そのまま育ってくれたらいいな、と思う。

保育園に息子を迎えに行って、帰る途中の道で、時間が合うとたまーにダウン症のAさんに会うことがあります。
彼女は、お父ちゃんが勤めているNPO法人が運営しているグループホームに住んでいて、授産所まで歩いて通っています。
彼女の帰宅時間と、お迎えの時間が合う時に、彼女を見かけることになるわけですが、
いつ見ても彼女はニコニコしながら歩いているのです。
田舎道をニコニコしながら歩いているAさんは、しょっちゅう農家さんからお野菜をもらってグループホームに帰ってくるそうです。
ニコニコしながら歩いている彼女を見ると、声をかけたくなる気持ちがよく分かります。
私は、息子にもそんなふうな大人になって欲しいなぁ、と思っています。
障害児の親は、子供の自立という問題を抱えています。
これは深刻な問題なんだろうと思います。
働く場所すら無いことが多いのですから。
けれど、私はあまり心配していないのです。
息子は、とってもとってもおいしそうに食事をするし、
とってもとっても嬉しそうに「ありがとう」を言うのです。
だから、誰かがきっと手を貸してくれると思うのです。
すごい単純な親だと言われるかもしれないけど、
本当にそう思うのです。

“そのまま育ってくれたらいいな、と思う。” への2件の返信

  1. いつも、励ましてくださってありがとうございます~。
    ぴんぐさんの夢、素敵ですね。ほんとに。
    どんな障害があっても、みんながみんなお互いに尊重し合って助け合って生きるのが当たり前のコミュニティが「当然」になる日がくるといいですよね。
    少しずつだけど、私も頑張りますっ。

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