先日、お客様からメールをいただきました。
その方は、一昨年と昨年と、2枚も購入してくださったお客様です。
一昨年の絵が、こちら。
http://smalltamiel.blog82.fc2.com/blog-entry-587.html
例の、ザドキエルの慈しみのワンドです。
そして、昨年の絵が、こちら。
http://smalltamiel.blog82.fc2.com/blog-entry-800.html
You Are Safeの方の絵です。
こうやって並べて見てみますと、ワンドだの剣だのと、アイテム持参で天使が来てますね。
やたらとパワフルですね。
そのお客様のメールが以下です。
ブログ転載の許可をいただきましたので、ご紹介します。
民絵屋
たみえさま
ご無沙汰しております。一昨年、慈しみのワンドのザドキエルさんを、昨年はYou are safe.のミカエルを描いていただきました。
「自分を愛すること」エンジェルカードやヒーラーさんのアドバイスでも毎回言われることは同じで、「も~このテーマはどうしようもないのでは」とやさぐれつつ、でも変わりたいの~とじたばたしていました。
足掻きつつも、ザドキエルさんのときにたみえさんにアドバイスいただいた、チャクラのお掃除を自分なりにやってみたり、アロマによるワークを学んだりしてみました。
さつきのひかりさんのヒーリングをずっと受けさせていただき、REFを伝授していただき、毎朝ヒーリングしてみたり・・・。
守ってくれている存在に、よくわからないけれど毎日ありがとうを言いました。
今年に入り、とある講座を受け、そのときやはり、
「自分を慈しめない原因である、家族との関係を掘り下げる必要がある」
というのが出ました。
【講座内容の説明は割愛しますね。byたみえ】
自分と向き合う瞑想の年にあたり、月=母親でもあるので、まさに母子関係を見直す、みたいな意味もあるようです。
ついに来たか!と思いました。
それでも、インナーチャイルドの癒し、なんて聞くと理由はわからないけれど、ものすごく怖くてですね。
一緒に講座で学んだ方々からの「全然怖くないよ~(笑)」という後押しや、実際どんなふうにワークをするのか教えていただき、先週、初めてインナーチャイルドヒーリングを受けました。
わたしのインチャは、背中を向けてしゃがんでおり、四方をみっしりと狭められた石壁に押し潰されるように、詰まっておりました。呼び掛けてもふりむかないし、思いを聞いても、
「言っても意味がない」
と言われてしまいましたが、どうにか手を伸ばし抱きしめると、厚着していた幼児が、好奇心旺盛なくりっとした目をした、背の高い、ギリシャだかローマだか風の衣を着た少年になりました。
その後自分のハイヤーに二人で会いに行くワークをしたのですが、残念なことに、会えませんでした・・・。
その代わりに、ミカエルが出てきたのです。
最初、玉座に座る王様みたいな人が出てきたのですが、セラピストさんが、
「ハイヤーじゃないな」
と感じたそうです。王様に雷を落とすと、中から青い光が・・・。名前を聞くと、ミカエル。
「これは始まりだ。始まりに過ぎないのだ。これからいろいろとスタートするからサポートする」
と言われました。
(実は前々日、ミカエルカードでおんなじ「はじまり」が出ました・・・)
持っていた剣で頭からズドーンと刺されました。
また、「瞑想を毎日やれ」とも言われ。
苦手なのですが(寝てしまう)いちおうやってみています。今のところ100%寝ています。
わたしは人のスピ話を聞いたり読んだりは好きなのですが、頭でっかちなので、どこかで疑ってるというか、一歩引いて見てしまうところがあります。
なので最初、
「ミカエルなんか出てくるわけない」
と、名前をセラピストさんに伝えるのをためらいました。
しかしセラピストさんは、
「やっぱりな~と思いました。だってMさんが部屋に入って来たときから・・・」
入ってきたときなんだったのか、こわくて聞けなかったのでわかりませんが(汗)、
「自分の感覚を信頼してだいじょうぶ」とセラピストさん。
超・個人的な話が長くなって申し訳ありません。
以前、絵をいただいたとき、
「守られている感覚はない」
とお伝えしました。
今も、別に声が聞こえるわけでも、何か見えるわけでも、感じるわけでもなんでもないです。
ただ、毎日感謝伝えつつ、
「守られてるのかよくわかんないよ~」
とも言ってたので、これでもか!と見せつけられたのかもしれません。
そしてやっと、変化のプロセスに入れた気がします。
家族との関係のトラウマを癒そうとしたことがきっかけで、ネガティブなパターンが変わりつつあります。
「自分の思いを言っても無駄」
というインチャの叫びが、普段の自分の行動パターンを作っていたことに気づきました。
親子関係が、一気に変わるわけもなく、一生つきあうべき問題だし、ミカエルの言う通り「はじまり」に過ぎませんが、わたしに勇気をくれる存在に気づくきっかけをくれ、毎日見守ってくれたたみえさんの絵に、感謝いたします。
「はじまりのはじまり」をありがとうございました。
絵をいただいてからの、長い長~い、変化のご報告です。
そうなんですよね。
変化・変容というのは、すぐに起きる場合もあれば、すごく時間がかかる場合もあるんですよね。
まずは、スタートラインに立つまでが大変!
だと思っていた方が良いのではないか、と思うくらいです。
お客様のメールのように、やはり「継続は力なり」なのだなー、とあらためて感じました。
たとえば、
私が描いた天使の絵から、ばーーーっと光が出て、ばーーーーっと変容を促す……というのなら、話はカンタンなのかもしれませんが、
でも、それができちゃったら、おそらく、丸焦げになりますよね。
準備ができていないのに強い光を浴びたら、まっ黒こげです。
最終的に目的は、真なる己を再発見することだとしても、そこに辿り着く道のりはそれぞれだし、唯一無二の、自分だけのプロセスで目的に到達しなければなりませんものね。
ですから、「選択」というのは、とてもとても重大なことなんだと思います。
そして。
「はじまりのはじまり」をありがとうございました。 …というお客様のお言葉。
ほんとうにほんとうに嬉しかったです。
はじまりのはじまり。
あの2枚の絵を「はじまりのはじまり」にしてくれたのはお客様ご自身なのですが、
そう言ってもらえて、民絵屋を始めて良かったぁぁー、と心から思いました。
こちらこそありがとうございました。