いつも、ちんこちんことおっしゃってる岡田ぱみゅぱみゅ氏が以下のツイートをされてました。
「婚外子や、その母親を社会的に支援すべき」って時に出てくるのは「癌の人も痴呆老人も先天性障害者も低所得者も虐待児童も交通遺児もいる中、なぜ婚外子だけとりわけ厚遇する必要があるの?」って話で、「婚外子【も】充分に支援すべし」という話にした時、どこにリソース求めるかって問題になるのよ
そん時に「これ以上、俺に税金払えってのか!」という不公平感が出てくるので、「障碍者も高齢者も交通遺児も婚外子も、一律で一定の生活保護」とか「子なし独身者も利用できる公営住宅の拡充」とか「ベーシックインカム」とかで、「アンタも税金払ったらメリットあるから…」の構図にしないとダメぽ。
受益者と負担者が時期的に違うのは、まだいいですよ。「若いうちに年金払って高齢者を養い・・・」みたいな。難病や障碍者支援、あるいは雇用問題による困窮も「いつか、俺もそうなるかも知れないし、将来の自分への投資だ」と考える事ができる。
ただ、もちろん婚外子も祝福されて生まれ社会で育まれるべき存在ではあるが、「受益者と負担者が全然異なる」という構図だと、納税者が納得しないので、考える必要があるんじゃないですかねという話なんですが、まぁ別に僕は財務官僚じゃないのでどうでもいいです。
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僕は、同性婚だろうが離婚家庭だろうが不倫による婚外子だろうがシングルマザーだろうが最低限文化的な生活を送れるよう金銭的に支援すべきだし、それを道徳や倫理で否定的に語るつもりは一切ないですが、誰かが突出して優遇されるのでも冷遇されるのでもない構図が必要だし、税負担は軽い方がいい。
で。
これらをリツイートしてから、私も、
ベーシックインカム的なものを実現しようとしたらいろいろ難しいのだろうけど、でも年金とか生活保護とかアレコレ全部ナシにして基本はベーシックインカム的なのになれば、「みんな生きてていいんだよ。」という国になるということだと思うんですよ。
で、そういうシステムを維持するには、働ける人はみんなしっかり働いて、税金納めようね、いい国にしていこうね、って子供の頃から教えていけばいいんじゃないかなー、なんて思うわけですよ。
と、ものすご~くざっくりしたツイートをしたのですけどね、
まぁご存知のとおり我が家にはダウン症児がおりますので、ここらへんのことは頭良くないなりにも考えざるを得ない、常に頭から離れない懸案事項の1つなのですよ。
障害児の親としては、自分たちが死んでも障害のある我が子が生きていけるかどうか、が一番の心配事なので、
この国に『誰もが最低限文化的な生活をおくれるようなシステム』があれば、そんなありがたいことは無いわけです。
そしてそれが、誰かが突出して優遇されるのでも冷遇されるのでもない構図であれば、障害児の親としてだけでなく、日本国民としてもとてもありがたいことです。
障害者だけに優しいシステムであるよりも、みんなが生き易いシステムであってくれた方が良いに決まってますから。
貧困の問題が取り沙汰される昨今、給食費の滞納とか修学旅行欠席とか、高校生なのに家計を助けるために掛け持ちでバイトとか……子供たちにも大きな負担がかかっているのですから、よりよいシステムの模索を真剣に大人たちがしていかないと、と思いますもん。
憲法改正の前にやるべきことが満載なんじゃないのか、と思ってしまいます……。ほんとにもぉ。
それに、ですね。
人間ってのは、どうしても損得で考えてしまう生き物なんだと思います。
すぐに不公平だー不公平だーと言いたくなるんですよ。
もうそれは仕方がない。
だからこそ、「アンタも税金払ったらメリットあるから…」の構図にしないとダメなんですよね。
なんとか、いい塩梅のところに持っていきたいものですねぇ。
お金は大事よ。
ほんとに大事。
貧しいのも自己責任だって言う人もおるかもしれんけど、
そんなことゆーてたら、「国」という集団である意義がほとんど無くなるっちゅーの。
……ってもね。
知的障害のある子供を授かって、ほんとにそこらへんのことを初めてしっかり考えることができた…という、情けないオトナなんですけどね。私も。
がんばれ、日本のオトナたち。
本気見せないと!