DragonGate または 幻想

パーソナル・ゲートの絵、その2は、teruさんにお届けしました。
「描いてもいい?」と尋ねたら、速攻でOKをくれたので、これまたすぐに描かせてもらったのですが……
まさか、こんな感じの絵になるとは思ってもいませんでした。
タイトルは
『Dragon Gate または 幻想』
です。
teruさんのゲート
下地は白色でした。
白い紙に白い色を塗ったところに、縦横に赤い線がいくつも入りました。
なので幾何学的な絵にでもなるのかと思っていたら、どんどん黒っぽい色を重ねることになり、
着地点がさっぱり見えないな……と想いながら描いていたら、いきなり青いドラゴンが出てきました。
ああーそうか。
このドラゴンはゲートを守ってるんだな……。
でも、このドラゴンは幻想みたいなもので、変わることへの不安の象徴かもな~……。
でもでも、いつかteruちゃんの中に還ることになって、その時に彼女はゲートを通っていくんだろうなぁ……。

と、感じました。
なんてこうして書いていてふと思ったんですが、
さつきのさんの絵が超新星爆発後なら、このゲートは爆発前の赤色巨星みたいなものかもしれませんね。
アンタレスやベテルギウスみたいな。
時が満ちて爆発し、新しいゲートが開くのを待つのもアリでしょうし、
その前にドラゴンの帰還を促すのもアリでしょうけど、
何にせよ、不安定さが満ちてる状態だと感じるので、内面のバランスを保つのにエネルギーをたくさん使ってそうな気がします。
今はちょっとしんどいかも。
でもねーーー
もちろん「しんどい」のはイヤなことなんだけど、
不安定さが満ちるというのは、悪いことじゃないと思うんですよ~。
この物理世界に生きる我々の意識にとっては、モノゴトというのは真の意味では安定していないわけだし、ざっくりと言ってしまえば、その不安定さをがっつり味わいたいからこそディセションして肉体を得たとも言える側面はあると思うのです。
「不安定さが満ちる」といっても、それはやはり個人個人でまったく違うものだし、その状況、その体験すらも唯一無二のユニークなものなので、しんどさの中でもそういう観点を忘れないことが、魂の目的により叶う生き方を選択していてるのかもしれないなー、なんて思ったりします。
や、あたしも実はここ2カ月ほど悶々としてるんでね、この絵は自分にも当てはまるかもなー、と思ったりしてますし、
そういう人は少なくないかもな、と思います。
というわけで、パーソナル・ゲートの絵2枚目はこのような絵となりました。

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