なにやらバタバタとしております。
まず、丸1日かかりましたが、来年用のお米のハザ掛けを手伝いました。
これは自然農のお米ではない(機械で田植え・稲刈りをしました。農薬は使ってません。)のですが、このお米が毎日の主食となります。
去年の収穫分で、ウチと旦那さんの実家の1年分のご飯を賄うことができたので、今年も食べるものに困らないんだなぁ~と思うと、本当にありがたくてありがたくて。
で、そのありがたい1反の田んぼ全面に、刈られた稲が少しずつ束になって転がっておったので、それを集めてハザ掛けをしなければなりませんでした。
これがかーなーりハードな作業なのです。
何度も何度も稲束を拾い上げ、抱え、田んぼの中を往復するのですから、妊婦にはもってこいの運動にもなっております。
午後からは、息子も連れて作業の続きをしてましたが、私の真似をしてハザ掛けのお手伝いもしてくれました。
……って言っても、落ち穂にしてしまう方が多かったけどね。
私も初めての経験だったので、やってみてそのハードさに驚きましたが、丸1日ハードな作業を続けられる体力がついていた自分にもビックリしました。
多分、妊娠前なら途中でヘバってたね。
吉村医院に行くようになってから、少しずつでも毎日身体を動かすことを心がけて生活しているので、そのおかげだなぁ、と思いました。
そうそう。
吉村医院と言えば。
金曜日に検診があったのですが、赤ちゃんはとても順調に育ってました。
内診のたびに「あんたは身体をしっかり動かして、食べ物に気をつけていれば安産だから。」と言われます。
体重管理にストレスを感じたりするんですよ。
なんだかそれって本末転倒だよな、と思うような精神状態にもなったのですが、少しばかり開き直ってきまして、とにかく自分自身と赤ちゃんのために自分の身体を甘やかさないようにしなくちゃね、と思ってます。
ハザ掛けのお手伝いができるくらいの体力も実際についてたわけだしね。
さてさて。
バタバタしていたのは稲刈りのせいだけではありませんで、息子の保育園問題が急浮上したのであります。
うちの近所には、公立の某保育園があります。
この保育園は園庭も広くて雰囲気ものんびりした感じです。
そしてなにより、障害児も受け入れてくれるのです。
近所の人たちも「ダウン症の子が毎年1人はいるから、アキオくんも入れるよ。」と言ってくれてました。
そして公立の保育園なので、収入が非常に少ない現在の我が家の場合、おそらく保育料は格安になるものと思われます。
さて、もう一つ、前々から気になっていた保育園があります。
こちらも車だったら割と近く、という距離になります。
こちらは無認可の共同保育園なので、保育料が非常に高いのが最大のネックなのですが、保育に関しては斎藤公子さんの理念に基づいており、自分で生きる【本当の】基礎力を養うことができる保育をされてます。(今、息子が通っているデイサービスのスタッフさんが、もともとこの保育園の園長さんだった方なので、どんな保育を実際にされているのかは見学しなくても分かっていたのですよ。)
と、まぁ、来年の春からの保育園、どうしようかねぇ?
やっぱりお金の問題が大きいから、公立かねぇ。
なんてすごく安易に考えていたのです。
そして、公立の保育園での説明会に出席しました。
うん。やっぱりそんなに悪くないから、こっちにしようかな……、と思っていた矢先。
お父ちゃんが「……だだね、食べ物が気になるんだよなぁ。」と言い始めました。
共同保育園は給食の質にも非常にこだわっていて、食べることは生きる基本だという信念の元に、子どもたちに美味しくて安全な食事を出してくれています。
食も保育の重要な柱だということです。
でも、公立の保育園は違うようなのです。
そこで、上の子どもたちは共同保育園に通わせて、いろいろな事情から一番下の子だけは公立の保育園に現在通わせているMちゃんに給食の話を聞いてみなきゃね、と思った途端、すぐにバッタリ会えたので、早速聞いてみました。
……やっぱりね、雲泥の差みたいなんですよ。
そして、特に気になったのが、おやつに出るお菓子なんですよね。
ウチは甘いものをアキオを食べさせてません。
市販のお菓子でも、お煎餅とかそーゆー系ばっかりで、子どもが喜ぶような甘い甘いお菓子なんてものが世の中に存在することを息子は知らないのです。
お散歩の途中、お父ちゃんの畑に寄ってキュウリを採って、それをおやつ代わりにあげたりもするくらいです。
3歳児がキュウリをぽりぽり丸かじりしてるのって、結構珍しいみたいで、時々「すごいねー。」と言われますが、甘いお菓子の味を覚えさせなきゃそーゆーふうに自然となるもんなんですよ。
食事そのものもウチはどっちかって言うと粗食だし、お父ちゃんが毎日作ってくれるパンもフスマ入りのハードパンなので、息子はものすごくカミカミしながら食べてます。
デイサービスのスタッフさんも、アキオの味覚が狂ってないことを褒めてくれますし。(私はまだまだ狂ってるけどね。特に白砂糖中毒はちょっとやそっとじゃ抜けられんです。時々こっそりチョコを食べたりしますもん。)
そういう食生活をしている我が家にとって、公立の保育園の【社員食堂みたいな給食】と【チョコレートばんばんなおやつ】(Mちゃんの表現を拝借)にはどーーーーーーーしても我慢ができないのです。
しかし、共同保育園は保育料がすごい高いし、どうしましょう……、と悩み始めてしまいました。
そしたらそしたら!
なんとなんと!
今年になり、共同保育園がNPO法人の資格を取り、夏から児童デイサービスの認可も降りたそうでして、ダウン症のアキオはデイサービスの範囲での預かりが可能だと教えてもらったのです。
そうすると、保育料もぐーーーんとお安くなります。
なんというタイミングなんでしょう。
さすがアキオさんです。
自分に必要なものは引き寄せてしまう子だとは思ってましたが、さすがにお母ちゃんもビックリです。
100点満点の名前を持ってるだけあるわ。仏様のご加護が常に降り注ぐ名前を持ってるだけあるわ。
これで、春から共同保育園通いね、とホッとしたお母ちゃんでありました。
が。
話はここで終わりません。
なんと、11月からの入園となったのであります。
なんという急展開。
第二子が生まれる前に新しい環境に慣れておいた方が絶対に良い、というアドバイスを共同保育園でもデイサービスでももらい、確かにそうだよなぁ~、と思いまして、とんとん拍子でそーゆーことになっていきました。
息子は今のデイサービスのスタッフさんたちが大好きで、そこの利用が月に1~2日になってしまうのはとても寂しいだろうし、私自身もスタッフさんたちが大好きなのでとても寂しいのですが、こればっかりは仕方がありません。
でもね、8月からデイサービスに毎日2時間通うようになって、息子はほんとーーーに急激に成長したのです。
してしまったのです。
もう、2時間だけでは足りなくなっている、というのは最近しみじみ感じてしまうのです。
丁度、ここが良いタイミングで、それらが用意されているのだな、と感じてしまうのです。
だったら、それに乗らなくてはね。
てなわけで、昨日の夕方に、一応保育園の面談って形で親子3人で出かけました。
内容は面談と言うより、共同保育園の理念や必要事項の確認、運営やら組織やら内部の説明……でした。
ただ、その面談の直前から息子が発熱しまして、保育園ではグッタリしておりました。
計ってみると39度4分。
生まれて初めての39度台の熱ですよーーー。わお。
んでも、しっかり食べるしウンチもするんで大丈夫だとは思ったんですが、とりあえずいつものクリニックの先生んとこに行って診てもらいました。(土曜の夜だけど、たまたま駐車場で先生とバッタリ。これも息子の引きの強さだなぁ。)
もちろん、ここの先生は抗生剤やら解熱剤やらは使いません。
ビタミン剤と鍼と【ちょっと特別なお水】だけでOK、ってことでした。
もちろん、息子は夜の間ずーっと高熱を出してましたが、こうやって身体をキレイにしてるんだもんね。
今朝になって、だいぶん熱も下がったみたいです。
まだ寝てるんで計ってないけど、とりあえず良かった良かった、って感じです。