ユリコの一カ月検診で吉村先生に診てもらった時に、
「なんの異常もありません。それにこの子は精神的に非常に安定してますなぁ。」
と、言われました。
非常に嬉しい言葉でした。
ですので、ほぼ確実にダウン症ではないと思っておりますが、実感としても「ダウンちゃんと、そうじゃない子ってのはやっぱり違うなぁ~。」と、最初っから感じていました。
というのも、アキオが新生児の頃は、横抱きでオッパイを上手に飲ませられなかったんです。
なので試行錯誤の末、縦抱きで飲ませてたんです。
今から思うと、やはり身体(筋肉)が柔らかかったから上手に抱けなかったんですね。
それが、ユリコは最初っから横抱きでも大丈夫だったんです。
お父ちゃんも言いました。
「この子、しっかりしてるねぇ。」
お肉もどんどんついてきて丸くなってきているユリコを抱っこすると、まるで小犬を抱っこしているように感じます。
アキオはそれと比べてどうだったかと言うと、猫を抱っこしてるみたいでした。
それくらいの違いがあります。
ユリコはすでに少し首も座り始めているし、成長スピードの違いにもこれからますます驚かされるんだろうなぁ、と思っています。
第一子がダウン症児だと、それがスタンダードになっちゃいますからねぇ。
「ユリコは赤い彗星だ~。3倍速いぞ~。」なんて夫婦で冗談言ってます。
その我が家のスタンダード君ですが、実は先日の療育手帳の際判定で、C判定からB判定になりました。
療育手帳とは18歳以前に知的な遅れがみられる人に対して交付される手帳です。
知能指数の程度により、重度(愛知県ではA判定、IQ=35以下)、中度(B判定、IQ=36~50)、軽度(C判定、IQ=51~75)に分かれます。
ずっと軽度でいられるとは思っていなかったので、お父ちゃんから結果を聞いても「そっかー。」と反応しただけなんですが、心の一部分では何やらひっかかりがあったようで、ちょっと妙な感じが続いてしまいました。
自分でもイマイチよく分からんのですが、ユリコが生まれていなかったらひっかからなかっただろうな、というのだけは分かっています。
こーゆー感じって、同じような立場の母親だったら分かってくれるような気がしますが、やっぱりなんだか上手に言語化できません。
ま、それでもね、続いていた妙な感じはだんだん収束していったので、このまま言語化されずに放置されちゃうんでしょうけど、何かの拍子にまたひょっこり顔を出す類だな、とも思ってます。
若干、厄介…っぽいなぁ。
我が子が障害を持って生まれたというのは、母親にしたらやはり非常に重たいものなんだってことですねぇ…。
時々、思いがけずにチクンチクンとやられるのです。
その重みに。
というわけで、今日は覚書の日記でありました。