あたしごときが言うことじゃないと自分でも時々思うんだけど…。

民絵屋のお仕事にももちろん事務的なお仕事はいろいろありましてね、
事務的な仕事はね、効率的に……いや、あまり効率的ではないな。
私の場合は、キッチリとその日にやるべき事務仕事はその日のうちに、を心がけておるのですね。
特にお金周りのことは、後回しにしていいこと何もないし。
なので、子供がいても「おかーちゃん、ちょっとお仕事するね。」って言って机やPCに向かってるわけです。
なので、それはほんとに「お仕事モード」みたいな感じなんですけどね、
民絵屋の主たる業務である「絵を描く」ということに関しては、やっぱり事務仕事のようにはいかないんですね。
それは、子供がいる時には描けないのはもちろんてですが、そういうことだけじゃなくて、
なんといいますか、なんかねなんかね、
自分の中がある程度整ってないと、描いちゃアカンでしょ。
みたいな気持ちがあるんです。
だって「整ってない時に描いた絵」をお客様にお届けするなんて、それは失礼だろー、って思うからなんです。
だけどね、この「ある程度整う」「イマイチ整ってない」というのが、すごーく感覚的なのですよ。
体調がいいとか悪いとか、ともそんなに関係ないんですね。
体調イマイチでも描ける時は描けるし、体調が良くても(せっかく子供がいない時間なのに)今はアカンなー、って時もあるんですね。
なので、効率的に…というわけにはいかないんです。
描ける時は描けるし、描けない時は描けない。
こんなのって、一流のアーティストの言うことで、あたしごときが言うことやないやろー、と自分にツッコミを入れることもめっちゃ多いんですけど、
でもね、それでもやっぱり「いやいや、お客様に失礼やしー…。」って思っちゃうんです。
おかげさまで、そんなにその振幅は激しいものじゃないので、そこそこで描けているので問題視するほどでもないとは思うんですけど、
今朝、うさみみさんのコレを読んで、ああ、こういう感じでもいいのかなー、とちょっと思えました。
正直、ホッとしたというかなんというか。
そんな感じです。
それとは正反対なのが、「お母さんのおしごと」ですよね。
お母さんは、自分の状態とは関係ナシに毎日ずーっと家事や子供のお世話をしないといけないもんね。

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