★くまえる絵本、まだまだ絶賛発売中です★
よろしくお願いしまーす♪
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その問い合わせがあったのは、6月中旬でした。
なにみえでお馴染みの絵描きのTOMOKOさんは、過去世で私の妹だったことがあり、今も私のことをおねーちゃんと呼んでくれますが、絵描きのキャリアはダントツに彼女の方が上ですし、ほんとうに真似のできない「TOMOKOワールド」な絵を描く女性です。
ええ。
絵描きとして、大先輩というわけです。
そんなTOMOKOさんから
「おねーちゃんに絵を注文したい。」
と、メールが来たのです。
それも、「天使の絵」としての注文ではないのです。
○万円(←私からしたらかなりの高額です)以内で、天使でも龍でも宇宙人でもなんでもいいので、おねーちゃんの自由に描いてください
という条件だったのです。
えええーー???!!!と、一瞬固まりました。
なぜか注文したくなった、それも「上の自分」が○万円と言ってる……とのこと。
今までも、天使の絵以外(たとえば龍)で描いてもらえないか、という問い合わせは何件かいただいたことがあります。
しかし、友人の依頼以外はお断りしてきました。
画力の問題というのも大きいのですが、絵そのもの……と言いますか………ものすごーくカンタンな表現をしますと、
天使の絵と同じレベルでエネルギー的にソレを表現できるかどうか、の自信が無いという理由があったからです。
なので、今回も天使の絵を描けば、TOMOKOさんに支払ってもらうお金に見合うだけの絵となるのは分かっているので、そうしたい気持がモリモリではあったのですが、
……いや、違うね、と、「中の自分」はハッキリ言いました。
うん。
そうだよね。
大きいサイズで天使の絵を描け、という意味じゃないよね。
そうだったら、他の人からの注文でもOKなわけだもんね。
わざわざTOMOKOさんに○万円以内で好きなものを描け、と言わせてるってのは、天使の絵以外を描けっていうことだよね……。
と、私の頭でも理解できました。
でもでも、やっぱり自信が無いので、天使の絵になるのかなー……と、お風呂の中でぼんやり考えていたら、
突然「ガイア」と降りてきました。
ええ。まさに「降りて」きたという感じです。
うえー。
えらいこっちゃー。
そんな絵、あたしの手に負えないよぉぉー。
と、まず思ったのですが、同時に直観で
この絵の到達目標みたいなのがすでにあって、そこに辿り着くためには今の自分じゃダメで、
もっと……なんと言いますか……それこそブロックを外すとかクリアリングするとか、そーゆー感じの…リニューアルたみえじゃないと無理だな、ということも分かったのです。
今の自分にできることといえば、コツコツとMAPセションを続けることしかないので、それを続けることで9月中旬の頃にはなんとか「ガイアを描ける自分」になってると信じるしかないな、と思いました。
するとその数日後のMAPセションでこのようなことになったのでした。
ガイアの光を浴びまくりでのクリアリングって、TOMOKOさんへガイアの絵を描くための準備だってのは明らかだよなー……と、さすがに分かりました。
しかし、週1~2回のMAPセションを続けていたのですが、8月下旬になる頃までは、
「TOMOKOさんへの絵を描ける程度になりましたか?」
という質問にずーーーっとNOという反応ばかりだったのです。
間に合うのかなー?とちょっと不安に思わなくもなかったのですが、きっと準備は整うと信じてコツコツとセションを続けました。
9月になり、他の天使の絵を1枚描かせていただいてから、とうとうTOMOKOさんへの絵に取りかかることになりました。
いつもの絵の4倍サイズです。
描く直前になって、なぜか「もしかして、ガイアじゃなくて、アマテラスを描かないといけないのかな?」と思ったのですが、やっぱり今回は「天」の女神ではなく「地」の女神なんだよな……と、自分の中の感覚を再確認してから描きました。
基本サイズの絵はもちろん、2倍サイズの絵も私は描き始めてその日のうちに仕上げるのですが、この絵はそういうわけにはいきませんでした。
2日がかりとなりました。
いつも背景を描いてる時にエネルギー的なものを「生」っぽく感じるのですが、
やはり天使的なエネルギーと地母神的なエネルギーって全然違うなぁぁぁぁー……と、ものすごく不思議な感じになりながら描いていました。
何がどう違うのかって言葉にできないんですが、違うんです。
天使の絵もそうですが、ヒトガタの絵を入れると、急に輪郭が浮き上がるような…「生」のエネルギーの一部を切り取ってズームアップしたような……そんな感じになることが多いのですが、
ガイアの絵もヒトガタを入れたら、地平線がだーーーっと広がっている景色の一部を写真に収めたような、そんな感じになりました。
と言っても、やっぱり「だだっ広い」という感じは残っている気がします。
というわけで。
TOMOKOさんにお届けしたガイアの絵です。
額に入れたらこんな感じになりました。
基準サイズ、2倍サイズの絵と比べると、その大きさがなんとなく分かっていただけるかな~。
TOMOKOさんに気に入ってもらえるか、ほんとーーーにドキドキもんだったのですが、
どうやら気に入ってもらえたようで、絵をすぐに飾ってくれたそうで、めっちゃホッとしました。
TOMOKOさん、こんな機会をくれて、ほんとにありがとう♪♪♪
私が料理好きじゃない理由
★くまえる絵本『忘れんぼうのキミへ』が絶賛発売中です★
お買い上げいただき、ありがとうございます♪♪
そして、ブログやSNSでご紹介くださった方々も本当にありがとうございます♪♪
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Twitterでフォローしてる「こべに」さんの今日のブログ記事が興味深かったんです。
http://kobeni.hatenablog.jp/entry/2013/09/24/095453
※URL間違ってたので修正しました。
私も料理は好きじゃないです。苦手です。
子供の頃からお手伝いはしていたのですけど、料理が好きだ~と思えたことはありませんでした。
というのも。
私は、自分の味覚に自信がないからです。
大学生の頃までは、「美味しい」「美味しくない」がよく分かりませんでした。
いえ、もちろん味覚はちゃんと感じるんですが、自分の「これは美味しい」「これは美味しくない」という判断に全くの自信が無かったのです。
なので、何食べても、これは一般的に美味しいものなのかどうなのか?と考えると分からなくなってしまい、自分の味覚が正しいのか正しくないのかさっぱり分からなくなっていました。
同じ「太陽が山羊座」のオカンと弟1号は味覚に対してものすごくハッキリとしたモノを持っているのに、私は全然ダメでした。
社会人になってからは、自分の味覚が的外れであっても貧弱であっても、自分が感じることなんだから仕方がない…と思えるようにはなったのですが、
結婚して、自分以外の人にも食事を作るという状況は、やはり苦痛の方が大きかったです。
さらに、子供が生まれてからは、心のどこかでいつも「こんなオカンでごめんねー。」という自責の念みたいなものを感じています。
お料理が好きで上手で、「これが美味しいものなんだよ。」と教えてあげられるオカンじゃないことが申し訳ないのです。
なぜこうなってしまったのか、は分かっているんです。
だって、小さい時から食べることが好きじゃなかったからです。
チビでガリガリの子供だった私は当時から自律神経が乱れやすかったみたいで、食べるとしんどくなることが多くて食べることに対してネガティブなイメージが育ちやすかったことに加えて、
「あんたはちっとも美味しそうに食べない。」とよくオカンやおばーちゃんやおばちゃんに言われていたので、私は美味しく食べられないんだ、と思い込み、食べることがどんどん好きじゃなくなっていったのです。
オカンになってみて分かるんですよー。
ものすごーく美味しそうに食べる子供って、親からしたら至福ですもん。
一生懸命作ったご飯をもそもそとマズそうに食べる子なんて、そりゃイラっとしますよ。
でも、そういう言葉を子供に投げかけるのはやはりNGです。
美味しいが分からなくなってしまうんですから。
それでもですね、
やはりオカンになるということはスゴいことで、料理を作ることが日常となってしまうんですよね。
そうなると確かにキッチンはコクピット化するんですよねー。
それなりにも。
料理って「段取り力」がポイントになってくるので、コクピット化して当然なんでしょうね~。
さてー。
今日の夕飯作ってきますー。
★くまえる絵本『忘れんぼうのキミへ』の販売開始です★
お待たせしました~。
ようやく準備が整いまして、民絵屋のショッピングカートに『忘れんぼうのキミへ』をアップしました。
お買い物は、
民絵屋 PC版のショッピングタブ
または
民絵屋 モバイル版のショッピングカート
から、ご注文していただけます。
えー。
CDサイズの白黒で32ページ、1冊500円となっております。
お花ちゃんへの誕生日プレゼントとして手描きでサラサラ~と描いた絵本風のものをリライトした絵本ですが、ガッツリ描き直しましたので、ぜひともお手に取って読んでいただきたいです。
1冊のご注文ですと送料が120円かかりますが、2冊以上ですと送料無料となります。
……あのですね。えっとですね。
ワンコインのお求めいただきやすい絵本にしたかったので、単価を下げるためにいっぱい印刷しちゃったんです~。
えへへ。
なので、ぜひとも複数冊でのお買い求めをお願いしたいのですっ。
ご自分用に1冊。
お子さん用に1冊。
お姑さんに1冊。
お世話になってるアノ人に1冊。
……てな感じで奮発していただけるとありがたいです♪♪
ああ、できることならエイトのみんなにも送りつけたいぃぃー。
また、ブログやSNSでもご紹介してくださるととーてーもありがたいです♪♪♪
どうぞよろしくお願いします。
そして……。
販売記念としまして、本日から1カ月間…2013年10月18日までに天使の絵をご注文していただいた方には、絵本を1冊プレゼントします。
くまえるからのちょっとした一言入りの特別版となっております。
天使の絵に同封してお届けいたします。
この機会にぜひ♪
ダウン症児の親としては、この世界を信じるしかない。
台風と秋雨前線のせいで、京都と滋賀と福井は大変なことになってましたね。
こちらはというと、どうやら台風のど真ん中あたりが通過したらしく、ごごごーっというすごい風がすっと止み、
あれ?もう通りすぎたのかな?と呑気に思っていたら、またごごごごごーっとすごい風が吹いてきました。
風向きが逆になっていたので、あれれ?もしかして目の中にいたのかしらー?と後々になって思ったのですが、
実は朝から昼まで5時間半も停電していたので、豊橋上陸という情報だけはラジオで聞いてましたが、その後の進路がよく分かっていなかったのです。
停電が復旧してから、NHKのニュースで経路を見て「おおおー。がっつり通ってったやーん。」と知ったくらいでして…。
そんなわけで、「中部電力のおじさーん。復旧作業がんばってー。」と家の中で子供たちと応援しておりました。
復旧直後は「わーい。やったー。電気きたー!中電のおじさーん、ありがとー!」と子供たちと万歳しました。
これが夜じゃなくてホントに良かったです。
(てか、夜じゃないので、外は台風だし、家の中でゴロゴロまったりしてて、冷蔵庫の中身のこと以外そんなに困ってなかったんだけどねー。おかげさまで洪水の心配は無かったし。だってーダムが渇水で困った!って状態だからさー、大雨歓迎だったのよー。このあたりは。)
さて。
話はガラリと変わります。
今日のお昼に農協スーパーに行ったんですけど、お惣菜コーナーのところで、お客さんに丁寧に優しく話してる店員のおばさんがいて、ふと見ると、お客さんが大人のダウン症の人でした。
お弁当やお惣菜を買うのに、店員さんが「これは○○だよ。△△円だけど、どうする?これで合わせて□□円になるよ。」と、すごーく優しく丁寧に対応していたのです。
お惣菜はその人に代わってパックに詰めてあげていました。
それに対してダウン症の人がお礼を言うと、店員さんは、
「いいんですよ~。こういうお手伝いもお仕事ですからね~。」と、心からの親切さが伝わる笑顔で答えていました。
私はそんなやりとりを見ないフリして見ていて、泣きそうになりました。
涙を堪えるのに必死になってしまいました。
知的障害のある子供を持った親は、この子が将来どのように生きていくのだろう、と案じて不安になることが多いと思います。
自分で生き抜く力をつけてあげたくても、必ず誰かの、社会のお世話にならないと生きていけないのが明らかだからです。
だから、ダウン症の人に親切に接している店員さんを見て、自分の子供のことでもないのにありがたくて心の中で手を合わせるかのような、そんな感謝の気持でいっぱいになり、泣きそうになったのです。
うちの息子も、成人後もこうやって誰かの親切をたくさん受けて生きていくのです。
なので、私はどんなにヒドいニュースだらけでも、この世界を、人間を、信じて生きるしかないのです。
そうじゃないと、不安だらけで身動きが取れなくなるからです。
どこかでふっきって、「きっと大丈夫。」と信じるしかないのです。
とは言っても、
息子を残して死ねないなぁ…と、ついつい思ってしまって、きっと大丈夫と自分に言い聞かせて深呼吸をひとつする…ということが今でもよくあるんですけどね。
「くまえる絵本」と「88888のなんちゃってチャネ絵……その4」
絵本が本日、印刷会社から納品されました~♪
できれば今週中にカートに商品としてアップしたいなー、と思っています……が、できるかな?
なにかと準備があるので、もうしばらくお待ちくださいませ~。
アップできましたら、こちらのブログでお知らせしますので、チェックしてくださいね♪
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さて。
6枚目のなんちゃってチャネ絵は飴さんの絵です。
今回は石の精霊でした。
飴さんはこれといって石の精霊さんとの関わりに思い当たるフシは無いそうなのですが、
描いた時に、緑色の石なので癒しの石の精霊さんなのかなー?となーんとなく思ったんです。私。
すると、なんと飴さんがこれを受け取った頃は、体調があまりよろしくない時だったそうなのです。
もしかしたら、飴さんにとって丁度良い石との出会いがこれからあるのかもしれないなー、とメールを読んでいて思いました。
野良子猫のちーが生きてた?!
ちょっと聞いてくださいませ。
たみえさん、めちゃくちゃ驚きましてん。
やー、お尻の穴がきゅーーーーってなるくらい驚きましてん。
ちーが死んだ翌日。
キジトラの猫が勝手口の通路を通りました。
へーと思いました。
するとその後を、白にキジトラの猫が通りました。
そして、私の方を見ました。
目が合いました。
じーっと私を見ました。
ちーと同じ顔をしていました。
顔つき、目の大きさ、目の色、そして口元の柄。
ちー!
あんた、死んだんじゃなかったの?!
と、驚いて思わず叫びました。
その声にびっくりして、庭の方に逃げた白キジトラのその猫は、全身キジトラに合流し、こちらを見ました。
あー。
ちーより大きいな。
キジトラ柄の割合が、ちーより少しだけ多いな。
キジトラ柄の色もちーより濃いめだな。
ちーじゃないや。
と、思って、ホッとしたようなガッカリしたような、妙ちきりんな気持になりました。
ブ子を近くに行かせても、ガン無視していたので、絶対にちーではないことは明らかでした。
やー、しかし、ほんとーにそっくりな顔をしていました。
昨日の夜も、またやってきて、またしても近距離で目が合ったのですが、頭で分かっていてもちーだと一瞬思ってしまいました。
これだけ似てるんですから、親か兄弟かもしれません。
ブ子は人間になでなでしまくられるようになってからは、庭にやってくる大人猫たちにすり寄ることは減りましたが、
ちーは相変わらずオスでもメスでもすり寄って、威嚇されて逃げられてションボリ…って感じのことを繰り返していました。
もしかしたら、道路に飛び出したのも、この大人猫たちを追いかけてのことだったのかもしれないねー、とお父ちゃんが言いました。
そうだとしたら、それもまた切ない話やなぁ~……と、ブ子をなでながら思いました。
野良子猫ちーが死んだ。
昨日、「2匹とも元気に育ってますー。」って記事を書いたばかりだったのに、
昨日の夜、ちーが死んでしまいました。
昨日の夜、8時半過ぎには、まだいつも通りに2匹で勝手口の網戸の前にちょこんと座り、
「おばちーゃん。うまいもんくれにゃー。」
って顔をしていたので、大盤振る舞いでカニカマをあげました。
そして、扉を閉めながら、「おやすみー。また明日ねー。」と2匹に言ったのですが、
9時50分頃に、近所に住むマイミクさんからメールが入りました。
『今、会社から帰ってきたんだけど、たみえさんの家の前で猫が死んでたよ。まさかと思うんだけど。』
って。
すぐに勝手口を開けたところ、物置棚の一番上のダンボール箱(←2匹の寝床になってる)から
「あれ?おばちゃん、なんかくれるの?」って降りてきたのはブ子だけでした。
いつもなら2匹一緒なのに、ちーがいません。
イヤな予感がしました。
我が家は借家の一軒家で、大家さんのお父さんお母さんが生前住んでいたお家のため、田舎の広めの庭です。
木がたくさんあって、猫は遊びたい放題の庭です。
裏庭の向こうの細い路地なんて、ほとんど誰も通りませんし、裏のお宅を抜けてそちらの道路に出ても、ほとんど車が通りません。
畑が広がっていて、のどかな風景なのです。
しかし、我が家の表の庭に面している道路は車の往来が多いのです。
息子が4歳の時に、ほんの2分くらいのスキで脱走をしたのですが、その時もまず「車にひかれて死んでしまっていないか?」と思ったほどです。
ちーもブ子もずーっと勝手口の通路と裏庭の一部が活動範囲でしたが、この2週間ほどで庭のすべてが活動範囲になってきてる様子でした。
表の道路に出てしまったら死んでしまうと分かっていても、そうなるなんて思っていませんでした。
いえ、そうなる可能性はあると分かっていて、外猫だからそうなったらそうなった時だ、と思っていた……のですが、それでもまだまだ庭から出ないだろう…くらいに考えていたのだと思います。
まさかと思って、懐中電灯を持っておとーちゃんと確認しに道路に行ってみたら、道路の隅に白にキジトラ柄の猫が死んでいました。
ちーより身体が大きく見えたので、ちーじゃないと初めは思いましたが、スコップで段ボール箱に猫を入れて、家の明かりの届くところに持ってきてよく見たら、口の周りに茶色い柄がありました。
ちーの特徴です。
やっぱり、ちーでした。
多分、即死です。
頭からいっぱい血が出ていました。
きっと、初めて道路を渡ろうとしたんだと思います。
なぜかは分かりませんが、臆病なのに、渡ろうとしたんでしょう。
もしかしたら、何かを追いかけていたのかもしれません。
我が家の庭は虫や小動物がたくさんいて、2匹はよく追いかけて遊んでいましたから。
うちは子供は毎晩9時に寝ることになってるので、すっかり娘は眠っていましたが、無理矢理起こしました。
「ちーが死んじゃったよ。」って言っても、娘はボケーっとしていましたが、抱っこして勝手口に連れて行き、ダンボール箱の中で動かなくなったちーを見せたら、目が覚めたようでした。
泣きはしませんでしたが、死んでしまったことはハッキリ分かったようでした。
お父ちゃんが畑の隅に埋めてくると言うので、最後にひとなでしました。
「ちょっとでも触ると飛び上がって逃げてたのに、なでても逃げないのは死んでからなんてね…。」
と、言いながら涙が出ました。
オス猫ならそのうちどこかに行ってしまうだろうから、それでいいや、と思っていたけれど、
ふいっといなくなるのと目の前で死んでいるのでは、まったく違います。
ちっとも懐いてくれない子だったけど、この子なりに甘えてくれていました。
網戸にぺたっとつっつくくらいのところに座って、じーっと私を見つめていました。
「おばちゃん、なんかうまんもんくれにゃー。」
って。
やっと私の手からおいしいものならおそるおそる食べてくれるようになったのになぁ。
ブ子にちーを見せて匂いをかがせたのですが、死んだということは分かったのかどうか……。
やっぱり何かおかしいと思っているみたいで、落ち着きがありませんでした。
なので、ブ子に(いつもならこんな時間に餌はやらないけど)カリカリじゃなくて、おいしい方の餌を少しあげました。
すると、おいしい餌なのに、半分残すのです。
2匹はいつも1枚のお皿に餌をもらうので、どちらかが先に食べて半分残し、そうやって分け合って食べていました。
「ブ子…。半分残しても、ちーはもう食べに帰ってこないよ。」
と、切なくなりました。
泣けました。
そんなおかーちゃんを見て、娘も少し泣きました。
2日ほど前に、ちーとブ子の近況報告をブログに書くかー、と思い立ったのですが、なんだかんだで昨日になりました。
すると、それを読んだばかりのマイミクさんの頭にはまだちーの柄が残っていたため、「あれ?死んでる猫、たみえさんちの猫に似てないか…?場所もたみえさんちの前だし…。」と思ったそうで、帰宅するなりメールをくれたんだそうです。
そして、おとーちゃんがちーを埋めに軽トラで走っていたら赤信号になったので、細い路地に入ってショートカットしたんだそうです。(←昼間はしない)
するとそこに近所のYさんが犬の散歩をしてたそうで、声をかけたところ、事情を聞いたYさんが一緒に畑まで行って、一緒に埋めてくれたそうです。
このYさんはとても素敵なおじさん(←うまく語れないのでこの言葉でまとめちゃいますが)で、息子脱走の時も最終的に息子を抱えて私のところに届けてくれたのもYさんでした。
Yさんちの犬が、なぜかまた散歩に行きたい行きたいと言うので、仕方なく散歩に出たところだったそうで、そんなところでおとーちゃんと会って、一緒にちーを埋めに行ってくれたのです。
いろんな偶然が重なるものです。
でも、そのおかげで死んでそんなに間がないうちにちーを道路から連れ出してあげることができたし、
おとーちゃんも1人っきりじゃなく、いろいろいつも頼りになるYさんと一緒に埋めてあげることができました。
今朝になり、いつもより少し早めに子供たちを起こしました。
おとーちゃんが、ちーを埋めた畑の隅に子供たちを連れて行きました。
そして、帰ってきてから、ちーが死んでいた場所を2人に見せました。
昨日の夜のうちに、おとーちゃんが血を水で流しておきましたが、それでも道路にちーの血の跡がしっかり残っていました。
おとーちゃんの話を2人はじっと聞いていたそうです。
子供たちが登校してから、今日は10時出勤のおとーちゃんがのんびり新聞を読んでいるところに、やはりちーを探してにゃーにゃーと鳴きながら網戸によじ登っていたブ子を捕まえて、ぽんと置いてやりました。
新聞紙の上でゴロゴロしているブ子を可愛がりながら、おとーちゃんが言いました。
「よし。獣医さんのところに行こう。」
いつも私がお世話になってるクリニックの裏手あたりに動物病院があるので、そこに連れて行きました。
家にある収穫用の箱を簡易猫ケージに仕立てて、連れて行きました。
健康チェックをしてもらい、ノミ・ダニ・回虫駆除の薬を首の後ろに垂らしてもらいました。
感じのいい先生で、こちらの質問にも丁寧に答えてくれました。
去勢やワクチンのことも説明してくれて、2週間後にまたしっかり相談しましょう、ということになりました。
借家なので、柱や襖や建具にガリガリと傷をつけられると困るので、外猫という形になっていましたが、
家の中にも入れてやることにしました。
爪は週1で先っぽを切ってあげるといいと教えてもらいました。
先生に爪を切られている時も、おとなしくしてました。ブ子は。
助手の方にも「おとなしい子ですね。」と言われましたが、ちょっと前までは触ることもできなくて、威嚇ばかりしてたなんて信じられないおとなしさでした。
お利口さんだったので、ご褒美に私が食べたチーズの端っこを3カケラお皿に入れてやったところ、
ブ子は2カケラ食べて、1カケラ残していました。
ほんとに小さなカケラなので、いつもなら全部食べてしまうのに、1カケラ残していました。
登校前に娘が、
「ちーは天国に行けるかなー?地獄じゃないかなー?」
と心配していたので、
「ちーは何も悪いことしてなかったやろ?大丈夫やて。ちゃんと天国行けてるて。でも念のため天使さんたちにも頼んでおこうかね。」
と言ってあげると、
「そうだね。ラファエル様にお願いするー。」と言って、娘はラファエルに向かってごにょごにょお願いしていました。
ちーは、6月21日に迷いこんできて、22日から住み着いて、9月9日に死にました。
3カ月も経っていなかったのか、と手帳を見ながらちょっと驚きました。
なんだかもっと長い時間、うちの勝手口の通路のところに居た気がしてしまいます。
ばいばい。
ちー。
外猫ちーとブ子
えー。
この子たちですが、すくすくと大きくなっております。
最初に我が家に迷い込んできた野良子猫ちーも、
少し遅れて迷い込んできた野良子猫ブ子(←娘がこう呼ぶようになったので)も、。
病気せずに、元気に大きくなってます。
さて。
2匹に威嚇されっぱなし距離取られっぱなしのたみえさんでしたが、夏休み後半も後半。
事態は急展開しました。
小1のうちの娘が、なんとブ子を手なづけてしまったのです!
するとどうでしょう~。
あんなに人を怖がってたブ子は、家猫よりも家猫らしいくらい「されるがまま」に撫でられまくる猫に大変身してしまい、娘とめっちゃ仲良しになっているではありませんか。
もちろん、私にも息子にもおとーちゃんにも懐いて、ゴロゴロ喉を鳴らしまくってます。
しかし。
ちーはダメです。
ちっとも慣れてくれません。
やっと最近、おそるおそる、おいしいモノ(←チーズのカケラとか、鶏肉のカケラとか)を私の手から食べるようにはなりましたが、ちょっとでも触るものなら飛んで逃げますし、
かなり距離は縮んだとは言え、やはり触れる距離に私が入り込むと逃げます。
目の前でブ子が人間に心を許しまくって撫でられまくっていると、ちょっといたたまれないわー…ってな感じになってすーっとどこかに行ったりします。
やはり、小さい時に私に一度掴まったのがよほど怖かったんでしょうね。
トラウマがっつりできてます。
しかし、ほんとーにトラウマってのは厄介だなー、とちーを見てると思います。
きっともう、この人たちは大丈夫だと、ブ子との関係を見ていて分かったと思うのですが、それでも気持がついていかないんでしょうね。
逃げなくてもいいのに逃げて、心地よくしてもらえる手からわざわざ自分を遠ざけるんですから。
トラウマがあると、「なりたい自分」になるのも一苦労だよなー…と、網戸の向こうでゴロンと横になってるちーを見ながらよく思います。
すると、最近、たてつづけにこんなのを目にしました。
茂木さんのツイートのまとめと、うさみみさんのブログ記事です。
茂木健一郎さん 連続ツイート第1028回「どんな自分に、なりたいのか」
http://matome.naver.jp/odai/2137859671689106101
「何についてどう感じるべきか」を決めて自分を調教する
http://celestie.blog23.fc2.com/blog-entry-1726.html
どんな自分になりたいのか、を、まずは曖昧でもいいから形作ることが大切で、
それができてきたら、その「なりたい自分」だったら、どう感じてどう選択するか、をちゃんと意識して、
今の自分のそれとの差を越えるにはどうしたらいいか、を考えていくことって、大事だってことですね。
自分が好きじゃない、とか、自分は変わりたい、とか言ってるだけじゃ、たしかに思う方向へと変わることは難しいかもな、って思います。
人に触られるなんてコワイ!って反応をしてしまうちーが、もしもそのトラウマを越えることができたら、
ほんとうは自分もねこじゃらしで遊び倒したいのに躊躇して、気が狂ったように遊んでるブ子を見てるだけ……なんて「場所」から脱して、うきゃうきゃしながら遊び倒せるようになるわけです。
(ブ子がいない時に網戸の隙間からねこじゃらしを出してやると、おそるおそる手を出すようになりましたが。)
事象に対しての、自分の反応回路を書き換えるための方法はいろいろあると思うので、そこは自分にあったものを探して選ぶしかないですが、
とにもかくにも、「なりたい自分」を明確にして、「なりたい自分ならどう反応しどう感じるか」というところまで明確に意識できるようになるというのが、変化のためのポイントかもなー、と思いました。
そんなわけで。
触りまくれるようになったブ子のおまたをじっくり見てみたところ、しっかりタマタマがついてました。
そして、触ることはできませんが、昼寝中とか、ブ子と遊んでておまたぱっかーんとなったところとか、こっちにお尻むけて伸びをしてるところとか、遠目ですが一生懸命観察したところ、ほぼほぼ男の子のようです。ちーも。
(ブ子に比べてタマタマが小さいので分かりにくかったのですが、だんだんタマタマっぽくなってきたところで先日、寝起きで伸びをしてたら、おちんちんの先っちょが出てたので、もう間違いなく男子でしょう。オス猫飼ってる人は分かると思いますが、オス猫って時々ピンク色のおちんちんの先っちょが出ることがあるんですよねー。伸びとかして。)
2匹ともオスなら、そのうちメスの匂いに誘われてどっかに行っちゃう(うちの庭をナワバリにしてる大人野良猫もいるし)だろうから懐かなくてもそれでいいやー、と思っていたのですが、
娘が手なづけてしまって、懐きまくっているので、今度は逆に、どうしたもんかなーってな状態になってます。
とりあえず、虫下し飲ませて、フロントラインを垂らしてノミ除けしないとだなー……。
ああ、でもブ子はいいけど、捕まえられないちーはどうするんだよーー????
困ったなー……。
ってな感じになっとります。
「おばちゃーん。うまいものくれにゃー。」
「宇宙から地球」の絵と「白蛇」の絵
久々の天使の絵です。
(子供たちの夏休みが終わったからね~♪)
今回は、2倍サイズの絵で、大天使サンダルフォンです。
オラクルカードはGentlenessでした。
……が。
カードを切ってる時にも、ぴょこんと飛び出たのが他のサンダルフォンのカードで、
Gentlenessというカードを見た時も、このカードの意味はあまり関係なく、サンダルフォンを描くことが大事なのね、と思ったんです。
すると、背景を描いてる時は、6種類くらいの青色の絵の具がぐるんぐるんとなって、深い深い広い広い宇宙を感じずにいられませんでした。
描いてる時の感覚も、かなり宇宙寄り……と言いますか、意識の一部がばっかーんと開いてる…っていう感じでした。
そこに、サンダルフォンを描き始めたら、いきなりすーーーーっと焦点が近景になっていくような感覚になり、
地球にフォーカスするような、そんな感覚になりました。
まるでディセションだなーと思いました。
お客様が2倍サイズで注文してくださったおかげで、主題が「宇宙-地球」という「大きな絵」を描くことになったんだなー、と思っていたところ、
お客様も思い切って2倍サイズの絵を注文して良かったと言ってくださったので、ホッとしました。
さて。
このお客様は、88888キリ番もゲットされていたので、その絵も一緒に送らせてもらいました。
写真を撮るのを忘れていたので、透明の袋に入ってる状態の写真になってしまい、ちょっと見にくいかもしれませんが、コレです。
白蛇と日輪です。
お客様にご縁のある神社の白蛇さんなのかなー…と思い、そのようなことをメッセージにも書いたのですが、
お返事に「まんま大神神社だと思います。」とあって、ちょっと鳥肌が立ちました。
大好きな神社で、近畿地方の方ではないのにお参りに行かれるくらいなのだそうなのです。
さて描くかー……と紙を前にした時に、なぜか白蛇と思い、さらさらーっと描いたのですが、
まさか大神神社の白蛇さんとは思いませんでした。描いた本人が一番ビックリしとります。はい。
くまえる絵本coming soon! ……の、予定です。
子供たちが夏休みなってから、くまえる絵本の制作に取りかかったのですが、
…まぁ、子供がいるとね、おかーちゃんってのはなかなか思うようにはいかないもので、
目標だった「8月中に作るぞ」というのは遅れてしまっております。
が。
ようやく、もう少しで印刷屋さんにデータを送って印刷依頼できそうなところまで出来上がりました。
自宅のプリンターで実際の大きさに印刷してみて、確認しつつ、修正をかけ、これでいいかなー……ってやっと思えたところです。
というわけで。
くまえる絵本のタイトルはこのようにしました。
(↓家のプリンターで印刷したやつね。)
CDサイズで、表紙・裏表紙合わせて32ページです。
白黒です。
表紙・裏表紙だけはカラーにしようかと色原稿も用意してみたんですが、あれこれ考えて白黒の方が良いように感じたので、そうしました。
1冊500円の予定です。
(500円ならプレゼント用に複数冊でも購入しやすいよね?ね??)
9月中旬には民絵屋のカートに商品としてアップできたらなー、と思っております。
アップできたらまたこちらのブログでもお知らせしますね。
やー。
お花ちゃんに贈ったラクガキのリライトなので、もっと簡単にコトは進むやろうと思ったんですが、
マンガのネームみたいなのを作ってあれやこれや考えるだけで何日も過ぎてしまい、
下書きも思ったよりうんと時間がかかり、ペン入れなんてさらに時間がかかり、
それをPCに取り込んでデータ処理するのも何日かかったことやら……。
ああああー。
でも、あーでもないこーでもないとぐるぐるしながらの作業ってのも楽しかったです。
何かを作るってのは、やっぱり面白いものですよね。
「絵本にしてくださーい。」って言ってくださった方々のおかげで、(もちろん大変ではあったけど)楽しいコトをさせてもらえたなー、と感謝しとりますよ。
フットワークがあまり軽くない私の背中を押してくださって、ありがとうございました♪♪