高校2年の新緑の季節でした。
通学で利用していたバスに乗ってる時でした。
バスの中から見たいつもの景色の中にある新緑がほんとうに眩しかったのです。
まるで初めて見るような感覚になり、なんて美しいんだろう、って思いました。
私は、いったい今まで何を見ていたんだろう?
と思ったのを覚えています。
ほんとうに衝撃的でした。
小3の時もそうでした。
ある日突然、「世界」が見えてきたんです。
もちろんそれまでもちゃんと目は機能していたんですが、その日からの自分とそれまでの自分では、見てる世界が別物に感じました。
まるで「世界にかかっていたもや」が取れたような、そんな感覚になったのです。
今朝、この記事を読み、そんなことを思い出しました。
http://kumisensei.blog21.fc2.com/blog-entry-2045.html
目の前の「世界」をちゃんと見て、自分の周りの「世界」の音をちゃんと聞いているのか……。
まずはそこからなんでしょうね。
多分、あたしたちは、見ているようで見ていなくて、聞いてるようで聞いていないことだらけなんだろうなぁ…。