火曜日に例の先生にいろんなお話をしてもらった、と書きましたが、その中から。
◆年回り
先生は以前、霊感でその人にとって良い年回りとか日付とかを観てくれてましたが、実は昔っからある『占い』がそーゆーことを言い当ててるんだと、ある時気づいたんだそうです。
そして、我々凡人にも一番分かり易くて利用しやすいのが細木数子の占いなんだそうです。
もちろん、おそらく各人の細かい運命を観ようとしたら、売っている本だけでは無理なんだろうなと思います。
それでも大筋では売っている本の通りに運命というのは流れていくもんなんだな、と自分の人生と照らし合わせてみても頷けます。
運命的に『冬』の時期にわざわざ家を建てたり転職したりと、新しいことをするのはやっぱり避けた方が無難よね、くらいの利用の仕方でも十分役立つと思います。
さて。
よく日記にも書いてますが、今年の私は健弱の年回りとなっています。
種子・緑生・立花と運命的にハツラツとした3年間の後の小休止で、疲れが身体に出やすい年回りなんだそうです。
この年にかかる病気は慢性病にもなりやすいので注意が必要、と本には書いてありました。
ですから、無理せずに身体のメンテナンスをちゃんとしなくちゃ、くらいに思っておりました。
そいえば、前回の健弱の年には痔の手術をしたしなぁ~。
そしたらば、ですよ。
例の先生は、その『仕組み』について教えてくれたのです。
小休止で、疲れが身体に出やすい。
それはそうなんですが、そう言われるとちょっとイヤだなー、って思いますよね?
ていうか、大殺界も健弱も乱気も、マイナスな感じの年回りなんて無ければいいのに、って思いますよね?
でも、業だらけの凡人の場合は常にガンガン走り続けることはできんのです。
生きているだけでいろんな毒が心身ともに溜まっちゃうからです。
そこで、ちゃーんと『毒出し』を『上の方たち』が定期的にしてくれてるわけでして、それがマイナスな感じの年回りなんだそうです。
そういう『仕組み』になっているんだから、「あーあ。健弱であっちこっち調子が悪いわ…。」と落ち込むのは間違っていて、あっちこっち調子が悪いのが正しい姿なんだ、と知ることが大切だと先生は教えてくれました。
心身ともに調子が良いのが『良いこと』で、調子が悪いのは『悪いこと』だと思い込んでいたんですが、そうではないんですね。
健弱で毒を出しておかないと、次の達成の年に、乱気で毒を出しておかないと、次の3年間に飛躍しづらくなってしまうわけです。
だからって、もちろん調子が悪いのに無理したりしてはアカンですよ。
ただ、毒出しをしてもらっていることもちゃんと感謝して、調子が悪いなりの生活を淡々としましょう、ということなんです。
数子ちゃんの本には、「運気はそういう流れになっているもの。」としか書かれてませんが、実はそういう『仕組み』になっている、ということを教えてもらって、マイナートラブルだらけでどよーんとしていた私でしたが、気分的にすごく楽になりました。
◆こだわり
お釈迦様のように大悟された方は一切のこだわりが無い状態になれるわけですが、業だらけの凡人の我々はそんなわけにはいきません。
現世だけでなく、前世からの持ち越しで大なり小なりのこだわりをいっぱい抱えて生きています。
そいつが邪魔をするんですな。
色即是空、そして空即是色。
すべては空であることを悟ることができれば、空からすべてが生まれていることも識ることになるわけですが、そんなのは『教え』として受け止めることができるだけで、私の全てをもってその境地に至るなんてーのは、まだまだ先のことになりますんでね。
そうなると、どうしたってこだわりを持ったままの生き方をしていくしか、当面はないわけです。
良いとか悪いとかっていうんじゃなく、今はそう在るしかない、ということです。
しかし、そこで気をつけなければならないことが1つある、と先生は教えてくれました。
凡人が、こだわりを手放して生きることはできないってーのは、上の方々もよーーく分かっていらっしゃる、と。
だから、こだわりを持って生きることを全面的にダメとは言わないんだそうです。
ただし、『持っていても害にしかならないこだわり』と『使えるこだわり』があることを知りなさい、と言うのです。
そして、それを自分でちゃんと整理して、害にしかならないこだわりは徐々に手放していく努力をしなさい、ということなのです。
非常に難しい問題ですよ。これは。
まず、自分のこだわりを知る、ということ。
そして、それを分類する、ということ。
そしてそして、いらんものを手放す努力をする、ということ。
なかなか厄介な課題ですよーーー。
1人では難しいですよーーー。
自分のことは自分が一番分かっていないものですし、だいたいそもそも間違った思い込みをしているわけですから、正しく分類できるわけがないですしね。だって立ち位置がセンターじゃないんだもん。
そしてそこまでできたとしても、最後の努力がとても大変だし…。
けれど、1つ1つ自分を確かめていく必要は常にあるわけでして、やっぱりよりよく生きたいなぁ、と思うので、先生に教えてもらったことを肝に銘じなくちゃ、と思ってます。
これも『仕組み』の1つであって、仕組みを頭で理解したならば、自然とどういう努力をするべきかも知ることができるわけでして、それはとてもありがたいことなんですよね。
ええ、もちろんね、お祈りをしていれば、ちゃーんと守護の神霊が導いてくれる(立ち位置がよりセンターに近づく)から大丈夫なんですけどね。
でも、意識することってとても大切だからね。
なんと、私が先生からこうやっていろいろお話を聞いているうちに、年回りのせいで濁った私の心が自分自身をぐるぐる巻きにしておったのですが、その『ぐるぐる』の1本がスルっとほどけたんですわ。(先生は「肉眼でも見えた。」と言いました。その表現が面白かった。)
頭で理解しただけで、大きなぐるぐるがスルっとほどけるんですからねぇ~。
すごいもんです。
まー、人間ってどれだけ自分をぐるぐる巻きにしながら、いらんこだわりをエネルギーにして間違った方向へと進んでいるかってことを、教えてもらった2時間でありました。