さっきたまたまこれを読みましてね。
http://www.1101.com/suo_kusakari/2011-06-27.html
超一流の人の言葉はずしーーーんと重いですね。
草刈民代さんが、
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徹底的に人の言うことを聞く人のほうが
上達しやすい。
私が、「あ、この人はすごい」と思う人は
いろんなものをちゃんと受け入れて、
最後に自己主張する、という人が多いんです。
特に女性が多いけれど。
それは決して「私が、私が」ではない。
そういう人たちはとても立派です。
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と、言ってますが、これはバレエに限らず、人生のコツかもな、と思いました。
もちろん、バレエなら「先生」が誰であるかは明確だけれども、普段の生活の中で「誰の話を聞くべきか」というのを選別するのは簡単ではないかもしれません。
それでも、信頼できる人だと思えた人の話は、まず自分の中にまるごと受け入れてみるということができるかどうかというのは、大きく成長できるかどうかを左右するよな、と思うのです。
聞きながら「ああ、これは違うな。これは無理だな。」と判断してぱっぱっと選り分けてしまうと、うわっつらの判断だけで大事なことをスルーしてしまう場合がとても多いからです。
自分がとても未熟なうちは特にそうです。取りこぼすものが多すぎます。
まず受け入れてみて、じっくり考えてみて、濾過する……みたいな感じですかね。
人の話を聞く、というのは、そういうことなんじゃないかな、と私は思っておるのです。
良い意味でのプライドって大切だけど、弱い自分を護るためだけのプライドがガチガチだとまず「人の話をまるごとい受け入れる」ってできないし、
耳の痛い話だと、誰だって逃げたくなって言い訳したくなるし、
めんどくさいなーって思うと、これまた言い訳しまくりになるし……。
ほんと「人の話をちゃんと聞く」というのは難しいです。
でも、だからこそ、それができるとどんどん成長できるんでしょうね。
そいえば、書家の武田双雲さんも似たようなことを言ってたなぁ。
やはり超一流の人は、うすっぺらい自我になんて固執せずに精進してるんですね。
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