お月ちゃんに誘われまして、昨日、名古屋に行ってきました。
あの鏡リュウジさんの講演会に行ってきました。
昨日はお父ちゃんがちょうど地区のバレーボール大会に出なきゃいけないからとお休みを取っていたので、「行ってくればいいよ~。子供たちの面倒見てるからー。」と言ってもらえたのでした。
……バレーボールも予定通り一回戦で負けたおかげで、早々に帰宅してくれたしね。お父ちゃん。
むふ。
というわけで、早めに名古屋に行きまして、お月ちゃんと一緒に早めに会場に行き、最前列で鏡リュウジさんのお話を聞くことができました。
感想を一言で言うなら、
鏡さんってば、ほんとに頭がいい人だっ!
に尽きます。
占星術のことをよく勉強している人から、TVや雑誌の占いを見るだけという人まで、いろんなレベルの人がまぜまぜになっている聴衆に対して、
みんなにとって学び甲斐のあるお話を1時間半もずーっと話し続けるなんて、ほんとに頭がいい人じゃないとできないぞ!と、感動すらしました。
鏡さんは講演内容について、人生の先輩方からすれば「そんなの分かりきった話だ。」と言われるようなことだと思いますが…と、前置きされていました。
確かに、そうかもしれません。
しかし、それを占星術からの切り口だけでなく、豊富な知識に裏付けされたさまざまな切り口で語ってくださるので、理解もしやすいですし、とにかく飽きないのです。
お話がとても面白いのです。
そして最後に、
Seeing with different eyes
と、ホワイトボードに書かれました。
講演会中、「鏡さん鏡さん?なんでその話を出してくるの?私たちの会話を覗いてた?」ってお月ちゃんと私でツッコミを入れたくなるくらい、シンクロが多かったのですが、
最後の最後にコレですか!!と、お月ちゃんと顔を見合わせて、クスっと笑ってしまいました。
ええ。
毒親記事つながりで、じぇいど♪さんが「客観視」について記事をアップしてくれたばかりですからね。
もちろん「違う視点を持つ」ということと「客観視を鍛える」ということは厳密には違うことなのですが、
「視点を変える」という意味では同じだと思います。
固定された視点から、違う場所に視点をズラして世界や自分を観るのですから。
と、
クスっと笑いつつも、鏡さんのお話はやはりとても深くて、すぐにまた聞き入ってしまいました。
それで、ちょっと思ったことがありました。
違う視点を持つ、ということは、
「それまでの視点を捨てる」というわけではない、ということです。
時々、がっつりとスピにはまった後に「スピなんてー」とバッサリ切り捨てる人を見かけるんですが、
それって、スピという「新しい視点」を見つけて、その視点ばかりで見ちゃってたんだろうなー、と思ったんです。
そういう意味では、私は子供の頃から2つの視点で世界を観ていたことになります。
ものすごく科学が大好きで、科学的な枠組みで世界を観ている自分と、
霊感の強い家族がいたおかげで、見えない世界が厳然とあるという視点で世界を観ている自分。
それらが相容れない時も若干ありましたし、その2つの視点を持っていてさえ「自己の世界観の再構築」が必要な時もありました。
けれど、私にとっては2つの異なる視点で世界を観るというのは当たり前のことだったので、
違う視点を手に入れた時に、そちらの視点に偏ってしまう
という感覚が分からなかったのです。
どちらの視点からもがっつりと世界を観たいと思う私は、もしかしたら欲張りなのかもしれません。
そして、きっと、鏡さんもそういう意味ではすご~く欲張りな人なんだろうな、と思いました。
だから、鏡さんの「世界」は広い上にバランスが取れていて、お話がとても面白いのでしょうね。
著書も多い方ですが、ライヴでお話を聞く機会があったら、参加されることをお薦めします。
あ~、行けて良かったぁぁぁ。
おとーちゃん、ありがとぉぉぉぉ。
*** SECRET ***
コメントありがとうございます♪
> 部屋に飾ると そこがふわ~っと明るくなったようで、とても嬉しくおもいます
そんなふうにおっしゃっていただけて、私もとても嬉しいです。
ありがとうございます。
> ちなみに誕生日が近かったので、自分へのプレゼントになりました^^
おおおお。
それはほんとに良かったです~。いいタイミングでお送りすることができて♪