水曜日にほっとい亭に行ってきた。
実はここの店主さんとは子供の頃から知り合いだったらしいんです(店主はうちの親父と同じ建築士仲間ということで親交があって、自分が小さい時に店の裏で栗拾いをしたことがあるらしい)。
なので、今でもよく遊びに行っている。っていう訳では無く、ほとんど疎遠になっていたんだけど数年前にひょんなことから再度縁を結んでもらえることになって、今は親父抜きで節目毎に顔を見せに行くようになったのです。
そのひょんなことというのをさらっと書いておきます。
数年前から嫁がお世話になっている霊能師さんがいるんだけど、その相談に一緒について行った時、そこにある本のチラシが貼ってあったのがすごく気になってたんですよ。
でその後、実家に行った時にお袋が、
「あんた本読むの好きかね?」と聞いてくるんですよ。
この時になんとなく、そのチラシの本のことを思い出していたんだけど、本当にその本が出てきた時には鳥肌が立ちましたよ。
「なんで、なんで、この本がここにあるんだよ。どうしてだよ。」ってお袋に問い詰めましたよ。
「なんでって、お父さんの建築仲間の人が本を置いて行ったんだよ。」
本の内容は店主さんがお店(ほっとい亭)を出すまでの話に神様的解釈を加えて小説風にまとめてある自費出版の本です。店主が言うには実際に起きたことを書き連ねていっているだけなんですがそれがかなりドラマチックなんです。出てくる地名もこの周辺のものがほとんどだし、例の霊能師さんも出てきたりして自分にとっては身近でとても面白かったです。
読み終えた後、親父にお店(ほっとい亭)に連れて行ってもらい挨拶した後は、親父抜きでたまに遊びに行ってました。で、そこまではまあ偶然だねぇ。で済んだのですけどね。
アキオが生まれて、なんだか農に目覚めて、自然農法的なものへの憧れが強くなってきた時、例の霊能師さんに言われたんですよ。
「自然農法って福岡さんのだろ。それなら、ほっとい亭という店があってな。そこの親父が福岡さんと知り合いかなにかで実践もしてたことがあるはずだぞ。」
「そのほっとい亭って親父の知り合いでよく知ってますよ。」
「えっ。そうなの。」
ってな具合でまた繋がったんですよ。
で、さらに僕が今の師匠と知り合って、師匠にほっとい亭という店があって店主が面白いという話をしたら師匠は早速お店に出かけて、例の本を貰って読んだらしく、あっという間に2人は仲良く将来の夢を語り合う仲になってました。
そんな風にいろいろとありましてなんだか面白くなっているんですよ。
無事に引っ越してきた僕たちに店主はニコニコして言いました。
「神さんの言う通りにしてたら本当にうまくいくもんだろ。」