お客様の天使の絵が、ピカピカしてたりふんわりしていると、あー良かったなー、って少しばかり思います。
やはり飾るならば明るい絵がいいですもんね。
でも、時々どーーーんと「重たい絵」になることもあり、大丈夫かなー?と若干心配になることもあります。
今回はそんな絵でした。
大天使サンダルフォンです。
オラクルカードはVictory!でした。
「あー。またこのカードや~。最近多いな~。」
なんて思いつつ、絵を描く準備を整えて、さて描きましょうかー……と、座ったところで、ぽんとイメージが浮かびました。
描きながらカタチになっていくことが多い私には珍しいパターンです。
大地の深い深いところに、宝石が眠ってる
そんなイメージでした。
もちろん、この「大地の深いところ」というのは、お客様の心の深いところだと思いますし、
宝石というのも、心の深いところにある「宝物」のことだと思います。
背景は何層にも「大地の色」を塗り重ねていますし、全体として決して「明るい・軽い」雰囲気ではありません。
お客様も、ご覧になった瞬間に「怖い。」と感じられたそうです。
それでも、お客様はいつの日か、時間がかかってでも、暗く冷たい大地の底まで「宝物」を取りに行かなければならなくなるのだろうな、と思いました。
その宝物に触れることができた時、暗く冷たい大地は、豊穣の大地へと変換されていくのだろうなー、と思いました。
そういえば。
「生命の樹」では、第10のセフィラであるマルクトは物質世界を意味していて、ここの守護天使がサンダルフォンと言われてますね。
象徴される惑星はもちろん地球。
ですので、大地の深い深いところにある宝石…という絵に、サンダルフォンがいるというのもこれまた象徴的な気がしました。
私自身は、サンダルフォンは宇宙的なものをよく感じるのですが、今回の絵を描きながら、サンダルフォンは地球の深いところから深宇宙までの「つながり」のようなものをカバーしているようにも感じました。
(なんとなく感じたってだけなので、テキトーに読み流しておいてくださいませ~。)