初玄米ご飯・初ズッキーニ

うちは基本的に家庭用精米器で5分づきにしたお米に、赤米と黒米を混ぜて炊いております。
なので、家以外で時々食べる白米については「ちょっと物足りない。」と思うことが多いです。
しかし、今まで玄米ご飯は炊いたことがありませんでした。
去年の春に引っ越してきた時、玄米も簡単に炊けちゃうよ~、というちょっと高価な電気炊飯ジャーを買ったので、玄米も食べてみればよいものを、なんとなく玄米は固くてイマイチなんじゃないか、という先入観がありまして、今まで炊いたことはありませんでした。
ま、それにね。
まだよくカミカミして食べるなんてことをしない息子に玄米は早いなぁ、という気持ちもありました。
それが、です。
先日、なぜか急に思い立って玄米を炊いてみたのです。
これと言った理由なんてありません。ただ炊いて食べてみたくなったのです。
ゴマ塩も炒って用意しました。
出来上がりがコレです。
Genmai
玄米おむすびです。
具はアサリの佃煮と昆布の佃煮です。
一緒に写ってるのはラッキョウです。
これがですねーー、想像以上に美味いのです。
確かにお米は5分づきに比べてハードです。
よく噛まないといけません。
てか、よく噛まざるをえないって感じです。
なのに、美味しいのです。お米の本当の味ってこんなんなんだ~、と思いました。
息子も喜んで食べていました。
…ただ、もちょっとよく噛んで欲しいなぁ。
てことで、今日のお昼も玄米おむすびの予定なんですが、息子にはお粥っぽくしてあげようと思ってます。
朝は自家製フスマ入りの全粒粉パンだし、これで定期的に玄米ご飯も食べるようになると、さらにウンチの量が増えちゃいますな。うははは~。
ところで。
昨日は久々に鶏肉をガッツリ食べました。
お父ちゃんのお野菜がたくさんあって、野菜ばかり食べていたら、お肉(特に牛肉)をたまに食べるとオナラがめちゃめちゃ臭くなるという身体になってしまいまして、別に菜食主義ではないんですが、お肉をほとんど食べない生活になってしまいました。(もちろん、卵や魚は食べるよ。)
けれども、昨日はお父ちゃんが畑からズッキーニを採ってきてくれたのです。
茄子とトマトとズッキーニ……。
Tomatonasu
ああ、鶏肉をオーブンで焼いて、白ワインと酢と醤油と塩とちょっとのバターで煮た野菜をかけて食べたい~~~、と思ってしまったのです。
今年は天候のせいでズッキーニが採れていなかったのです。
お母ちゃんはズッキーニが大好物なのに、です。
そうなんです。昨日のが今年初ズッキーニだったのです。
なので、お父ちゃんに鶏肉と安い白ワインを買ってきてもらっちゃいました。
大喜びで作りました。
そしたら、ちょっと作り過ぎでした…。
食べ始めてから気がつきました。
お父ちゃんのお皿に私の分のお肉をせっせと入れてあげました。
肉体労働をしているお父ちゃんなので、ちょっとばかり食べ過ぎでもOKでしょう。
でも妊婦はアカンでね。食べ過ぎは。

『求めよ。さらば与えられん。』

先日、デイサービスの見学に行った時に自閉症の小学生が来ていた、と書きました。
彼はデイサービスを利用している子の中でも症状が一番重い子だそうです。
じっとしていられない様子でうろうろしていました。
持っていたオモチャをアキオに少し触られただけでも軽いパニックを起こしていました。
発話もどれだけ可能なのか私には判りませんでした。
先生から聞いた話しでは、疲れてきても自分で行動を止めることができずに、それでパニックを起こすこともあるんだそうです。
彼のお母さんは大変だろうなぁ、と思いました。
自閉症にもいろいろあるし、その重さにもいろいろあります。
なので、『お母さん』たちの苦労もそれぞれではあると思いますが、ダウン症児を持つ親としては、やはり「うちよりずーーーっと大変だろうな…。」という気持ちになってしまいます。
そして、彼との出会いの後、ふと思いました。
うちはアキオを連れて買い物にも行けるし、友達んちにも行けるけど、ああいう子のお母さんは自分の行動もものすごく制限されてしまうんじゃないだろうか……。
ダウン症の子は見た目で「あ、ちょっと普通の子と違うかな。」と分かります。
でも、自閉症の子は見た目では分かりません。
ですから、「親の躾けがなってない。」と思われてしまうことが非常に多いそうなのです。
子どもとの関わりだけでも疲れることが多いだろうに、周囲の無理解や批判という重荷も大きいのですから、お母さんたちはどれだけ疲弊していまうことだろう、と思いました。
そう思っていたところに、昨日の夜、NHKで自閉症児のお母さんたちが出演する番組が放送されました。
やはりお母さんたちは非常にしんどい思いをしていることがよく分かりました。
が。
ちょっと待てよ、と思いました。
お母さんたちの『周囲の無理解や偏見に対する怒り』を見せられているうちにハタと思ったのです。
確かに無理解や偏見はしんどいだろう。それは本当に不憫だと思う。
でも、おそらく彼女たちは前世で無理解や偏見で誰かを苦しめた側の人間だったんだろうな。
だから今はその苦しみを味わう立場になっているんだろうから、『そこ』を越えないとずっと変わらないんじゃないか?
例えば、自分の病気のせいで自分の人生が思うようにいかないと嘆いたり、自分に欠けているものを持っている誰かを羨んで批判したり……という『逃げ』を続けることはもちろん間違ってはいるけれど、自分自身のことだからできるんですよね。
でも、子どものことって、母親は逃げ続けてはいられないです。
母親が逃げることができる唯一の方法は、「この子を殺して、私も死ぬ。」だけです。
だから、本当に苦しいと思います。
けれど、『そこ』を越えて光が射しこんでくる場所に行かないと、今回の人生で苦しんで学んでいることが無駄になっちゃうよ~、と思うのです。
苦しみにはしっかり苦しむだけの意味はあるんですもんね。
そう思った途端、彼女たちの天命が完うされますように、と祈らずにはいられませんでした。
****
さてさて。
昨日はまた違うこともありました。
実は先日、ミヤノさんのお姉さんから、知り合いの人に旦那さんのことを紹介してもいいか?と聞かれまして、軽くOKしました。
本田健さんのセミナーで知り合った人が、ライフワークを楽しんで生きている人をニュースレターで紹介しているんだそうです。
その人にうちの旦那さんを紹介してもいいか、ということでした。
で、その人から早速メールをいただいたのですが、その人のサイトを見てお父ちゃんは渋い顔をしました。
「なんかね、ちょっと違うと思う…。」
何がちょっと違うのか、は、私もサイトをざっと見てみて分かりました。
うん。なんかね、ちょっと違うね。確かにね。
もちろんね、全然悪くないんですよ。間違ってないし、なによりエネルギッシュだと感じるし。
でもね、ちょっと違うんです。
数年前、本田健さんの本を1冊読みました。
「おおおー。そうかー。好きなことを仕事にして生きていっても良いんだ~~。」と、素直に感激しました。
好きなことを仕事にできている人なんてほんの少しだけだ、仕事ってものは我慢して続けるものだ、みたいな一般論に縛れていたからこそ、当時の私は好きでもない仕事を続けていられたのですが、『好きなことを仕事にして生きていいんだよ』と言われ、なんだか許されたような気持ちになったのです。
嬉しかったです。
でも、本田さんの本はそれ以上読む気にはなれませんでした。
それだけで十分だったからです。
というか、それ以上はそこに無かったからです。
その後、本田さんとつながりのあるレイキで有名な望月さんのサイトも見たのですが、やっぱり同じように感じました。
自分でやりたいことを引き寄せて、豊かなワクワクした人生を送ろう。
うん。
それはとっても正しいと思います。
そのためのメソッドも正しいと思います。
でも、そこに留まっていてはアカンような気がするんです。
『次』があると、感じるんです。
ていうか、そこを越えたところで生きている人たちを知ってしまったから、「あ、ちょっと違うな。」と感じてしまうのでしょう。
私ももちろんですが、みんなみんないつまでもいつまでも『次』があるってことですね。
本田さんの本を読んで、私は『次』を垣間見ることができ、そして『私の世界』はちょっと広がりました。
それと同じように、どんどん『次』を求めて、私達は自分の世界を広げていくことができるんです。
そうしていると、きっと知らない間に導かれ、広い世界の中で私達の天命が完うされていくのだと思うのです。
聖書にもありますよね。
『求めよ。さらば与えられん。』

そんなこんなで。

◆息子、めそめそ泣く。
お父ちゃんの軽トラに乗ってデイサービスのおうちまで行くのは嬉しそうにしてるらしいんだけど、デイサービスに預けられてお父ちゃんがいなくなると途端にめそめそ泣くらしい息子くん。
「置いていかれると寂しい。」という感情を持ったようで、お義母さんに子守をお願いしても泣くようになっちゃったですわ。
その分、再会の時は目に涙をいっぱい溜めて、ひしっと抱きついてきます。
でもって、その後は大はしゃぎ。
まー、なんとカワイイことよ。
◆母、どうも少し子離れ?
お腹がちょっとずつ大きくなってきて、やっとお腹の子に対する愛情みたいなもんが自分の中に湧いてきたなぁ~、と思っていたら、あら不思議。
一方的に母側の、だけど、アキオとの精神的距離が少し広がってしまいました。
あれだけ密着してたのに。
次の子育ての準備ってやつかー、と自分が哺乳類のメスであることをこんなところで再認識。
◆赤ちゃんは元気。
順調です。お尻をぷりぷりさせてました。
◆客人とピザを作る。
お客さん夫婦と一緒にピザを作りました。
毎日お父ちゃんが小麦を挽いてパンを作ってくれてるんですが、ピザも挑戦しました。
小麦は全粒粉どころかフスマ入りなので、やはり生地の伸びは悪かったです。
でも、美味しかったです。息子もガンガン食べてました。
ただ、翌日の息子のウンチの量がハンパじゃなく、母てんやわんや。
◆ミコトんちで鰻をご馳走になる。
突然遊びに行って、鰻をご馳走になってきました。
息子も当然たらふく食べました。ありがとう。
◆血圧が下がっている。
吉村さんで血圧を計ったら97/61で、「あれー?低めだなぁ。」と思っていました。
そいでもって、昨日の朝食後、どうにもしんどかったので血圧を計ってみたら、93/51。
いくら朝だって言っても起き抜けじゃないのにこの低さ。
血圧が低いから心拍も高くなっちゃって73ときたもんだ。心臓ばくばくしてしんどいわけだねぇ。
アキオ妊娠中も血圧は低くなっていったんだけど、もうこんなに低くなっちゃったの?って少々驚きました。
夏だから、ってのもあるかな?
てことで、いいお塩をなめなめしております。
◆『ニンジンから宇宙へ』
吉村さんのところから借りてきた『ニンジンから宇宙へ』という本を読みました。
私はお父ちゃんから自然農のことを少しは教えてもらっているし、宇宙(神様)のことは五井先生から教えてもらっているので、「あ~~、やっぱり目醒めた人というのは、みんな立場が違っても言葉が少し違っても、同じなんだなぁ~。」と頷きながら読み進めていった、って感じですが、お塩のことは驚きでした。
ちゃんとしたお塩に関しては、減塩しちゃダメなんですって。
もともと粗塩を使い続けてはいたのですが、早速くすりのミヤノさんのところに行って完全天日干しの『本当の』お塩を買いました。
これが旨い!お父ちゃんの野菜にかけたら更にたまらん旨い!
そうそう。ミヤノさんところの次女さんが臨月だったんですが、「このお塩とこのお味噌や醤油を使って、結構濃い味付けにしてたんだけど、毎回検診では異常ナシだったよ。」と言ってました。
やっぱりね。ちゃんとしたお塩は身体に良いんですなぁ。
ちなみに『ニンジンから宇宙へ』は一般書店では買えません。
コチラから注文できます。

これが今の私、ってことやね。

数日前にたまたま行き着いて読んだブログの記事です。
ココ。
今日もまぁいろいろあって、いろいろ考えたりもしたんですが、私は特に自然派志向が強いわけでもないので、旦那さんが自然農をやっているけれど、結構なぁなぁな生活が続いております。
さすがにお米とお野菜は自然農のお野菜だし、肉食をほとんどしていないので、パッと見は自然派っぽいんですが、実情はいい加減なもんです。
いまだに本当は田舎よりも街の暮らしの方が好きな自分もいるし。
頭で分かっていることと、心からそう思うことは違うってことですな。
身体からも心からも、なかなか『毒』は抜けんのです。

頑張れ息子

昨日初めて1人でデイサービスに預けられたアキオさん。
最後の30分は大泣きだったそうです。
家に帰ってきた時、目に涙いっぱいにしながら「ぷーゆ。ぷーゆ。」と言ってました。
多分、プールのことだと思うんですが、息子の頭の中では『デイサービスのおうち=プール』になっているようで、何やら彼なりに言いたいことがあったみたいでした。
んー。
プールのおうちで寂しかったよ、ってことかな?
で、本日。
私は10時から美容院に行きまして、11時には美容院を出ることができました。
その美容院からデイサービスのおうちまでは歩いて数分なので、顔を出しに行ってみました。
すると、アキオはちょうど先生に抱っこされながらのお散歩から帰ってきたところでした。
お母ちゃんに気づくや、べそ顔でお母ちゃんに抱きついてきました。
(その後はプールで元気に遊んでましたが。)
今日はもう最初の10分でダメだったそうです。
そっかー。
気が強い子だけど、やっぱり普通の子だったかー。
なんか、母としてはカワイイやら面白いやら。
先生には手間をかけさせちゃうけど、こうやって毎日泣くのも経験なんで、それはそれで良いことでしょう。
先生によると、だいたい慣れるまで2週間かかるそうなんで、毎日べそかいて頑張れ息子、って感じですね。

母もデイサービスの見学に行ってきました。

今日の午前中、障害児デイサービス『樹』に行ってきました。親子3人で。
役所での手続き上は明日(8月1日)からってことになる予定なんですが、サービスで「月曜日からも来ていいよ。」と『樹』の先生(マスミさん)に言ってもらってたので、私の見学がてら行ってきたのであります。
施設は一軒家です。
ウチが借りている一軒家と同じくらいの広さかな。(名古屋のアパート暮らしから移ってくると「とても広い。」という感覚になるくらい、って言ったら分かってもらえるかしら?)
広めの庭には土の小山やブルーシートで作ったプールもあり、アキオなんて到着するやいなや服のままプールに入ってしまいまして、「紙オムツがぶよぶよになる~~。」と、お父ちゃんが慌ててオムツを外しに飛び出さなくてはなりませんでした。
家から庭へ降りるスロープも木製の手作りのようで、まっ平らではありません。
ちょっと継ぎ目というか、ひっかかりがあるんです。息子にとってはそれが丁度良いんですな。
アキオさん、金曜日には手を持ってもらわないと降りられなかったらしいんですが、今日は始めっから1人で「えいしえいし。」と言いながら降りてました。
そんな小さい出来事でも、「今日は1人で降りれるようになったね~。すごいね~~。」とマスミさんはニコニコしながら教えてくれました。
夏休みということで、今日は午後からの学童の子が2人来ていました。
1人は自閉症のお兄ちゃん、1人はダウン症のお姉ちゃんでした。
お兄ちゃんは、ちょっと自閉症が重めのようだなぁ~、と見ていてすぐに私も気がつきました。
なので息子との関わりはありませんでした。
自分より少し大きいお兄ちゃんに遊んでもらうのが大好きな息子にとってはちょっと残念。
お姉ちゃんの方はというと、これがもう対照的なくらいでして、ずーーーっとおしゃべりしっぱなし。
特にウチの旦那さんを気に入ったらしく、ずーーっと旦那さんにくっついてしゃべりっぱなしでした。
ということで、アキオはお姉ちゃんにもあまり遊んでもらえませんでした。
でも、もちろん施設のお姉さんと一緒にいっぱい遊んで息子は本当に楽しそうでした。
…そして、家の中で2回もおもらしをしてしまいました。息子くん。
2回目は畳みの上のオシッコを見て、「ちー。」と言ってました。あれは確認してたのかしら…。
春から徐々にトイレトレーニングっぽいことを始めたけれど、悪阻で中断→逆戻りしていたので、「こりゃ先生の力も借りちゃお。」とこっそりニヤリな母なのであります。
2時間のデイサービスの間、のびのびと自由に遊んでいる子どもたちを見ていて、先生たちはやっぱりスゴいなぁ~と思いました。
母親だとダメですよ。
つい「もうやめようよ。」とか「こらー。」とか言っちゃいたくなりますもん。
見習いたいけれど、ちょっと無理っぽいので、やっぱりここは先生方にお任せですな。
有り難いことです。
そうそう。
マスミさんに「アキオくんはよく発達してるね。」と言ってもらいました。
赤ちゃんの時には名古屋のセンターの赤ちゃんクラスに少し通ってたので、他の子たちと比べることもできましたが(と言っても赤ちゃんなのでみんなそんなに変わらんかったしな。)、今は療育などにも行ってないので、他の子たちと比べる機会がないのです。
他のダウン症児と比べて優劣を見たいわけではないのですが、第一子で私自身が他に子育ての経験も無いので、確かにこの子の発達が良い方なのか遅れている方なのか、なんてことは実は見当がついていなかったのです。(タァちゃんとはたまに会ってるけど、1対1の比較なんて意味ないことって分かってるしね。)
いいかげんな親だなぁ、と思われるかもしれませんねぇ。てへ。
でも、仏さまのご加護がある子だから全然心配はしていないのですよ。
なので、余計に今まで必死になって療育をしなくちゃ、などという感覚にちっともならなかったわけですが…。
ですから、たくさんの障害児を見てきたプロの客観的な意見を聞けたのは新鮮でした。
こういう子たちは、どうしても周囲の大人が過保護になりやすいんだそうです。
アキオの発達具合を見たマスミさんは、私があまり過保護にしてこなかったね、みたいなことを笑って言ってくれました。
あー、それは私がそんなに丈夫じゃなかったからだなぁ、と思いました。
もちろん、愛情はたっぷりかけてますよ。
でも、過保護にするだけの体力はあまり無かったのです。
どっちかって言うと、お父ちゃんの方が精神的に過保護なくらいですもん。
マイナスだと思ってたことが息子にとってはプラスに働いてたのかなぁ、と思うと変な感じです。
人生、やっぱり計算通りにはいかんですね。面白いもんです。
とにもかくにも、息子的にも母的にも、丁度良いタイミングで良いところが『向こうからやってきた』みたいな感覚になってます。
これもアキオのお徳なんだろうなぁ。
有り難いことです。

友人の息子くんはタマムシやらカエルやらセミの脱け殻やらに大興奮だった。

悪阻のピークは過ぎた感がありますが、まだまだ気持ち悪さに耐える時間も多い今日この頃。
タァちゃんママは「ある日ピタっと悪阻がなくなった。」と言ってましたが、私は前回フェードアウト型だったので、今回もそんな感じです。
もうちょっとの辛抱だ。多分。
悪阻がだんだん収束に向かうのと平行して、しんどさもちょっとずつではありますが軽くなってきています。
ですから、友人のチカチカから「明日一家で遊びに行っていい?」と昨日メールが入った時に、きっと大丈夫だろうとOKの返事をしました。
というわけで、今日の午後は賑やかでした。
みんなで田畑にも歩いて行きました。
しんどくなってから田畑に散歩に出てなかったんですが、賑やかな子どもたちのパワーにつられて倒れることなく楽しく散歩することができました。
その散歩の途中、チカチカの息子くんがタマムシを捕まえて見せてくれました。
虫が苦手な私ですが、さすがにキレイだなぁ~と思いました。
そう思える自分にちょっとビックリでありました。
家の中では子どもたち(もちろんアキオも!)が追っかけっこしたりしてましたが、ちゃんとお手伝いもしてくれました。
手動で小麦を挽くお手伝いをしてくれました。
……でも、チカチカの旦那さまが一番頑張ってくれてた気がするなぁ。どうもありがとうございました。
5時くらいにチカチカ一家がお帰りした後、ちょっと目を離したスキに息子はすぐに寝てしまいました。
(21時現在も寝ている。夕食も食べずにこのまま朝まで寝ちゃうか?)
お姉ちゃんお兄ちゃんに遊んでもらってすごーーく楽しそうだったので、脳みそも身体も疲れたんでしょうね。
心地よい疲れ、ですな。きっと。

生命について、自分がどう捉えているのか。

まぁ、まずコレを読んでみてください。
読みましたか?
私がお世話になることになった産婦人科の吉村先生は、本当に医療行為が必要な妊婦さんというのもいる、と言っています。
しかし、例えば3日もかかるようなお産でも、医療行為(帝王切開とか)が必要ではないお産なら、じっと赤ちゃんが生まれてくるのを待っていてくれます。
その代わり、妊婦は産気づくまでしっかり身体を動かして、粗食を心がけ、リラックスして生活するように、と指導されます。
それが自然なお産への道なのだそうです。
しかし、普通の産科では、3日もかかるようなお産の場合は帝王切開になるのが普通です。
お医者さんの経済的な理由もあるようですが、なにより『何かあった時が怖い』からだそうです。
お産というのは『絶対に安全なもの』ではありません。
吉村先生だって、全責任を背負いつつじっと待っていらっしゃるのです。
その覚悟たるや、ちょっとやそっとのものではないはずです。
産科はリスクが高いものなのだそうです。
ですから、お産をコントロールすることが「訴えられないため」にも必要となってくるわけですね。
どうして、私達はいつの間にか医療に完全を求めるようになってしまったのでしょうか?
どう考えても「それはどうよ?」というお医者さん(病院)も確かにいるとは思いますが、「そんなことで訴えられたらたまったもんじゃない。」という場合も最近は多いと、私も耳にしてます。
しかし、私の中にも『自分の身体を科学的に把握したい』という欲求がずーっと存在しています。
自分の身体は自分で把握してコントロールしていたい、体調不良の原因をつきとめて治したい、という欲求です。
身体は自然そのものであるはずなのに、小我の私ごときがコントロールしたいと切実に願い続けているのです。
愚か過ぎですな。
ということに気がついたのが、吉村先生のところに行ってからでした。
今だに続く体調不良とそれに伴う憂鬱感は、その欲求を手放さない限り続くなぁ~、と気がついたのです。
私の場合は、矛先が自分に向いてたからまだいいけれど、これが外に向いていたら更に大変だったろうなぁ、と先の記事を読んで感じたわけであります。
それは、多くの人にも潜在しているものかもしれませんね。
私達はあまりに多くの思い込みをしています。
それが『思い込みである』と、1つ1つ気づいていくことが大切なんだと思うのですが、どれが思い込みなのかさえ分からんのですから厄介です。
けれども、生命とは何かを、(いわゆる)スピリチュアルな面から見つめていくことを続けるとか、感謝の心を持ち続けること、神様に心を向かわせることなどで、少しずつ気づかせてもらえるもんなんだろうなぁ、と楽観的に捉えております。
てか、それしか道を知らないの。

田植え後一カ月

2006tanbo1
なんだか本当に慌ただしく久しぶりの記事になってしまいました。
早速田植え後一カ月の田圃の写真です。
こちらは自然農一年目の田圃。
昨年は小学生が慣行農法で大豊作だった田圃です。
冬に荒起こしをしてあった状態からスタートしました。
田植え後2週間目に一度除草に入ったのですが、もうすでにこの状態です。
2006tanbo2
一方こちらは自然農二年目の田圃。
何年もトラクターで起こされて草を抑え続けられていた田圃を昨年春から自然農でやっています。
昨年は裏作で裸麦と小麦を作りました。
麦は株を長めに残して刈り取り、田植え時には踏み倒しながら田植えしました。
2006tanbo3
麦の亡骸が見事に他の夏草を抑えています。
こちらの田圃は田植えの後一回も除草に入っていません。
この先もチョコチョコと草を抑えるだけでどうにかなりそうです。
すごくありがたいです。
で、収穫した小麦なんですが脱穀も済みまして毎日食べています。
2006mugi1
小麦はやっぱり粉にひいて使います。
高かったんですがどうしても欲しくてオーストリア製の製粉機を手に入れました。
これでゴリゴリゴリゴリとひたすらひきます。
2006mugi2
ひいた小麦はふすま入り全粒粉のままホームベーカリーに放り込み、
塩と水と少しのバターを入れ、ドライイーストをセットしてフランスパンコースで焼きます。
こねが始まるとこんな写真の状態になります。
2006mugi3
フランスパンコースは7時間もかかるんですが焼き上がるとこんな感じです。
うちの小麦のメインは農林61号です。うどん向きの中力粉なので膨らみはこの程度です。
思いっきり重たいハードパンです。
2006mugi4
切り口はこんな感じ。
このパンをできるだけ薄切りにしてカリカリに焼いて食べるのが最近の我が家の朝の定番になりました。
このホームベーカリー実は頂きものなんです。
大活躍してます。Hさんありがとう。

障害児のデイサービス

そうそう。
アキオさんは、8月から『0歳からの障害児デイサービス』に行くことになりました。
近所にね、できたんですよ。
なんと、以前に日記にも書いた『自然の中で健常児も障害児も一緒に育てる』という共同保育園の園長を長年されていた方が開いたデイサービス施設なのです。
それもウチの近くなんですよーー。
アキオさんってば、先方から「ぜひ来てね。」と誘われちゃいまして、お父ちゃんが息子を連れて行ってきたのです。昨日。
お父ちゃんの話しを聞いてみたら、想像通りのいい感じなデイサービスなのですよ。
まぁ、その元園長さんとも顔見知りになってましたし、その施設の母体であるNPO法人の他の施設のことも知ってましたから、いい感じなのは当然なんですがね。
もーー、息子さんってば、大喜びだったそうな。
息子ももうすぐ3歳だし、動きの悪いお母ちゃんにイライラする毎日を過ごすよりも、午前中2時間だけど、家族以外の人たちと楽しい時間を過ごすことができるってのは、ものすごくプラスだと思ってます。
それに、私ものんびり家事ができるし、なにより妊娠してる今だからこそとても有り難いです。
というわけで、早速、昨日のうちに役所に行ってきました。
障害者自立支援法ってのがあるからね、ちゃんと役所で手続きしないといけないのですよ。
で、障害者自立支援法ってのがあるからね、施設利用のたびに1割負担せんとあかんのです。
…って、アキオさんの場合は、1回500円なり。