できるママさんにちょっと相談してみたのでした。
すると、この件に関しては、相手にしたら「キツく文句言った」のではないんだろうけど、言われた人の状況に変化があったところに、もともとの性格もあって「キツく文句言われた」と解釈しちゃったんだろうなー、という分析で意見が一致しました。
その分析が正しいかどうかは立証しようがありませんが、でも、こういう残念なことってアチコチで起こりやすいことなんだろうなー、と思いました。
視野が狭いとか、他人の感情を過剰に気にしすぎるとか、自分の感情にばかりフォーカスしちゃって論理的に分析できないとか……これらの「性格」は「客観視が苦手」なことで起こりやすいんじゃないかな、と考えているのですが、
こういう回路だと、人とのやりとりの中でどうしても「(自分に対しても人に対しても)好ましくない反応」をしがちだと思うのです。
なんてことを考えていたらですね、
おとーちゃんがアマゾンで購入したこんな本が届いたのでした。
この本の「はじめに」を読んだだけで、「なるほど!」と思ったのでした。
日本の母語教育というのは「非常に奇異」なのだそうです。
他の国々の母語教育は、実社会で必要とされる言語技能に直結していて、社会で働いて生きていくために必要な「言葉の技術の基礎基本」を訓練するのだそうです。
「国語」は「技術教科」なのだそうです。
ですから、たとえばドイツ人に「国語は得意だった?何が得意だった?」と質問すると、「分析は得意だった。特に詩の分析が好きだった。でも要約は苦手だった。なぜなら…。」と具体的な答えが返ってくるのだそうです。
でも日本人の私たちはそんな具体的なこと言えませんよね。
「漢字の書き取りがキライだった。」くらいのことしか出てこないと思います。
この本のたった2ページの「はじめに」を読んだだけで、おとーちゃんと私は、
「論理的に考えることが苦手な人って、もしかして日本語がちゃんと自分の中に入ってないのかも?」
と思ったのでした。
普通に話すことができて、普通に読むことができて、普通に書くことができて……
日本人として母語の日本語を不自由なく使いこなしていると思い込んでいるけれども、
思い込んでるだけなのかもしれないですよね?
たとえば、この本の中に、
「君はおにぎりとサンドイッチではどちらが好き?」
という質問に
「ぼくはおにぎりも好きだけどハンバーガーが好きだな。」
と回答している例があります。
こういう回答をする人って、大人でもいますが、
どららが好きか?という簡単な質問に答える場合でも、論理的に考えないと適切な回答にはならないのです。
思いつきで答えていてはダメなんです。
時々、テレビで俳優さんが映画やドラマの宣伝でインタビューに答えているところを見かけますが、
人によっては「それ、質問の答えになってないよ?」と思っちゃうことが(ちょいちょい)あって、見てるこっちがちょっと恥ずかしい気持ちになっちゃうのですが、それでは伝えたいことを正しく伝えることができませんよね。
あ。
ちょっと思い出したんですが。
高校時代、校内でとある面接を受けたんですけど、
国語教師に「〇〇(←国名)に対してのイメージを答えてください。」と質問されたので、そのとおりに答えたんです。私は。
そしたらですね、後からその先生に「ざっくりしたことしか言えてなかったな。もっと〇〇について勉強しておいた方がいいぞ。」と言われたんです。
『はぁ?先生がイメージを答えろと言ったから、こっちはちゃんとイメージを答えたんやないかい。具体的な知識を答えさせたかったらそういう質問しろよ。国語教師だろうが。』
……と、心の中で毒づいたのを思い出しました。
てなわけで、
(本日は学校代休の)娘が今朝はこの本を4ページほど喜んでやっていたのですが、
ちまちまとやらせてみようかと思っております。
昔、先生が読んだ文章を聞かされて思ったことを言いなさいと言われて一番最初にあてられて答えたら、
「ちがうでしょ?」
と言われ。それ以来国語苦手です。
思ったこと言えと言われて否定されてもね〜。
ちなみに先生は答えてほしい事柄を用意していたみたいなんだけど何人かあてられた子たちの中にそれを言った人がいなくて一人でキリキリしてたのよ。
先生が読んでない文章の中にそのヒントがあったことが他のクラスの子から聞いて判明したのですけどね。
私的に。これは!と思える国語の教師って今までそ〜〜んなにいない気がします。
ブ子さん、また迷子になったら心配ですものね^^;
興味深い本です。
うちの子は質問に対して
ズレた回答をしてしまう事が多いですし、
私自身も論理的に考えることが出来ているか?と考えると、
もしかして出来てないのでは??と思うので、親子で読んでみますね。
ご紹介ありがとうございました^^
そりゃまさにハズレな国語教師やってねぇ……。
やだねぇ。
> 私的に。これは!と思える国語の教師って今までそ〜〜んなにいない気がします。
そうなんだよね。
あたしも中一の時のおじーちゃん先生しか「これは!」って先生いないー。
あ、一人でもいるだけ幸せか~。
> ブ子さん、また迷子になったら心配ですものね^^;
悩ましいところです~。
> 興味深い本です。
> うちの子は質問に対して
> ズレた回答をしてしまう事が多いですし、
> 私自身も論理的に考えることが出来ているか?と考えると、
> もしかして出来てないのでは??と思うので、親子で読んでみますね。
> ご紹介ありがとうございました^^
興味持ってくださってありがとうございます♪
ワークシートなので、お子さんと毎日1つ(2ページ)ずつやってみるといいかと思います。
最初は「こんな簡単なこと?」と思えますが、積み重ねていくことが大切なんだそうです。